さて、いつの間にかアーシングとかもされて、色々いじられながらも元気に走るデミ男くんに悲劇が襲います。

それは、初めての夏の夜のドライブの時です。俗に言う記録的な豪雨と言う奴です。

道路冠水→水深を見誤り突っ込む→エンジンウォータハンマくらってゴンッ！

本当に、この音一発でエンストしたと思ったらうんともすんとも言わずで、エンジン全損の水害扱いで保険を使って交換です。

走行距離、わずか１万５千キロでの事でした。

保険に付属のロードサービスでレッカーに来て貰う事になるものの、この大雨で保険屋の提携先のレッカー屋も大忙しで車をとりあえず人力にて邪魔にならない及び水の無い所へ移動させ夜明かしすることに・・・

しかし嫁さんは翌日仕事、朝一でタクシー呼んで最寄の駅まで行って先に帰宅です。

そんなこんなでディーラへ入院したデミ男は１０日ほどの入院で無事退院でき、その足で交換された新しいエンジンの慣らしに突入です。
今回はエンジン以外の慣らしは必要ないので一定回転数維持でひたすら走れるとこへ行きます。
そう知ってる人は知っている、高速ループコースです。80km～100ｋｍ巡航でどこぞのループコースを使ってガソリン代とわずかな高速代だけで巡航慣らし運転約1000kmを2日で終了し退院の翌日夕方にはディーラーでオイル交換しましたとさ。

そんな、悲劇にもくじけずに走るデミ男くん、今度はオーディオのスピーカからお気に入りのアーティストの声がよく聞こえません。
で、今度はピュアディオさんところへ診察を受けに行きました。
結果はスピーカが下手って着ているとの事で、人の声にあたる音域が出にくくなっているらしく「スピーカを交換」ですと。

しょうがないのとせっかくなのでピュアディオさんオリジナル「ZSP-MID」へ交換になりました。

これで、また元気に走るぞとデミ男くん、しばらくはノートラブルで嫁さんとの遠出やいつもの通勤などに活躍してくれました。
で、4年目で10万キロを無事に迎え相変わらずの過走行気味な状況と転職による通勤距離の増加をかんがみて、足回り(バネとショックとヘタっているブーツ類)の交換です。

もともと、納車時に用意したのはAutoExeのバネだけでショックは純正のままでした。でも今度はショックもAutoExeの「スポーツダンパー MDE7700」を用意してバネと一緒に交換です。

さすがに、ショックまで交換すると乗り味がまた変わります。なんというか純正のショックに比べてAutoExeのこのショックはしなやかです。カーブで曲がるのが楽しいです。

しかし、いい事尽くめではありませんでした。交換後１万キロ走った頃からでしょうか、距離的にはちょうどこなれてくるころですが、純正ショックよりも車高の落ち方がひどいです。

バネだけのときより、更に2cmは下がっています。後輪なんかはいかにもな八の字になっています。

まぁ、最初は余り気にしませんでしたがその後１４万キロぐらいの時にネットで買ったタイヤにディーラで持込交換をして、その後すぐに走行中に草に隠れた縁石に気がつかず左前輪をヒット、お気に入り白ホイールがガッツリとゆがんでしまいました。

幸い交換したばかりの新品タイヤは無事だったので、あわててホイール交換を量販店に飛び込み行い、その足で再びディーラへ行きぶつけた時にずれたステアリングのセンター調整をおこなってもらいその場は収束、その後はいつも通りオイル交換のたびにローテーションをしていたのですがタイヤ交換後２万キロのときにサービスから

「片ベリしてますよ」

と言われ、その時は確かにしてるね程度だったのが、
次のオイル交換の時にとうとう

「片ベリしてるタイヤのうち、一本からスチールが見えかけてますよ」

と言われ、これはまずいと、とりあえずひどい２本は５分山の中古に履き替えて前輪へ、残っている、まだましな２本は減っている方が外になるように破棄直して後輪へ装着して、ディーラのサービスさんと話した結果アライメント調整を行う事になり現在は無事に履き替えた中古タイヤも片ベリすること無くデミ男は元気に走っています。

この頃というか１３万キロを越えたあたりからレーダ感知器を交換と同時に「ODBアダプター」なる物もつけて走るようになったのですが、この「ODBアダプター」をつけるといまどきのレーダ感知器は結構優秀な燃費計にもなるんですね。

おかげ燃費重視のエコ(エゴ)ドライブにチェンジして、それまで頑張っても15km/lだったのが、コンスタントに17km/l出るようになっていたのですが、例の縁石アタックからアライメント調整の頃までは16km/lぐらいに落ち込んでいました。
それがアライメント調整と共に17km/lに復活。
現在はエアコンつけなければ17後半～18.5km/l程度満タン法で燃費が出ています。

そうこうしているうちに、このデミ男も２回の車検を無事通過して今年の１１月には３回目の車検です。
また、今回初めてローンを無事完済することが出来ました。
しかし、去年１１月の点検時に次の車検で交換部品がたくさん出るでしょうとの事で
１１月の車検と買換えと検討することになりました。
ちなみにこの点検時の交換予定(ほぼ確定)としては

  ・エンジンマウントブッシュ
  ・タイミングベルト
    →エンジン交換より無交換、ベルトにヒビ有り
  ・フロントロアアーム(ブーツ事)
    →ブーツにヒビ有り、ブーツのみの交換不可
  ・クラッチ板
    →エンジン交換時にも交換せず、納車してから無交換
  ・タイヤ
    →この時点で片ベリあり、次回車検まで持たないかも
  ・ブレーキパッド
    →フロントは一回交換済み、リアは無交換
  ・エアクリーナ
    →距離的に交換次期

この時点で１６万５千キロ、次回車検時は間違いなく１９万キロもう少し交換部品は増える可能性あり、その時点で部品交換と早期予約車検で見積りを取るといい金額に・・・

そーなると、せっかくローン完済したけど車検と部品交換代を頭金にして次と考えるようになった。

そうこうしているうちにアライメント調整とかあって気がつくとDJデミオがすでにあって、CX-5とアテンザのビッグマイナーがあって、CX-3が登場して、ダメ押しにロードスターで出てきた。

いくら、頭金があるとはいえ今のディーゼルラインアップなマツダは本気で強気だ。
気まぐれにDJデミオやCX-3やアクセラXDとかアテンザで見積りを取ったことがあるが、せいぜいDJデミオで300を切ったぐらいで、CX-3で300を超えてくるのには驚いた。またアクセラで300後半、アテンザにいたっては400を超えるのである。
オプションつけすぎと嫁さんには言われたが・・・

その時とは違い今度は６割本気である。対象車をアクセラをアテンザワゴンに絞り欲しいと思うオプションに絞りまじめに見積りを取ってみる。

さすがに気まぐれで貰った物よりましだがまだ・・・
これが５月頃の話。

一時期あきらめたのだが、夏が本格的になり暑くなってエアコンを付け出すと燃費が目に見えて悪くなる。頑張ってリッターあたり１６km後半ぐらいしか行かない。
ガソリンの値段も下がる気配が無いし、そろそろカペゴンやアテゴンの広さも懐かしくなってきた。
我が家では猫が３匹いるのだが、長距離ドライブでおいていくといける範囲が狭まるし、連れて行くとデミ男では狭いし車中泊などはむりだ。
まだ、猫がいない頃はラゲッジをフラットなる様にオーディオを仕込む時にピュアディオさんに作ってもらったので夫婦二人なら何とかなった。

やっぱり、先を考えると欲しい。久方振りの物欲リミッター不調によりさらに欲しい。
では、と「新車がだめなら新古車は？」てな感じで最初はディーラにて問い合わせしたが撃沈、少なくとも販社レベルではないらしい。

よろしいではネットで検索だ。

すると、アテンザ・アテンザワゴンの新古車が出てくるのは、なぜか関東マツダ、関西マツダ、静岡マツダばかり。
思わず画面に向かって

「九州マツダには無いんかい？」

と突っ込んだりもした。
しかし、ここでくじけるわけには行かない、なぜなら物欲リミッターが効いてないから正常思考が出来ないからだ。
そこで、考えた
「向こうに行くのは無理だけどこっちに持ってきてもらったら良いんじゃね？」
ちょうど、四国マツダでアテンザワゴン Lパケ ４月登録 M/C後 が298 込みで320ぐらいででていた。早速これをタブレットで担当営業に見せてこっち持って来てと頼んでみる。
すると、最初は渋ったが見ていたページがマツダUcarのページだったこともあり上と相談してくれることに・・・しばし待つ・・・担当営業がやってきた。

「すいません、あとで連絡します」ととりあえず帰ることに

明日以降の連絡かなと思っていると意外と早くその日のうちに連絡が、九州マツダのマージンも入れて、込みで３６０ぐらいですとの事。
良いんじゃね？ここからあるかどうか知らんが下取り、頭金有りだと結構よくなるんじゃね？
瞬時に担当営業に「悪くないね」と返事
そこから、いつの間にか新車で補助金もらえる車になっててこちらの希望がほぼ乗っかった物に見積もり内容が変わってた。

あれっ、どーしてこうなった？

しかし、Ｌパケではなくプロアクティブなのだが、もともと皮装備には魅力を感じる立ちではないので問題なし、なにげに追加ディーラーオプションつけたりして当初の想定より＊＊万ほど安くなったので無事契約成立。



およそ6年9ヶ月、エンジン交換という大手術をおこなったデミ男、そんな事など物ともせずに西に東に北に南と走り回って、また、燃費もこれまでの所有車に比べていい燃費でローン返済としてもお手ごろで購入当時の我が家とすれば、まさに

家計の救世主で、

モチロン、それだけではなくレジャーだけではなく通勤などでも楽しく乗れる車です。


その、デミ男とも7/29を持ってお別れすることが、今日(7/26)の昼ごろ担当営業からの連絡で決まりました。

ここまで、急ぎ足で更新を続けてきたのも納車日が近くなってきたためです。
実際、今のデミ男はピュアディオさんでオーディオ一式をはずされ最低限の状態になっています。
元々、オーディオレス車だったのですが納車以来のDINスペースに穴が開いた状態でさびしい感じがします。

明日、諸々の事情もあり最低限残していた車内の装備をピュアディオさんにて取り外します。

そしていよいよ29日にはお別れです。

デミ男よ今までありがとう

そして
アテゴンＪｒよろしくな