サッシュレスドア ウェザーストリップ交換

サッシュレスドアの宿命ですが、ガラスを車体のゴムで受けることで気密性を保っていますので、当然ゴムがヘタれば気密性が落ちます。

部品が出るうちに（価格改定受ける前に）交換することにしました。

部品番号
63521FE020 ｳｴｻﾞｽﾄﾘｯﾌﾟ,ﾙｰﾌ ﾌﾛﾝﾄ ﾗｲﾄ
63521FE030 ｳｴｻﾞｽﾄﾘｯﾌﾟ,ﾙｰﾌ ﾌﾛﾝﾄ ﾚﾌﾄ
各13,500円+税です。

ドアを開けた状態で、黄色丸の5つのクリップで留まっているので、外します。
クリップは車体側に残るので、内張り剥がしやペンチで引き抜きます。
クリップは再使用しません。

中央の紫□のプラスチックパーツを外さないと、A,Cピラー部分はすぐ外れますが、Bピラーの所は残ってしまいます。

プラスチックパーツを外そうとするとまず間違いなく折れると思います。プラスチックパーツの下に金属プレートがありますので、金属プレート毎取り外します。金属プレートは車体とネジ6本で留まっています。

写真は金属プレートとプラスチックパーツを分離したところ。
赤色（左右や年式等で色が違うようです、青色、黄色等）のツメをペンチなどで摘めば外れます。

その後、車体に金属プレートのみを取り付け、新しいウェザーストリップゴムを取り付けていきます。

写真のように銀色のレールにゴムのエッジ部分を押し込んでいけばハマります。
内張り剥がしやマイナスドライバーで押し込みたくなりますが、ゴムを傷つける原因なので手で押し込んだ方が良いです。

ゴムをハメて、少し引っ張って抜けなければOKです。（たぶん 笑)
その後、プラスチックパーツを上からパチッとハメれば作業は終了…のハズです。

しかしながら、ドアバイザーを付けている方は特に注意してほしいのですが、新しいゴムにしたことでクリアランスが変化し、ドアを閉める際にドアバイザーの留め金具にガラスが当たる可能性が極めて高いです。
今回GDAインプレッサの運転席助手席側だけでなく、友人のGG3（インプレッサスポーツワゴン）の運転席側も同じく交換しましたが、全て窓ガラスとバイザー金具と干渉が発生しました。

この干渉はドアバイザーを痛めるだけでなく、ガラスのエッジ部分にも傷が入りますので、調整が必要になります。
特に、”ゴムを交換したことでドアの閉まりが悪くなった”と感じた方は、注意が必要です。ドアを締めたときにドアバイザーと当たってドアバイザーが動いていたり、ドアが跳ね返されたりしていませんか？ゴムを交換してもドアを閉めるときの力加減はほぼ変わらないハズです。

なお、調整方法は後日アップします。