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先月、不動のモトコンポを手に入れました。エンジンは生きてるっぽいけど、アクセルワイヤーは固着、リヤブレーキも固着、バッテリー死亡、タイヤはひび割れ＆パンク、シートは紫外線でパリパリ、などなど…まぁ、しばらくの間、楽しめそうな感じで(わらい)。

【バイクの得意な友人宅でバラす】


意外に、燃料タンク内はサビもなくピカピカ。プラグから火花も飛ぶ。フロントホイールのベアリングも普通に使えそうな程度。チョークレバーも動く。

良かった点はこれぐらいで、悪いところは色んな所でちらほら出てくる。リヤのブレーキシューは剥がれかかっていたので要交換。リヤホイールを外したところで見えてきたアルミのフレームは、盛大に粉を噴いて鍾乳洞のような状態。エアクリーナーは、ネジ一本が内部で空回りして開けられず。部分的に破壊してから再成型するしかない模様。

【そして、キャブ周りはデロデロ】


見た目はなかなかだけど、中身はそれほど酷くもなく。

車体は友人宅に預けて、タイヤ＆ホイールとキャブ、錆びたショートパーツを持参して帰宅。キャブ清掃、サビ取り、ホイール塗装などなど作業はたくさんあるので、年末年始はヒマじゃなくて済みそうです。

…え～、わたくし、バイクは所有したことないし、乗ったこともほとんどないんですけど、子供の頃に買ったシティーのプラモがモトコンポ付きでして、「こんなバイクもあるんだなぁ」と印象に残っておりました。で、手放してもいいという話が出て来たときに、欲しくなったという流れ。ノスタルジー＆大人のオモチャ的な。

「何に使うか？」は、ぶっちゃけイメージがないので(ｦｲ)、走れる状態になるまで妄想して楽しみます。

走ってきました。

前日は、やり残していた荷物の積込と窓ガラス清掃。

順調に進んでいるなか、鳥襲来。正確に言うと、鳥のフン襲来。
「なんだよ～、せっかくキレイにしたのに！」

とか思いながら拭き取っていたら、フンが更に降ってきた。直撃はしなかったものの、髪の毛をかすりました…。うろたえているうちに「爆撃」は勢いを増す。上空に目をやると、ムクドリらしき鳥が電線に30～40羽。みるみるうちに、庭の一帯とクルマがフンだらけ。頭にきたので、FD3Sの空吹かしで追い払う。髪の毛をかすった部分はティッシュで拭きとったものの、洗髪しないとなんか気持ち悪い。

「そうだ、明日ヘルメット被るし、床屋に行って、髪切って、洗髪してもらお♪」

ナイスな非道アイデア。

そんな感じで翌日参戦。練習走行＆タイムアタックは、大して周回しなくてもガソリンが４分１以上減ったので、施設内スタンドで初給油。スタンドの方は、「昼休みだけどいいよ」と優しいお言葉。ありがたい。

決勝は、大雑把に「序盤は、いけるだけいく。前後が空いたら流す。速いクルマが来たら抜かせてから無理のない範囲でついていく。前に遅い車、後ろに同クラスの組み合わせなら、抜いてから、抜いた車を壁にしつつ引き離す。」 のシンプル思考。耐久のセオリーに沿っているか否かは、耐久よくわからないので不明ですが。

序盤は思ったよりガソリンが減って焦りましたが、シフトアップを早めたら意外とガソリンが持つ感じだったので、最後の数周はほぼスプリント走り。そして仲間へのバトンリレー。いざ走れば、あっという間の180分。

チーム全員、無事故・完走。よかった、よかった。