下ろしたヘッドの燃焼室側です。
いつもの如く左上1番、右上2番、左下3番、右下4番です。
高々3000㎞程度でも結構汚れるものですね。もう気にしないことにします。

で、例の如く洗浄しました。
この後この子はバルブガイド打ち替えの為に外注に出しました。
本当は自分でやろうと道具も用意したんですが、なんとガイドにバルブが入らないと言う想定外が起きましてコンマ何ミリレベルでガイドの穴を拡大する必要に迫られたんでサクッと外注です。

次にオイルパンを外します。
この前はオイルポンプがありましたが、それを外すと写真の光景です。
クランクシャフト様のお出ましです。
エンジン自体は下ろせないのでピストン外すために上から下からアクセスします。

ピストンとコンロッドが外れました。

ちなみにこれは1番シリンダー
もちろん汚れてはいますが思いのほか問題無さそうですね。
クリーニングしてピストンリングとメタルを替えてあげればまだまだ大丈夫そうです。

これはコンロッドのクランクシャフトに固定する部分。
割れているという写真ではなくて、そもそも1つの鋳物を割って作っているんですね。当然1対1でしかはまりませんし、ずれも出ません。

もう使わないと思いますが一応洗浄してみました。

これは以前交換してそのまま取ってあったノーマルバルブです。
上が1番、下が2番どちらも左が洗浄液に浸けただけの状態、右はそれをワイヤーブラシでこすったものです。
やっぱり2番はオイル混じりなのか同じようにこすってもなかなか同じようには綺麗になりませんでした。