北海道に行くにあたり、どうしても行きたい場所が２つありました。１つは襟裳岬。もう１つは積丹半島です。両方とも学生の時自転車で回れなかった場所で、あれから20年間1度も足を踏み入れていなかったのですが、ようやく叶えるときがきました。

▼苫小牧〜襟裳岬
距離にしてざっくり300キロ。高速なら3時間ですが、下道ですので、4時間半といったところでしょうか。
朝8時には苫小牧を出発しました。
国道235号線サラブレッド街道は日高本線とほぼ並行して走っていますが、日高線にはいまは列車が走っていません。台風で路盤を削られてしまい、JR北海道は国から援助があっても修復する気はないようで、線路は錆で赤茶けていました。
通学の足がなくなるということで結構問題にはなっているようですが、人いないよねえ。こんなこと言っちゃいけないのでしょうけど、正直、今のJR北に保線を任せること自体どうかと思うんだよね。車両の保守、線路の保守は他のJRグループと比べると見劣りします。バスの方がある意味安心して乗れるんじゃないの？なんて思ったりします。

静内から少し寄り道しました。二十間道路の桜並木を見るためです。4分咲きといったところ。GW後半なら満開だったかもしれないです。7キロの直線道路に桜が並んでいるのは壮観です。桜の品種はヤマザクラです。




今回持ってきた機材は、SONY α7II+{P45、S90、VS80-200}、CONTAX G1+B21です。久しぶりに35ミリのフィルムを使いました。フジのプロビア100F(RDP3)です。現像が上がるまでのｗｋｔｋはたまりません。

途中、馬の牧場があったので何となく停めてみました。




▼襟裳岬
念願の襟裳岬です。襟裳岬に行く前に、えりも町の市街地でウニのお祭りがあったのですが、ウニにはありつけませんでした。ウニ丼を食べるには抽選があったようで、よそ者の私にはそんなシステムは分かるはずもなく…orz　町のお祭りなのでよそ者よりも地元優先でいいと思います。

もうこの日は風は強いし、海流のせいだと思うのですが、霧で何も見えませんでした。



ウニ丼はダメだったので、ご飯はここのレストハウスの食堂にしました。ミシュランに載ってる店らしいです。読んでないのでよく知りませんが。ツブ貝の塩ラーメンは美味しかったです。サービスは悪かったですが。先に入った私の注文が後の人のばかり先に出るのかね。以前、角館の比内地鶏親子丼専門店（今は店がなくなってる）でそれをやられて捨て台詞吐いて出て行ったことがありますが、注文の順番管理はちゃんとしなさい。

▼襟裳岬〜帯広
襟裳岬からは国道336号黄金道路、国道236号広尾道路と進めました。黄金道路は日高に金鉱山があるからではなく、金がかかったからということで付けられた名前です。
帯広には5時半頃には到着。帯広といえば豚丼。豚バラ肉の豚丼を食べたかったのですが、駐車場に入れて、再度車を出すのが億劫になったので、元祖豚丼のぱんちょうにしました。宿からも3分ほどでしたので。



いちばん肉が多い華にしました。どれを選んでもご飯の量は同じなのは嬉しいです。