五箇山にある合掌造りの家屋で
とある車仲間のオフ会してきました。
現地集合現地解散で！
遺産クラスのかやぶき屋根に一泊。

当日はミニで富山まで向かいました。
これは私が幹事だったのでその記録です。







ミニはがんばって良く走りました。
片道450ｋｍもノントラブルでエンジンいい音出してた。
ルーキーの黄色いマフラーの音、たまらん！
9時東京出発で、15時には白川郷まで到着です。


五箇山の片隅に無名舎という合掌造りの家屋があります。
そこが目的地。
ここはとある大学のOBなら大学に申請して使わさせてもらえる特殊な宿なので
格安です。1人一泊1800円！


この辺りは日本一の豪雪地帯で冬季は営業中止、5月から9月の4か月間だけを
家屋を貸し出しています。
今季初の利用客が我々なので、まだ管理人のおばちゃんが最初の掃除中だった。


最初に到着、幹事ですから。
おばちゃんから家屋の説明を受けます。
囲炉裏に火をおこし、部屋を暖かくして皆を待ちます。 5月は結構寒い。


この家屋に泊まりますが、ここは旅館と言うわけではありません。
旅館でないので食事は無しで素泊まりの自炊です！
炭は白炭というけっこう良い炭を持参したよ。


夕方くらいにオフ会参加者が続々到着してきます。
今回は比較的若い連中の車オフ会だから車が渋くないｗ。
渋い車はロドスタNAとミニ2台だけだった。




家族もOKのオフ会にしたので今日は大人数です。
小さなお子さんもいます。


酒や食材買って来る人達も到着したし、時間も時間なので夕食の準備開始！


まあキャンプオフ会みたいなものですね。自炊だし。
参加者全員で取り掛かります。
とは言ってもガスや電気、鍋や茶碗類、寝具等はすべてそろっています。
炭はないけど薪は表に重ねているものを使い放題。


メインの鯛めし完成！　
富山湾の豊富な魚介類は絶品でした。


車エビの塩焼きや、サンマやメヒカリの塩焼き。
猪鍋、鹿肉のソテー、おひたし各種、飲み物は冷えたどくだみだ！
どれもウマー。


みんな揃っていただきます。
今回、浴衣か甚兵衛を持参することを必須にしたので時代劇のようですね。


ほらね。


飯食い終わっても酒の時間は続きます。
囲炉裏を囲んでどぶろくを湯呑茶碗で飲むってのが渋かろ。
風呂もありますが、近所の日帰り温泉に行きたい人は自由に行ってらっしゃい！


眠くなればふすまで仕切られた部屋は4つほどあるので、適当な場所に布団しいて
ご自由に眠てくださーい。小さなお子さんもいるしね。


夜中、酒のつまみはサザエのつぼ焼き。素晴らしい。
人数分確保できなかったので、夜に酒飲みたいヤツだけの特別食材。


夜も更け、家内も寝始めたので今日はおしまい。



次の日も最初は朝食準備から。
昨日の残りのご飯で作った握り飯と、富山湾の名物「のどぐろ」の干物だ。
のどぐろって初めて食ったけど、すごい脂乗ってる深海魚だな！
ウマー。


無名舎、トイレは昔の日本家屋とおなじく外にあります。
夜中にトイレに外に出ると無音。
「シーン」という音が聞こえるほどに静かだった。


でもトイレはウォシュレット付き＆小屋暖房付きの最新版。
よかった、心がすさむトイレじゃなくて。


かやぶき屋根は国から補助金が出てるのでなんとか維持できるけど、
2年に一回は屋根の張替をしなければならず800万くらいかかるらしい。
おばちゃんがたいへんだと言ってた。
そりゃそうだろうね。


朝飯食ったら皆で簡単に家屋を掃除します。
参加者の皆さま、かやぶき屋根に一泊、楽しんでもらえたでしょうか。




旧いかやぶき屋根の合掌造りとクラシックミニ、似合うね！


朝飯食って掃除が終わると解散です。
千里浜海岸を走りに行く人たちもいれば、原発見に行くグループもいたり、
白川郷観光へ行く家族もいて、各自自由行動ですです。
私が多くの車で連れ添って走るのがあまり好きな人間じゃないから。
もちろん数台でつるんで走るのは良いのですが、参加者全員で数十台が隊列を
組んでツーリングするのは危ないだけじゃん。ねえ。
目的地は決まっているけど行き方は自由で。
場所決めてそこで集まり、自分たちの車談義するのが一番楽しいと思ってます。
全員で集合写真は撮りますが、基本は現地集合現地解散で！



幹事の手伝いしてくれたグループだけ残って、無名舎を貸してくれてた
おばちゃんにお礼を言って、支払いをして、ちょっとした手土産をお渡しして
東京に向けて帰宅しました。



あー幹事疲れた。
でも結構楽しかった。
どうだ、宿泊費が格安なので、ほとんどが食費と交通費だけで済ましたぞ！
えらいだろう。
あ、全員に必須で買わせた浴衣代もあったな。
私の番は終わったので次誰か幹事してね！