- 車・自動車SNSみんカラ
- まとめ
- その他
- <スバルについて>
まとめ記事
-
次期候補アテンザを見てから、、といいつつ、結局車検を取ってしまったFLAT6です。 理由の一番は、そりゃお金(笑)。バイク買って懐寒し。 もう一つは、やはり次のスバルを見極めたいと言うところでしょうか、AWD車をごにょごにょしている身としては、スタンバイ的なAWDの弱点を知りすぎているので、コアな部分として運転する車は、FRか、RRか、MRが好きだよと。AWDも出来によってはOKだよ。というスタンスです。 私は今のB4が初スバルなので、客観的なスバリスト?、なんですが車友達にはCR-X、Z、スカイライン、初代レガのRSなど、当方がロータリー時代には色々な交流がありました。 昨今のスバルの快進撃は、スバリストとの決別と言ったら言い過ぎですが、新規顧客獲得に舵を切って、プレミアムブランドとして生き残ろう、という明確な戦略が見えます。 実はスバルはコアな「スバリスト」に縛られて、逆に成長出来なくなっていたんですね。 そこで「車幅を世界基準にし、趣味車の投資を抑制し、マーケティング重視の新規顧客獲得に舵を切ったんですね、その結果、コアなスバリストからは不評ながら、新規顧客が「 ...出典:FLAT6さん
-
その1で、ざっくりとスバルの現状を薄く総括して見ましたが、今度はスバルの中核技術のAWDについて、ちょっと考察したいと思います。 AWDを語る場合、私は3つの切り口が有ると考えています。 第1の分類は「用途からみた特性」です。 WRCに代表される高速高運動性とでも言えばいいのか、清二いわく「ハイパワーターボ+4WDにあらずんば車に有らず、峠のキングはランエボよ」というカテゴリーの車です。このカテゴリーの核は、いかにハイパワーを路面に伝え高いベクトル変化を獲得するか、に有ります。これをひとまず「①ハイスピードAWD」と呼びます。 次は路面状況の変化に寄らず、常に安定した姿勢を維持し、タイヤのグリップをいかに保つか、日常生活における車の挙動でハンドルで指示したヨー以外を出さない車です。これを「②ハイスタビリティAWD」と呼びます。(メーカのプロパガンダで、いかにも高速で鋭い、曲がる!をアピールしますが、AWDの本質は「真っすぐ走れる」です。ハイパワーな車が真っすぐ走れるためにAWD化したというのが真実だろうと思います。ですが、「民衆には真っすぐ走る」よりも「良く曲がる」の ...出典:FLAT6さん
-
AWDについての分類 (ひとくちにAWDと言っても多様なものです) ハイスピードAWDは神業のドライバーが制御しますので、第2のハンドル(アクセル)によって、どのタイヤをより多くスリップさせるか、あるいはグリップさせるか、を右足で引き出します。 一方、モビリティAWDですが、これは古いタイプの4WDと思われがちですが、もっとも高いスタビリティと脱出駆動性に優れた方式です。車は直進状態で5m進むには、全てのタイヤが同じ直径として、同じ回転数進む時、ヨーモーメントは発生しないはずです。しかも1輪がスリップした場合でも、このタイプは路面のグリップに関係なく同じ回転数で前後プロペラシャフトが回ります。但し、左右デフだけはLSDが無い場合、空転した反対側の駆動力はフリクション分を残して失われます。 時々刻々変化する各タイヤのスリップ率に関係なく、同じ回転で回ろうとする機構のため、車は真っすぐ走ろうとします。そしてお分かりのように、故にハンドルを切って曲がろうとすると、前軸と後軸の回転差が生じ、タイトコーナブレーキングと言われるガクガクが発生して、スムーズに旋回できません。 こ ...出典:FLAT6さん
-
スバルの場合、基本はプラネタリギアによる機械的な基本トルク配分を設定し、そこから湿式多板クラッチのスリップ率制御でセンターデフの作動制限を行います。 なので、常時4WD状態で各タイヤの輪荷重×μで伝達可能なグリップに限り、4輪にはトルク配分した比率でタイヤにトラクションが掛っています。車はタイヤにトラクションが掛って、初めて安定します。最高速で吹けきって、空気抵抗とパワーがバランスした状態を経験すると、よくわかるのですが、路面と横風等の影響をもろに受けて、本当に手に汗握ります。 車のフロントタイヤには普通トーインが付けられており、直進するだけでサイドスリップという「スリップ」をしており、タイヤにはその分の抵抗が生じています。これとキャスターアングル(トレール量)と、タイヤのキャンバーによるサイドスラスト成分とが釣り合って、ハンドルに手ごたえという反力を返します。 パワステやリンケージのフリクションが路面の情報を消してしまいますが、良い車はこれがきちんと残っています。930のノンアシスト車はジャッキアップしてタイヤを切ると、くるくるとハンドルが回るぐらいフリクションが無く、 ...出典:FLAT6さん
-
(つづき) 次に、アクティブ制御とパッシブ制御ですが、カレラ4は6年後、1995年にビスカスセンターデフの簡単なタイプに変更しました。トルク配分比は変更無しだったと思います。それはその後18年間も踏襲され、ようやく今度の991タイプで電子制御の多板クラッチタイプに変更されるようです。なぜか?。それは高度なトラクション制御とブレーキによるヨーコントロール制御が入ったためでしょう。(軽量コンパクトでアクティブ制御しても敵わなかったために、18年間も変更無しだった) ビスカス式は、単純ゆえにちょっと低くみられるかも知れませんが、粘性でつれ回る穏やかな過渡がよく、それでいて、急なスリップによるトルク抜けにはハンプ現象で結構素早く強いロックが働きます。(余談ですが、本家のビスコ社の特許料が嫌で、廉価版が出回って、レスポンスが悪いという世の中の評価を下げたような気がします) タイヤの許容グリップは路面状況と車の荷重変化で時々刻々変化します。机上の運動とは異なる状況になる場合もあり、電子制御のレスポンスもまだ不足です。今度のカレラ4の多板クラッチのレスポンスは100msecらしいですが ...出典:FLAT6さん
-
(おまけ)
-
この記事は、「スバル考察」についてについて書いています。 いやぁ、びっくりなボリュームの考察を戴いて恐縮です。と同時に久々に噛み合った会話が出来てるようで、うれしく思います。 マーケティングにおける911の考察は、まさしくおっしゃる通りで、スバルはそのラインに乗れるかどうかの難しいかじ取りをしている真っ最中だと思います。 ポルシェは924、944、928のFRラインにリニューアルし、環境、安全で困難となった化石の911を捨てる選択をし、同時にポルシェのコアな顧客をも切り捨てました。結果、経営危機に陥り、そしてテキトーに排ガス対策と5マイルバンパーでキュウキュウしていた911に救われたのでした。 彼らはこの時大きく2つの事を学んだと思います。 ひとつは「911とは何だったのか」と言うこと、そしてもうひとつは、その答えを知っていたのは「古くからの911ユーザ」だったということ。 そこから、ポルシェは再び「911」を創り始めます。それはポルシェを復活させること、そのものだったと思います。 さて、ここからはタッチさんのご指摘通りです。 ポルシェの何が愛されていたかを残し ...出典:FLAT6さん
-
スバルとポルシェの類似点ですが、もちろんまずは水平対向エンジンを作り、登載した車を作っていることですね。けれどもそれは目に見える類似点です。それも踏まえた上で、それよりも大事な類似点を探ってみましょう。 1.戦前からの歴史ある企業(国家を背負った自負がある) 2.戦前は先端兵器に関わっていた技術優位な姿勢(政治、営業は後回し) 3.企業体として、自動車以外の事業をもっていること。 http://www.fhi.co.jp/outline/section/index.html こちらの動画を見ると、その流れと企業姿勢がよくわかります。 ポルシェがヒトラーの命で軍用車両を作り、その末裔がフォルクスワーゲンとなって、本来のポルシェ博士の夢だった大衆車になったことは有名かと思いますが、ポルシェの実体は自動車屋ではなく「機械設計屋」です。従って、戦車から列車からあらゆる機械(主に移動体)設計請負企業兼ドイツの技術シンクタンクです。 で、スタートラインとなったカブトムシは空冷エンジンで低コストが命題だったため、等速ジョイントのないこの時代では半ば必然的にリアエンジン構成となったので ...出典:FLAT6さん
-
番外編 スバルのデザインについて 自分の求める車を設計するとしたら、、、という検討の中ですっぽり抜けているものが有ります。 ユーティリティや動力性能、クルマとしての機能的要件は求まったとしても、その車に好意を持つかはまたちょっと次元の異なる問題です。 デザインの持つ力は絶大です。特に趣味的要素を車に求めるなら尚のこと、気に入った外観は重要です。時によっては動力性能などはそこそこ及第点なら許す、と言わせる魅力を持った車も存在します。 動力性能は極端に言えば似たような水準にあれば許せても、外観で惚れたスタイルは、置き換えることが出来ません。しかしながら実際にはそこまで全体のデザインで「これぞ!」と思わせてくれるものに出くわす機会もまた滅多に有りません。だからこそ万が一出会ったら、それは理屈抜きに苦しむことになります(笑)。 このように、理詰めで構築した「機械」であっても、それをまとう外観の感性は、個々人のそれこそ「好み」であって理屈ではありません。私にもこれぞ、という車は数台有りますがいずれも古典の世界の車であって、現役世代に惹かれるものも数台ありますが、幸いに ...出典:FLAT6さん
イイね!0件
オススメ関連まとめ
-
2021/10/10
-
2018/08/05
-
2020/08/29
タグ
関連コンテンツ( スバル の関連コンテンツ )