まとめ記事(コンテンツ)

2015/07/22

また増えていた・・・猫

私の実家は猫屋敷である。現在、16匹のアメリカンカールが生息している。先日、ヤボ用でひさしぶりに実家に帰った処、生まれたての4匹が増えていた。アメリカンカールは短毛種と長毛種がいて、どちらかというと大型種の類で生後は正面を向いている耳が成猫になってくると耳の軟骨がしっかりしてきて中心に向かって両耳がカールしてくるという特徴があり、これがアメリカンカールの呼び名の由来となっている。手足や長い尻尾は日本猫と比べて比較的太くてしっかりしているところがまたカワイーのだ~。 しかし・・・・、16匹もいると・・・・・。

実家にいるのは全て長毛種で、現在は真夏の暑さの中、いつもクーラーの効いている部屋にいながらも、やはり、抜け毛が多い季節に入っている。総体的なこの猫たちの抜け毛の量と質は家中に綿埃を振りまいたようであり、ローラー式の粘着テープは一回転すると、もう使えなくなってしまう・・・・。

このネコの両親は元は血統証付だったので、当初はそれなりきに保護飼育されていたが、段々と倦怠してきてしまって、ついには近親交尾で繁殖してしまったわけである。まあ、確かに今はヨチヨチ歩きで可愛いのだが、これが比較的短時間に体重5~6kgの大型ネコになると、一匹だけなら優雅さも感じるが、これが16匹も一軒の家にいるとなると、もう緊急事態の要諦となってくる。

部屋のどの方向を見てみても必ずどれかのネコが視覚に入ってくる。しかし、幸いみんなおとなしい性格ではある。出前をたのんだ昼飯のにぎり寿司をテーブルにおいた。魚介類だから、どれかが嗅ぎつけて寄ってくるのではないかと思ったが、容器にフタがしまっているからか、そうでもなかった。

ところが、食べる前に湯呑を取りに台所まで行って戻ってきたら、わずか10秒の間で、にぎりではなく、 ちらし寿司になっていた・・・・。

散乱した寿司を掃除しながら、「やっぱり、君たちはネコだったね」と訳の分からないことを呟やいていた。

「ねぇ、そこの君、このカワイイの、いらない~?」 帰りがけの出前配達の子の後姿に小声で呼びかけていた自分は、もう、あきらめの境地になっていた。 ホントは可愛いからあげたくない、どうしてこんなにカワイーのだろうか。獰猛な動物でもみんな赤ちゃんの頃は可愛い姿であるが、ある動物博士によると、この赤ちゃん造形は動物の目から見ても可愛く映るのだそうだ。然しても、問題は、どんどんと去勢はしているものの、まだこれ以上に増殖してしまう可能性があることである。

外は今年最高記録の炎天下の土曜日、照りつける日差し、無数の蝉の鳴き声と子猫たちの鳴き声がオーバーラップして、私を幻覚の世界へ導くのでした。

Posted at 2015/08/09 04:36:09

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