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まとめ記事(コンテンツ)
麺屋 魔裟維さん
2016/10/28
機械遺産の旅 Vol.4
㈱矢野特殊自動車という会社をご存知でしょうか?
大正11年(1922年)に創業した福岡県糟屋郡新宮町に本社を置く総合特装車メーカーで冷凍車・タンクローリー・車両運搬車を製造しています!
今回の主役はその創業者である故矢野倖一氏が作り上げた現存する国産最古の乗用車【アロー号】の登場です(^-^)
故矢野倖一氏と自動車との出会いは、1912年に壊れた一人乗りの三輪車『ド・ディオン・ブートン』の修理と2人乗りへの改造を依頼されたことに始まります。
3.5馬力単気筒のエンジンやトランスミッションはそのまま使用したものの、他は殆どがハンドメイド・・・ラジエーターパイプは一本一本、銅板を巻いて作り、丸ハンドルを付け、クラッチやキャブレターは交換、アルミ板張りのボデーと折り畳みの幌は完全に自作されたとか(#^.^#)
そして1912年12月にに故矢野倖一氏は準国産の自動車の設計に取り掛かります・・・全長2.6m、ホイールベース1.8m、水冷4サイクル2気筒、排気量1000cc、10馬力のエンジンを積んだ4人乗りの幌型、構想としてはT型フォードを縮小したような設計図だったそうです( ̄▽ ̄)
シリンダーは鋳造で作り、ピストンリングも加工法を案出し、ベアリングは極軟鋼材を切削加工・・・当時は溶接技術が未発達のため、溶接が必要な部分はハンダ付をしたそうです!
ただ、タイヤやプラグ、マグネットなどは外国製品・・・1915年にようやくシャーシーが完成したのですがエンジンの不具合が(^-^;
陸軍のエンジニアに見てもらいキャブレターの不具合が原因と判明・・・上海でゼニスのキャブレターを購入し、アロー号が完成したのは大正5年(1916年)8月24日、矢野倖一、24歳の時だったそうです(*^^)v
【アロー号】の公開場所
福岡市博物館
●開館時間: 9:30~17:30(入館は17:00まで)
●観覧料: 一般200円、高・大生150円、※中学生以下無料
●休館日: 毎週月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
●住所: 〒814-0001
福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
●電話番号: 092-845-5011
●HPアドレス: http://museum.city.fukuoka.jp/
●交通機関: 市営地下鉄西新駅から徒歩15分、博多駅から西鉄バス約35分、天神駅から西鉄バス約20分
大正11年(1922年)に創業した福岡県糟屋郡新宮町に本社を置く総合特装車メーカーで冷凍車・タンクローリー・車両運搬車を製造しています!
今回の主役はその創業者である故矢野倖一氏が作り上げた現存する国産最古の乗用車【アロー号】の登場です(^-^)
故矢野倖一氏と自動車との出会いは、1912年に壊れた一人乗りの三輪車『ド・ディオン・ブートン』の修理と2人乗りへの改造を依頼されたことに始まります。
3.5馬力単気筒のエンジンやトランスミッションはそのまま使用したものの、他は殆どがハンドメイド・・・ラジエーターパイプは一本一本、銅板を巻いて作り、丸ハンドルを付け、クラッチやキャブレターは交換、アルミ板張りのボデーと折り畳みの幌は完全に自作されたとか(#^.^#)
そして1912年12月にに故矢野倖一氏は準国産の自動車の設計に取り掛かります・・・全長2.6m、ホイールベース1.8m、水冷4サイクル2気筒、排気量1000cc、10馬力のエンジンを積んだ4人乗りの幌型、構想としてはT型フォードを縮小したような設計図だったそうです( ̄▽ ̄)
シリンダーは鋳造で作り、ピストンリングも加工法を案出し、ベアリングは極軟鋼材を切削加工・・・当時は溶接技術が未発達のため、溶接が必要な部分はハンダ付をしたそうです!
ただ、タイヤやプラグ、マグネットなどは外国製品・・・1915年にようやくシャーシーが完成したのですがエンジンの不具合が(^-^;
陸軍のエンジニアに見てもらいキャブレターの不具合が原因と判明・・・上海でゼニスのキャブレターを購入し、アロー号が完成したのは大正5年(1916年)8月24日、矢野倖一、24歳の時だったそうです(*^^)v
【アロー号】の公開場所
福岡市博物館
●開館時間: 9:30~17:30(入館は17:00まで)
●観覧料: 一般200円、高・大生150円、※中学生以下無料
●休館日: 毎週月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
●住所: 〒814-0001
福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
●電話番号: 092-845-5011
●HPアドレス: http://museum.city.fukuoka.jp/
●交通機関: 市営地下鉄西新駅から徒歩15分、博多駅から西鉄バス約35分、天神駅から西鉄バス約20分
関連情報URL : http://www.yano-body.co.jp/history/
Posted at 2016/10/28 06:44:49
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