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まとめ記事(コンテンツ)
タッチ_さん
2014/12/03
新たなマツダ・パフォーマンス・シリーズ(MPS)への興味
あ、MPSって"マツダスピード"の海外モデルの呼称ね(^_^;)。
去年の10月から11月に掛けて、デビューしたてのBMアクセラに託けて、BLアクセラにあった"マツダスピード"が出るのか出ないのか?なんてお題でブログを書きました。
リンク:アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方
そのときの結論は「直ぐには出ないだろう」だったのですが、その心は「マツダじゃ色々と検討はしているのだろうけれど、直ぐには結論が出ないだろう」から(^_^;)。
ところがその後、随分経ってから、どうやらアクセラのMPSにGOサインが出たような事が複数のメディアに載りました。これはなかなか興味深いなぁという話です。
1年前のブログで書いた通りで先ず載せるエンジンが無かった、当時は(笑)。
ところが複数のメディア曰く「エンジンはSKYACTIV-G2.5のターボ」だと云います。
実はもう2年以上前からマツダではSKYACTIV-Gのターボを研究しているとメディアには公言していました。その目的は3.7L V6エンジンの代替。つまり海外で売っているCX-9の次期モデル向けのダウンサイジングターボという事です。これが研究の結果、2Lでなく2.5Lになったというのは有り得る話です。大体、数が出ないMPS向けに専用エンジンは流石に起こせませんが、CX-9向けに作ったエンジンを、単一モデルにのみ塔載するのではなく複数のモデルに展開するのは開発効率的にも商品戦略的にも合理性があります。
ということで1年前には課題だったエンジンについては解決しました。
となると、ボクの興味は次に移ります。つまり乗り味を含めてどんなクルマにしようとマツダは考えているのか?
あるメディアによれば、MPSはアクセラを皮切りに、アテンザ等、他の車種にも設定してBMWのMやメルセデスのAMGなどのようなスポーツグレードのブランディングを指向しているかのような話もありました。
この話が本当なら、アクセラMPSはVWのゴルフR、メルセデスのA45 AMG、AudiのS3/RS3、BMWのM135辺りがライバルとなりますし、アテンザMPSが復活するならBMW M3やメルセデスのC45 AMG、Audi S4/RS4がライバルってことで、スバルのWRX STIも視野に入ってきます。
で、ここで疑問というか、ググッと興味が沸くわけです。世間はアクセラやアテンザのMPSと言えば勝手にそういったライバルたちを横に並べたがりますが、マツダはどの辺りを狙ってくるのか?と。
1年前のブログで掘り下げた通り、少なくとも最新マツダ車の人馬一体の乗り味は、足を固めて姿勢変化を抑えて運動性能を高める事によって得られる旧来のスポーティーの概念とは一線を画するものです。
参考情報:【マツダのクルマ造り】人間の平衡感覚を突き詰め、“人馬一体”を極める
一方、ダウンサイジング過給ユニットとは云え、2Lオーバーにターボを組み合わせて300馬力級のパワーを与えてしまうと、ある程度は足回りは固めざるを得ません。つまり、多少はクルマに偉くなって貰わないと動力性能が高いが故に危険なクルマに成りかねません。結果的に、誰が運転しても或る程度は速く走れて「運転が上手になったように感じるクルマ」になるんですが、最新マツダの乗り味に照らせば「或る程度、スピードを出さないと楽しめない」というクルマになってしまう方向性です。
そう、ここに矛盾があるんですねd(・_・)
マツダの虫谷氏が語るように、クルマがダイアゴナルロール姿勢を取ることでドライバーにフィードバックを与えて人馬一体の乗り味を作り出しているならば、強馬力のパワーを吸収するために足を固めれば、半端なスピードでは姿勢変化が起き辛くドライバーへのフィードバックが希釈化してしまいます。ドライバーがキッチリ荷重移動(i-DMの走行タイプ1)させる技量があれば話は変ってきますが、それは「上級ドライバーしか楽しめない(性能を引き出せない)クルマ」ということになります。
逆に或る程度の姿勢変化を許すしなやかな足を与えたとすれば、エンジンの性能を開放すればそれだけ、大きな姿勢変化故にタイヤの性能が引き出し切れず、足を固めているライバルたちに対して相対的にではありますが、性能(パフォーマンス)に劣るクルマになってしまいます。
そんなスポーツモデル、出しても意味があるんでしょうか?という問題(^_^;)。
そう、ボクの興味は、この矛盾をマツダがどうやって解決しようとしているのか?という点です。
実際、初代マツダスピード・アテンザは、280ps弱の出力とAWDというスペックだけならランエボやインプと肩を並べるクルマでしたが、商売的には大失敗で、二代目は出せずに終わりました。
マツダスピード・アクセラも、FFで動力性能を吸収し切れないジャジャ馬的なクルマで、まぁキワモノの類でした。少なくとも日本では、アクセラ自体もマツダにとってもブランドイメージを高めるようなクルマには成り得ませんでした。まぁマツダファンでそういうのが欲しい人が買うクルマってことで(^_^;)。
というワケで、欧州メーカーのパフォーマンスブランド(グレード)とガチ勝負に行けばマツダの人馬一体の乗り味を無くしてしまうし、マツダならではの乗り味に拘れば、スポーツグレードにも関わらずライバルたちに敵わない。「独自の価値を・・・」と云ったところで、初代アテンザでは一回失敗しているワケですから、今度はなんで上手く行くのか?というロジックが必要です。
メディアによれば、SKYACTIV-G2.5ターボ + AWDということだそうですね。とすれば「おぉ、なるほど!コレはアリだね!」と思えるクルマが出てくれば、アテンザMPSはボクの次期愛車候補に十分になります(笑)。カミさんはボディが小さいアクセラMPSを希望するでしょうが(苦笑)。
ということで、マツダの新生MPS、そのSKYACTIVシャシーのセッティングとパフォーマンスには個人的に大注目しています(^_^;)。
去年の10月から11月に掛けて、デビューしたてのBMアクセラに託けて、BLアクセラにあった"マツダスピード"が出るのか出ないのか?なんてお題でブログを書きました。
リンク:アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方
そのときの結論は「直ぐには出ないだろう」だったのですが、その心は「マツダじゃ色々と検討はしているのだろうけれど、直ぐには結論が出ないだろう」から(^_^;)。
ところがその後、随分経ってから、どうやらアクセラのMPSにGOサインが出たような事が複数のメディアに載りました。これはなかなか興味深いなぁという話です。
1年前のブログで書いた通りで先ず載せるエンジンが無かった、当時は(笑)。
ところが複数のメディア曰く「エンジンはSKYACTIV-G2.5のターボ」だと云います。
実はもう2年以上前からマツダではSKYACTIV-Gのターボを研究しているとメディアには公言していました。その目的は3.7L V6エンジンの代替。つまり海外で売っているCX-9の次期モデル向けのダウンサイジングターボという事です。これが研究の結果、2Lでなく2.5Lになったというのは有り得る話です。大体、数が出ないMPS向けに専用エンジンは流石に起こせませんが、CX-9向けに作ったエンジンを、単一モデルにのみ塔載するのではなく複数のモデルに展開するのは開発効率的にも商品戦略的にも合理性があります。
ということで1年前には課題だったエンジンについては解決しました。
となると、ボクの興味は次に移ります。つまり乗り味を含めてどんなクルマにしようとマツダは考えているのか?
あるメディアによれば、MPSはアクセラを皮切りに、アテンザ等、他の車種にも設定してBMWのMやメルセデスのAMGなどのようなスポーツグレードのブランディングを指向しているかのような話もありました。
この話が本当なら、アクセラMPSはVWのゴルフR、メルセデスのA45 AMG、AudiのS3/RS3、BMWのM135辺りがライバルとなりますし、アテンザMPSが復活するならBMW M3やメルセデスのC45 AMG、Audi S4/RS4がライバルってことで、スバルのWRX STIも視野に入ってきます。
で、ここで疑問というか、ググッと興味が沸くわけです。世間はアクセラやアテンザのMPSと言えば勝手にそういったライバルたちを横に並べたがりますが、マツダはどの辺りを狙ってくるのか?と。
1年前のブログで掘り下げた通り、少なくとも最新マツダ車の人馬一体の乗り味は、足を固めて姿勢変化を抑えて運動性能を高める事によって得られる旧来のスポーティーの概念とは一線を画するものです。
参考情報:【マツダのクルマ造り】人間の平衡感覚を突き詰め、“人馬一体”を極める
一方、ダウンサイジング過給ユニットとは云え、2Lオーバーにターボを組み合わせて300馬力級のパワーを与えてしまうと、ある程度は足回りは固めざるを得ません。つまり、多少はクルマに偉くなって貰わないと動力性能が高いが故に危険なクルマに成りかねません。結果的に、誰が運転しても或る程度は速く走れて「運転が上手になったように感じるクルマ」になるんですが、最新マツダの乗り味に照らせば「或る程度、スピードを出さないと楽しめない」というクルマになってしまう方向性です。
そう、ここに矛盾があるんですねd(・_・)
マツダの虫谷氏が語るように、クルマがダイアゴナルロール姿勢を取ることでドライバーにフィードバックを与えて人馬一体の乗り味を作り出しているならば、強馬力のパワーを吸収するために足を固めれば、半端なスピードでは姿勢変化が起き辛くドライバーへのフィードバックが希釈化してしまいます。ドライバーがキッチリ荷重移動(i-DMの走行タイプ1)させる技量があれば話は変ってきますが、それは「上級ドライバーしか楽しめない(性能を引き出せない)クルマ」ということになります。
逆に或る程度の姿勢変化を許すしなやかな足を与えたとすれば、エンジンの性能を開放すればそれだけ、大きな姿勢変化故にタイヤの性能が引き出し切れず、足を固めているライバルたちに対して相対的にではありますが、性能(パフォーマンス)に劣るクルマになってしまいます。
そんなスポーツモデル、出しても意味があるんでしょうか?という問題(^_^;)。
そう、ボクの興味は、この矛盾をマツダがどうやって解決しようとしているのか?という点です。
実際、初代マツダスピード・アテンザは、280ps弱の出力とAWDというスペックだけならランエボやインプと肩を並べるクルマでしたが、商売的には大失敗で、二代目は出せずに終わりました。
マツダスピード・アクセラも、FFで動力性能を吸収し切れないジャジャ馬的なクルマで、まぁキワモノの類でした。少なくとも日本では、アクセラ自体もマツダにとってもブランドイメージを高めるようなクルマには成り得ませんでした。まぁマツダファンでそういうのが欲しい人が買うクルマってことで(^_^;)。
というワケで、欧州メーカーのパフォーマンスブランド(グレード)とガチ勝負に行けばマツダの人馬一体の乗り味を無くしてしまうし、マツダならではの乗り味に拘れば、スポーツグレードにも関わらずライバルたちに敵わない。「独自の価値を・・・」と云ったところで、初代アテンザでは一回失敗しているワケですから、今度はなんで上手く行くのか?というロジックが必要です。
メディアによれば、SKYACTIV-G2.5ターボ + AWDということだそうですね。とすれば「おぉ、なるほど!コレはアリだね!」と思えるクルマが出てくれば、アテンザMPSはボクの次期愛車候補に十分になります(笑)。カミさんはボディが小さいアクセラMPSを希望するでしょうが(苦笑)。
ということで、マツダの新生MPS、そのSKYACTIVシャシーのセッティングとパフォーマンスには個人的に大注目しています(^_^;)。
Posted at 2014/12/04 02:45:54
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