まとめ記事(コンテンツ)

2019/06/09

(VWポルシェ)岩手・国見温泉 +α

まだ914を抹消登録する前、
岩手まで長距離旅行した時があります。
楽しんだのは、吹上温泉、国見温泉、
藤七温泉、松川温泉の4か所。

最終日にギアのリンケージが外れて
2速に全く入らなくなるトラブルが
ありましたが、何とか無事に帰宅
出来ました。








914で一泊二日の東北の温泉へ。
渋滞、油温が不安なので平日に休み取って出発。
914は2人分の荷物もかなり入ります。前にも後ろにも。


でも後ろのトランクは広いけど浅く、外したデタッチャブルトップは
後部トランクに奇麗にはまりますので、入れるものを選びますね。

<↑画像はウェブから拝借>


まずは日帰り入浴目的で「吹上温泉」へ向かいます。
吹上温泉は岩手じゃなくてぎりぎり山形ですね。
ここは一回入ってみたかったのよ。


吹上温泉と書いてますが、鳴子温泉郷の鬼首温泉でも通じる、やや入り組んだ
場所にある温泉です。
(吹上温泉と言う名前の温泉は北海道にもあるので鬼首温泉の方が通じるかも)
露天の目の前に滝があり「湯滝の落ちる仙人風呂」という滝も全て温泉です。
じゃあ入ってみよう!


さすがに、滝の湯はちょっとぬるい。
夏は問題なさそうだけど、秋~春は寒いかもしれないな。
尻焼温泉は冬でもかろうじて入れる湯温だったけど、ここは冬はキツイだろうな。


なかなか豪快な見ごたえの温泉でした。
東北は滝の温泉が湧いてるところが多いね。
泉質は珍しいpH8.5のアルカリ性の純食塩泉。



次は宿泊する「国見温泉」へ。
うーん、雨が降ってきた。
が、そこはタルガトップの914。
グラスファイバー強化プラスチック製の着脱式ルーフセンターパネルは
雨漏りを許しません。
でもフロントガラスはデフ全開でも曇るけど。


国見温泉へ到着。
奥羽山脈のただ中にある秘湯で2軒の宿がありますが、
今日は「石塚旅館」の方へ宿泊。
湯の色は美しいエメラルドグリーン!この湯を見たかった。珍しい。
まるでバスクリン入れてるみたい!!
この温泉も混浴です。


底に白い湯の花が大量に沈んでいるため、湯船に入って動くといきなり
透明度の高いエメラルドグリーンが濁ったうぐいす色に変化。
これまたキレーだな。
長野の熊の湯温泉も五色温泉も緑色の湯をキャッチコピーにしてるけど、
ここまで透明度の高い緑色じゃないな。


泉質は含硫黄炭酸水素塩泉ですが、ここまでグリーンなのはこんな理由らしい。
「温泉に含まれる炭酸カルシウムと硫黄の微粒子がレイリー散乱で青く発色し、
 これに多硫化イオンの黄色が混ざると緑色になる」(東邦大学の分析)

温まる良い湯です。鉱物的な香りも良い。良質温泉です。

朝風呂にも入ります。
朝からこんな極上湯に入れるのは幸せの極みです。
昨日の夜に雨はやみ、今日は朝から晴天です。


朝の太陽光線でお湯が輝いてる。まぶしい。
この緑の湯は飲泉可能ですが、味は非常に不味い事で有名です。
おそらく日本一まずい温泉でもあります。
香りは良いのに味はまずいとか。ままなりません。


ちなみに動物専用の立ち寄り湯もありました。
シバワンワンが入浴中でした。気持ちよさそうだな!

国見温泉の極上湯は私の中でも5本の指に入る泉質です!


次に八幡平をぎゅんぎゅん登っていくと山頂付近にある「藤七温泉」に到着。
ここは標高1400mにある東北一高所にある天然温泉です。
寒いなー。雪が残ってる。
でも暑いより良い。914のエンジンもパンパン火を噴いておらずちょうどいい。
ここは、こりゃまた年季の入った渋い山小屋だな!


ここは別府の明礬温泉のようなどろどろの泥湯の単純硫黄泉です。
バスタオル巻きOKなので女性には優しい混浴露天風呂。


ものすごいきめ細やかな泥。思わずパックしてしまいます。
それに全くいやなにおいも無し!
この手の泥湯の温泉は日本各地(特に九州)にありますが、
粘度の高い湯は清掃がしにくい温泉であり、人の髪の毛が
多量に沈殿してて泥が非常に臭い温泉もけっこうあったりします。
でもここは合格!!不合格の温泉達はあえて書かないけど、
泥湯でここまでの極上泉はここ藤七温泉と別府の明礬温泉だけだと思う。



移動中。
まだ914は快調!
バタバタうるさい空冷フラット4エンジンだけどスポーツカーしてるよ。


「松川温泉」に到着。
ここは途中に急坂があって、冬期は路面が凍結して通常のバス走行が
困難になるため、四輪駆動のボンネットバスが代走することで有名。
峩々温泉と並び一部クラシックバスマニアに好まれてる温泉です。


泉質は珍しくない単純硫黄泉なのですが、ここは日本初の地熱発電所があり、
地熱発電所から湯を得られる一風変わった温泉です。


温泉宿のすぐ後ろに地熱発電所がどーんと鎮座してますね。
なんかスチームパンクの世界です。
こんな風景の温泉地なんてなかなか見れません。

<↑松川温泉のパンフレットから拝借>

残念ながら今日はそんなに煙が出てなかった



目的の三湯に入ったので、ここからは東京に向けて帰ります。
この辺りでなんかシフトがうまく入らないなー、とか漠然と思っていました。
でもあんまり気にしなかった。


帰宅途中、宮城県の蔵王に立ち寄り「蔵王キツネ村」に行ってみました。


キツネは目が悪いので、昼間はほとんど薄目にしてます。
夜は普通に開きます。
だからよくあるイラストではキツネは一本線の目なんですね。
他の夜行性動物は瞳孔の大きさを変化させて対応しますが、
キツネは人間と同じく大きな部分を瞼の開閉で調整するみたいですね。


キツネの中に数匹、真っ白い個体がいます。
理由はわかってないのですが、自然界ではほとんど見ない個体でも、
人間が繁殖させてると不思議と白い個体が生まれてきだすそうです。
(アルビノ、と言うわけはありません。毛が白い個体です。)
これは牛でも馬でもヤギでも、そして犬猫でもそうです。
茶色ばかりの牛の群れを人間が養殖してるといつの間にかホルスタインが
増えていくみたいです。親の掛け合わせは関係なく。不思議ー。


お立ち台の上からエサを見せると、みんなが一斉にこちらを振り向きます。
おお、ちょっとしたロックスターの気分が味わえたりする。
エサだぜベイベー。



キツネ村を後にして東北道を帰宅中、なんとシフトがうまく2速に入りません。
おいおい。なんかリンケージが外れちゃったようですね。
後ろから見るとマフラーもずれちゃっていますね。
工具ゼロ!トラブルー!!
しかし入らないのは2速だけで、その他のギアにはちゃんと入るので
回転数合わせて走り、大きな問題は起こらずに帰りました。
ちょっと怖かったけど。

なんとか無事帰宅できました。
後日、工場入りするまでもなく自宅で直せました。
ついでにCVジョイントも壊れてたようなので修理しましたが、それはまた
整備手帳にでもアップします。

ジャッキアップして下に潜り込んでの作業してる時、
サビ粉が目に入ってしまってしばらく眼帯のお世話になりました。




ポルシェ 914は今年2019年の5月20日でデビュー50周年。
なので先月中に復活させようと思いながら、いろいろな要因で断念。
もう少しガレージのオブジェになっててもらうことになっちゃいました。
が、意地でも絶対復活させます!


Posted at 2019/06/09 00:01:27

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