武雄温泉は1300年前の肥前風土記に記された歴史ある出湯の温泉。


文禄慶長の役では、名護屋城に集められた兵士が武雄温泉を訪れ、

他の入浴客に迷惑かけないように

豊臣秀吉が示した朱印状「入浴心得」が残されています。


江戸時代には、長崎街道の宿場町として栄え、

ｼｰﾎﾞﾙﾄ、伊達政宗、伊能忠敬などが入浴した記録が残ってます。



温泉の入口にある「楼門」(画像右上)は、

竜宮城を連想させる鮮やかな朱塗りと形で

天平式楼門と呼ばれ、ｸｷﾞ1本も使用してない建築物です。


平成15年3月に復元された「武雄温泉新館(画像左上)」と「楼門」は、

東京駅を設計した辰野金吾博士の設計で、大正4年に建てられました。

平成17年7月22日に国の重要文化財に指定されました。



泉質は弱ｱﾙｶﾘ単純泉で成分が程よく入り、

保温性に優れ、美肌を作る泉質として有名です。



▼大衆浴場

【元湯】…広い浴槽の大衆浴場。楼門そば。

　大人300円、子供150円

　6:30～24:00


【蓬莱湯】…キレイな感じの浴場

　大人400円、子供200円

　6:30～21:30


【鷺乃湯】…露天風呂、ｻｳﾅ付きの温泉施設

　大人600円、子供300円

　6:30～24:00　




▼家族風呂(貸切風呂)…新館左に受付(画像左下)

【殿様湯】…江戸時代中期の武雄鍋島氏の

　専用風呂として造られた総大理石の風呂。

　「江戸散歩紀行」で武雄を訪れたｼｰﾎﾞﾙﾄが殿様湯に入った様子が紹介。

　１時間平日3300円、土日祝3800円

　10:00～23:00


【家老湯】…殿様湯の隣にあり、家族連れのも人気。

　４畳半の控室もありゆっくりくつろげる。

　１時間平日2500円、土日祝3000円

　10:00～23:00


【柄崎亭】…全５室の貸切風呂。

　鶴･亀…1時間2900円

　桜･松･ﾂﾂｼﾞ…平日1900円、土日祝2300円(画像右下)

　10:00～23:00

　


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