40年前のゲームセンターにあった
テーブルゲームを1台持ってます。
ブラウン管の完動品、ギャラクシアンの基盤を
入れています。
いつもはサイドテーブルとして使っていますが
100円入れるとプレイ出来るので、
貯金箱としても使っています。
しかし、家内が集金箱のカギを持っていて
時々くすねているらしく貯金できません。




100年以上前のものになるとアンティークになるので、今回の投稿はレトロです。
以前、立て続けにレトロな出来事を体験しました。

アヴァンタイムで群馬のわたらせ渓谷沿いを走っていると、レトロ自販機の
店を見つけました。
存在は知ってたのですがほぼ偶然に見つけた、という感じです。
とりあえず、アヴァンタイムを停めて入ってみます。


こんな感じの店。渓流沿いの道にポツンとあります。
中は昭和時代のレトロな自販機を置いているだけのお店です。
「丸美屋自販機コーナー」という名称です。


すごい、昔の自販機がずらっと並んでいる。
こういうのあったなあ、と郷愁にかられるものがありますな。
田舎のアイススケート場で、てんぷら蕎麦を買ったことあるよ！


懐かしいので蕎麦を購入してみます。
コインを入れると、うお、液晶ではない！
ノスタルジー！


1分ほど待てば自販機から器ごとホカホカな蕎麦が出てきます。
てんぷら蕎麦ときしめんを注文。
1皿300円。　駅蕎麦よりパフォーマンスものすごく良いな！


ツナトーストも頼んじゃおう！
焼いてるトーストをレンジで温めるのではなく、コインを入れると本当に
生パンを焼き始めるシステム。
なのでぐにゃぐにゃのパンではなくしっかりカリっとしています。


しかしものすごく熱くて私はアルミホイルがはがせない！超高温。
家内よ、お前よくここまで熱いものを触れるな。
やっぱり料理とかする人間は指先とか熱さへの抵抗力あるんだな。
わたしゃ抵抗力ゼロだわ。



と、丸美屋自販機コーナーを偶然見つけてのち、
千葉の霞ケ浦へ行くことがあり、ネットでいろいろ調べていると、
今度は「あらいやオートコーナー」というレトロな弁当自販機が
あることを知る。
これは霞ケ浦行ったついでに立ち寄ってみなければ！


用事が終わった後、自販機弁当が楽しみで（けっこう美味いらしい）、
腹を空かせて夜中に向かいます。
あった。これか！
すごいな、よく今でもちゃんと動いているな！
驚愕に値するメンテナンスだ。


が、なんと、弁当は本日売り切れ。
マジか！腹減ってるのに！！
夕ご飯にしようと夜に来たのが失敗だった…。
ここは早めに来ないと売り切れてしまうようだ。


ネットで画像を拾いましたが、こんな感じの緑のシートでくるまれた
お弁当が出てくるようです。
美味そうじゃないか！！食いたかった…。


唐揚げ、生姜焼き、とんかつの弁当があるらしい。
残念…食いたかった。



レトロなことが続くとどうも目が同じようなものを追ってしまいます。
ある日、中央線が高架工事のため三鷹～立川間が運転休止。
なので仕事場に行くのに遠回りして西武線で帰宅途中、
西東京市の銭湯「妙法湯」へ立ち寄ってみました。
入浴料450円。


ここは昭和レトロが残っている銭湯で有名。
会社帰りにひとっ風呂ってのもオツではないか。うい。
寒い時期だったので早く温かい湯に入りたいと中に入ると、そこはもう昭和。
しかも40年代で止まっているような昭和でした。


テーブルゲームも置いてる。
そうそう、昔の銭湯はテレビゲーム置いてたわ！確かに！
懐かしいな！


テレビゲームだけでなく、駄菓子屋の前にあったコインゲーム豊富。
何者なんだ、この銭湯は！
ゴールまで行くとちゃんと板ガムが1枚出てきました。


しかもこの銭湯、変わったことに男湯、女湯ともに風呂の中に桜の木が
生えています。
なんと、風呂に入りながら花見もできるという。


奇跡の綱渡りのような感じでそのまま生き残ってる風呂屋だな。
レトロが滅んでいったとしても、まあそれはそれで一つのロマンと思うけど、
願わくばそれが少しでも先に延びてくれれば、少なくとも私のような
年代の人にとっては嬉しいなぁ、と思う。
実際、大学時代を思い出して気分が高揚しちゃったよ、
という私はもう51才。半世紀生きれた。