まとめ記事(コンテンツ)

2015/05/19

F-Typeのアルミボディ

Jaguarのアルミボディは
2003年のXJ(X350型)が初出。

F-Typeで4世代目となります。
フロアの一部分等を除き、
ほぼ全てがF-Type用の専用設計。

AC300(※1)、及びAC600(※2)という
2種類のアルミ合金を使用。

※1 AC300:イヴェノリス社が開発。軽く衝撃吸収性が高い。
ACとはAnti-Corodai=防食性を指す

※2 AC600:成形性が高い。
欧州でアルミニウムアワードを取得した合金。
一般的なアルミ合金と比べ強度が20%高い。

アルミの接合には溶接を用いず、セルフピアシングリベット(※)と
構造用接着剤を使用。リベット数は2500以下に抑えられているとのこと。

※ 単純に穴を開けるのではなく母材に食い込ませて使用するリベット

これは、↓画像左右の銀色の部分を良く見ると確認できるかと思います。


サスペンション支持部を含めてアルミ鋳造で
一体成型されているのも見所です(タイトル画像参照)。

ホワイトボディの重量は261kg。
ポルシェ911が250kgであることと、車体サイズを考えると脅威の数字です。

最終的な重量がポルシェ911の1500kgに対して、F-Typeは1730kg。
これは、装備が230kg分も多くの装備が乗っているととるか、
(走行性能に)無駄な装備がそれだけあるととるかですね(`・ω・´;)
Posted at 2015/05/19 23:01:11

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