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さぼいあのブログ一覧

2016年07月02日 イイね!

タミヤ タイレルP34 1/20 製作記

タミヤ タイレルP34 1/20 製作記 もう7月かあ。

このところ、すっかりみんカラ離れをしてました。
特に何かあったと言う訳でも無く、単に色々他のことをしてたら忘れていただけと言う。

その色々していた他のことの一つが模型作りです。

5月のGWくらいから毎日ちょっとづつ、10年以上前に買ったまま押し入れに積んでいたタミヤの1/20の「タイレルP34」を組み立てていました。

少々長文気味ですが、日記としてアップしておきます。


まず解説しますと、この模型は1976年にタミヤからグランプリコレクションシリーズの第一弾として発売された物で、当時1/12スケールの精密模型を発売していたタミヤが、初心者にも組み立てやすい模型として始めたんだそうです(殆どウィキペディア情報)
1976年なので、つまり今から40年前に初めて発売された物になります。

「タイレルP34(当時はティレルをタイレルと呼んでた)」と言えばF1史上初の6輪車で、何故6輪だったかと言えば、前輪を小径化することで前影投影面積の低減を狙いつつグリップは減らさない為の工夫だったらしいのですが、結局後輪が通常サイズのままだったので期待した程の効果が無かったらしいです。
ただ、何気に6輪化によるブレーキ性能の向上が効果的だったみたいで(それによりコーナー奥まで突っ込めたらしい)、こんな奇抜なマシンにも係らず初年度にワンツーフィニッシュで初優勝したと言うのが何とも素敵です。

自分が作ったのは勿論その模型の初版な訳も無く、2000年以降に再販されたらしきブラジル向けの物でした(つまり組み立て説明書も英語)

タミヤの模型は過去に何度も作ってますし、自分は素組み派で凝ったことは何もしない奴ですし、1/20でパーツも少ないから、そんなに苦労無く作れるだろう、と思っていたのですが甘かったです。

実際作り始めてみると、パーツは予想以上に細かいし、分割のされ方も今より組み立てやすさは考慮されていない感じだし、プレスが甘くなっているのか結構バリもあるし、何より経年変化で反っているパーツもあったりして、パーツ一つ組み立てるだけでかなりの苦労を強いられました。

<P34のエンジン組み立て中>

ここに来るまでもそれなりに一苦労でした。

<ついにボディとエンジンが合体>

カウルで隠れてしまう完成後よりも、これくらいの頃の方がメカっぽくて良い感じがしたりも。


写真だけ見てるとすんなり作れてる感じもしますが、失敗して何度投げ出そうと思ったことか。
特に心が折れそうになったのは、完成直前の2つの失敗です。

<完成直前の、後はデカールを貼ってクリアを吹いて完成、と言う時の写真>

もう完成した気分になって浮かれていたのですが、この後にまさかの失敗が。


1つはデカールも貼り終って組み立てが終了し、最後にクリアを吹いた時に起こりました。
カウルの部分にクリアを吹いてしばし眺めていると、なんと貼ったデカールがシワシワになってしまったのです。

愕然としました。

何とかしようにもクリアが乾かないことにはどうしようも無く、乾いたら乾いたでもう修復不可能と言う、まさに天国から地獄。

後で模型好きの同僚に聞いてみたところ、タミヤの旧い模型では良くある話だそうで、クリアは一気に吹かないで最初は薄く吹いて乾いてから徐々に厚くして行かないと駄目なんだとか。

「先に教えてよ」
な気分でした。

まさかの完成直前に取り返しのつかない失敗のショックで、そのままゴミ箱に放り込もうかと思いましたが、被害を受けたのが簡単に取り外し可能なカウルの部分だけだったので何とか踏みとどまって、ネットで同じ製品を購入することにしました(もしかしたらパーツ注文すれば購入出来たのかもしれませんが、気持ちは既に確実にある物を買って済ませてしまいたい気分になってました)

ですが探してみると、この模型って現在絶版中だったみたいで、どれもプレミア価格となっていたと言う事実が判明(1100円くらいなのが、高いのだと7000円くらいに)
正直迷いましたが、ここは大人パワーでプレミア価格でも安めの物を探して購入してしまいました(3000円台くらいの物を)

そしてリベンジ再開して、またも完成直前までこぎつけたところで、悲劇は再び起こりました。

今度はデカールへのクリア塗装も無事成功し、今度こそもうこれで完成と言う時でした。
よくよく見てみるとリア周りのクリアがちょと薄い気がしたので、最後にもう一吹きだけしておこうと思い、左手にP34を持ち右手でスプレー缶をかざそうとしたその瞬間、うっかりその右手でP34を弾いてしまったのです。

弾かれたP34は目の前で一回転してそのまま床に激突、エンジン回りが粉砕しました。

「マジかーっ!」
思わず声が出ました。

時間が戻せるなら戻して欲しいと本気で思いました。
久々に何とも言えないやるせなさを感じて、泣きたい気分になりました。

今回こそはさすがにもう駄目だと思いつつ、既に諦めの気持ちでバラバラになったパーツをかき集めて作業机に戻りました。

しばし放心状態だったのですが、何となくバラバラになったパーツをまた組み立て始めてみたところ、幸いにも組み立てやすいパーツばかりが外れていたらしく、そう苦労せずに8割がた復旧出来てしまいました。

天は見放していなかった。

問題は割れてしまった部品だったのですが、そこでラッキーだったのがスペアパーツが丸ごとあったと言うことです。

「無理して大人買いしておいて良かった」と思いました(笑)

と言う訳で、何とか復旧の目途は立ったのですが、精神的なダメージも残っていたので、また少し気力が回復したところで、作業を再開しました。

そして、今度こそ本当に無事完成させることができました!

<ついに完成したP34>

パーツに色塗って組むだけの素組み派なので、合わせ目をパテ埋めしたりもしないですし、バリとかも殆ど残しっぱなしですですが、それなりに見えるのは写真効果と元々の模型の出来の良さかと。
ちゃんと作ってる人からしたらショボショボな出来でしょうが、本人的には大満足!


にしても、無事完成して心底ホッとしました。

タミヤの模型にまさかここまで試されることになるとは思わなかった。
忘れられない思い出がまた一つ出来ました(笑)

<斜め後方からの写真>

V8エンジンの上にそそり立つファンネルが素敵です。
そして、リアタイヤが太い。


出来上がったP34ですが、自分の工作レベルは別にして、今のレベルで見るとやっぱり何だか作り込みが甘い気もするのですが、でもこれが40年前に発売された模型と思うと驚愕のクオリティと感心してしまいます。

40年前と言えば、まだガンプラも出ていなかった時代で、その当時にこんなにも精密な模型を発売していたタミヤと言うのはとんでもない会社だよなあ、と改めて思いました。
今みたいにコンピュータで設計してた訳でも無かったと思うので、まさに職人技だったのでは無いかと。
今だとこういう感じのスキルは、ガレージキットとか作ってる人に受け継がれてるんですかね?

<コクピット周り>

作ってて思ったのは、当時のF1の安全性の低さですね。
カウルを外せば足元なんて剥き出しですし、どこかにぶつかったらドライバーはすぐにペシャンコって感じです。
こんな怖い乗り物でのレースは、まさに命がけって感じだったのではないかと。
個人的にはそう言うところに魅力を感じたりもするのですが、今の時代にはもうあり得ないですね。


そんな訳で、クラシック模型もなかなか楽しいな、と思ったのですが、今のところは「しばらくはもう作りたくないな」と言うのが正直な気持ちです(笑)

でも模型作りはやっぱり楽しい!

<無事コレクションケースに収まったタイレルP34>

眺める度にあの苦労と喜びを思い出すことでしょう。
Posted at 2016/07/03 18:56:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記
2016年05月31日 イイね!

5月も終わりかあ...

5月も終わりかあ...何気に天気の良い日が多くて良かったな。










Posted at 2016/05/31 04:22:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記
2015年11月19日 イイね!

阿蘇山レンタカードライブ

阿蘇山レンタカードライブ会社行事で3日ほど九州(長崎方面)に行っていたのですが、自由に行動出来る日が一日あったので、レンタカーを借りて阿蘇山までドライブしてきました。

阿蘇山と言えば、北海道に並ぶバイク乗りの聖地(?)なので、一度は行ってみたいと思ってたのです。

とは言え、今回の一番の目的は阿蘇神社で御朱印をもらうことでした。
ここで貰えば、北は青森から南は九州までの御朱印が揃うとあって、この機会を有効活用させてもらうことに。


レンタルしたクルマはトヨタのアクアです。
本当は86をレンタルしたかったんですが、このお店には無かったと言う(残念)

社用車がプリウスなので多少はハイブリッドカーにも乗った事はありますが、この手の今時クルマにまともに乗るのは初めてです。

阿蘇山までは、宿泊していた佐世保あたりからは距離的には片道200Kmと言う感じだったので、関東に例えるなら成田から富士山まで行くくらいの距離でしょうか。
これだけ走ると、レンタカーと言えどもそのクルマの感じはそれなりにわかった気がします。

取り敢えず思ったのは、意外に良く走る、と言うことでしょうか。
思ってた以上に楽しめました。

パワーはそこそこですが、モーターアシストのおかげかトルク感があって排気量以上に良く走る感じがありました。

ハンドリングも、バッテリーの積んである場所のせいなのか低重心な感じもあって、変にロールしすぎない感じが好印象でした。

特に良いなと感じたのは、コーナーの立ち上がりでアクセルを踏んだ時のトルク感でしょうか。
普通この排気量だったら、トルクが足りなくて踏んでもついてこない感じがあったり、シフトダウンしてエンジンが唸ったりする印象があったのですが(その感覚は古すぎ?)、踏めば思いの外加速してくれる感じがあって結構楽しかったです。
この辺りはモーターのアシストが効いているんだと思いますが、モーターってやはり良いですね。

実は自分、電気モーター肯定派です(内燃機関とは別物として)

一番の魅力はトルクの出かたですね。
踏んだら即最大トルクな特性はかなり魅力的です。
電気モーターを生かしたスポーツカーって、絶対に面白くなると思っているので、そんなクルマが早く出ないかなー、と思ってます(走行距離と価格の問題が解消した上で)

そしてもう一つのポイントはやはり燃費ですね。

特にエコランをした訳でも無く、高速はそこそこハイペース気味で、ワインディングでもちょい飛ばし気味で、と言う感じで乗ったにも関わらず27km/lでした。
490km近く走っても18リッターしか使用しないってのはヤバイですね(しかもレギュラーで)

そこそこ走りも楽しくて、しかも便利で燃費が良くて、クルマも安い、となれば売れて当然と言うことでしょうか。
改めて周囲を見てみると、そこら中にアクアが走っているのに気づきました。

恐るべし。


と言う感じで向かった先の阿蘇神社はこんな感じでした。

思ってたよりも大きな神社でしたし、平日の割には人も多かったです。

で入手した御朱印がこちらです。



最後に久々に行った羽田空港の写真を載せてみたり。

いや、特に珍しい写真ではないですけどね(笑)
Posted at 2015/11/24 23:38:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記
2015年08月08日 イイね!

富士山登山

富士山登山クルマの話じゃないですが、2015年8月8日(土)に、同僚3名と富士山を日帰り登山してきた日記です。
登山なんて、小学校の時に高尾山に登ったくらいしか記憶が無い奴の富士山登山は、こんな感じでした。


ルートは、定番の吉田ルート(富士スバルライン五合目からの出発)

7/10~8/31まではマイカー規制の為、麓の駐車場から富士スバルライン五合目まではシャトルバスで行くことに。
時間にして45分程度で、富士スバルライン五合目へ到着(AM6:30頃)
到着したら、まずは高度に慣れる為、30分程周囲をうろつく。

麓からは雲で富士山が全然見えない状態だったけど、五合目だと雲の上になってて快晴。


こうして山頂が見えると、何だかすぐにでも到着しそうな気がしたんだけど、やはりそうでは無かった。


近くにあった登山ルートの看板で、ルートを再確認。
まず最初は登るのでは無く横に移動と言うのが面倒臭い。
往復で15Kmはあるので、平地を歩くだけでも自分的には心配になる距離だから、少しでも少ない方がありがたいんだけど。


そんな風にルートを確認してたら、周囲がいつの間にかガスってて、さっきまで見えてた山頂が見えなくなってた。山の天気は本当に変わりやすい(この後すぐにまた晴れた)


お土産物屋さんもすっかり世界遺産押しになってた。
この地点で標高:2305m。

そして出発。

今回、無事に日帰り登山を成功させる為に色々調べた結果、一番重要なポイントは「いかに心臓に負担をかけないように歩くか」で、その為に「なるべくゆっくり歩く」「なるべく歩幅を狭くする」「休憩後の動き始めは更にゆっくりと動く」の3点を意識して登った。

特に序盤の楽な場所で「調子に乗って飛ばさないように」はかなり注意した。
実際そのおかげで、心臓がバクバクして苦しい、みたいなことは殆ど無かったので、作戦成功だったのではないかと。


六合目(標高:2304m)に到着。
ここは下りルートと合流する場所で、登っている列の左側にある分岐が下りルート。
ここからが本番って感じの場所だった。


七合目に向かう途中の眺め。
雲が既に下にあって、非日常的な感じが楽しかった。
この辺りだと、まだ雲に近い高さで横から見てる感じ。


八合目くらいまでは、ポイントごとに山小屋があるので、それを目標に登れるのが助かった。
にしても山小屋が多かったな(ただし上りだけで下りは殆ど無いと言う)

何気にしんどかったのが八合目で、八合目から九合目の間には「本八合目」「八合5勺」と言うのがあって、おかげで「やったーっ、九合目に着いた」と思ったらそうじゃなかった攻撃に精神削られた。


九合目に向かう途中のどこかで撮った写真。
下を見下ろすと、何だか平衡感覚が狂って吸い込まれそうな感じになる。
自分の登ってきた道を見ると「よくこんなに登ってきたなあ」と思う。


そして少し見上げると、そこには雲海が。
だいぶ雲を見下ろす感じになってきて、十分高いところまで来た感。
なんかもう「ここ山頂ってことにして帰っても良いんじゃないか」て思ったりも。


何合目の山小屋か覚えてないけど、八合5勺かな? だとしたら標高は3450mくらい。
持って行ったSOYJOYの袋もパンパンになってた。
そして、山で食べるSOYJOYがやたらと美味しかった。

3000mを越えたくらいから空気の薄さをリアルに体感し始めたけど、心配していた高山病は、自分も含めたメンバーの誰にも出なかったのは良かった。
やはり、のんびりペースを意識したのが良かったのだろうか。

ちなみにペース的には、ざっくりと各ポイントごとに通常ペースの10分増しを目標にしてた。
通常の吉田ルートの登山時間は6時間程度らしいけど、自分は7時間10分で見積もったので、7時スタートで頂上には14時10分に着く予定と言う感じ。

普段、多くても30分程しか歩かない生活をしている者には、7時間登り続けるって想像しただけでも無謀な気がしてたけど、ゆっくりペースで歩けば結構行けるものなんだな、と今回知った。
呼吸が乱れないのって重要。

ただこの辺りから徐々に、気持ち的には大丈夫でも身体がついてこなくなってきてた。
足が上がらない。所々に筋肉痛。そして何となく右膝の横辺りに痛みが・・・。


まだ九合目に向かう途中だけど、ここまで来ると植物はほぼ無くなって殺風景な景色になる。

にしても、天気が良くて本当に良かった。
先が見えるおかげで「あそこまで頑張って行こう」って感じで耐えられたけど、見えなかったらいつ着くのかわからない不安で消耗してたと思う。


そしてついに九合目到着。
七合目から八合目までは遠かったけど、八合目から九合目は何だか近かった気がした。
一気に登頂成功が見えてきて、気力が少し回復したりも。

ここには山小屋が無くて看板のみ。
皆地面に座り込んで休憩してたけど、結構ヘバってそうな人もいた。


入道雲と同じ高さ。

ここまで来れば、もう登頂成功したも同じな気分になるけど、この先には最後の難関ポイントがあるのを事前に調べて知っていたので、気は抜けない。

吉田ルートには二箇所の難関ルートがあって、そこでは岩場登りをすることになる。
1つは七合目から八合目の途中にあって、もう1つは九合目から山頂の途中にある。

実はこの時点で、右膝の横の筋肉の痛みが本格化していて、膝を曲げて力を入れるのに苦痛を感じるようになり、階段上り的な動作がかなりしんどくなってた。
その状態で最後の難所を越えられるか心配だったけど、騙し騙し動いて何とか乗り越えられた。


山頂まであと200mの看板。気分的にはかなり楽になる。
普段の生活なら、200mなんてすぐそこだし。


でも残り200mって、まだこんなに残ってたーっ。


登山道の様子は、だいたいこんな感じ。
砂利と岩が多くて、踏むとズルッと滑るのが厄介で消耗する。


雲が随分下になってる。
「良くこんなところまで登れてこれたなあ」と思う(これ何度もあった)


そしてついに頂上の鳥居が見えた!
鳥居の前には狛犬も居て挨拶してくれる。


そして、ついに頂上に到着!
同僚とも喜びを分かち合い、しばし歓談。

山頂に着くと、やはり妙な達成感があって、何とも言えない心境になった。
これって感激?

到着は、ほぼ予定通りの13時58分で、我ながらナイススケジューリングと思ったりも。

↓山頂からの景色3連続(右、正面、左)



雲が無ければ更に絶景だったかもしれないけど、これはこれで良い感じ。
過去に体験したスカイダイビングが4000mからだったけど、それとほぼ同じ高さと言うのが何とも。


山頂では、うどんでは無くておしるこを食べた(何だか甘いものが食べたかったので)
凄い美味しかったんだけど、お餅が入ってなかったのが残念。

しかし、写真で見るとまったく美味しそうに見えないな(これで700円)
でも、本当に凄く美味しかった。


山頂火口も見学。
深いところは200mくらいあるらしい。

火口の反対側の方が真の山頂らしいけど、時間的にも体力的にも厳しいので、お鉢巡りはしなかった。


----------------ここから下山


火口を見たら後は下りるだけ。
なんだけど、真の地獄は下りにあった。
あまりの厳しさに写真も1枚も撮っていないと言う。

実は山頂に来た時点で、右膝横のダメージが深刻化していて、膝を曲げると激痛が走るようになってた。
上りだったら膝を曲げずに進みやすかったのだけど、下りだとそれがしづらいので、一歩足を踏み出す度に痛みがあって、それを繰り返すと吐き気がしてくるほどに。

まだ7.6Kmも残っているのにこの状態と言うのは、正直絶望的な気分に。

痛みを出さずに歩くには、膝を曲げずに身体を傾けながらゾンビのように足を引きずって歩くしかなく、それだとペースは通常の半分以下に。
無理な姿勢で歩くので、通常とは違うところに負荷がかかるのも、しんどかった。
けれど、進まなければ帰れないので、遅くても何でもとにかく前に進むしかなかった。


そして下山ルートは、そんな自分の精神を更に削ってきた。
特に八合目から六合目が最強で、その間山小屋は一軒も無く、つづら折りの滑りやすい坂道が永遠に続く無限地獄。
上りより楽になるように作ってあるらしいけど、精神的には下りの方が厳しい。
山小屋の一軒くらいは作って欲しいと本気で思った。

同僚もゆっくりとは進んでくれたけど、それだと逆に大変そうなので先に行ってもらい、一人でひたすら孤独な戦いを続けた。

時間は予定よりもどんどん遅れて行き、ついには周囲も暗くなってくると、更に焦りも加わって悲壮感が高まってくる。

けれど、進んでさえいればいつかはゴールに到着するもので、無事五合目まで歩き通すことが出来た。山頂に着いた時とはまた別の達成感&安堵感。
正直ギリギリだったと思う。

到着したのは20時ちょいすぎくらいだったので、下りにかかった時間は約5時間。
上りに7時間、下りに5時間の計12時間の日帰り登山となった。

一般的な標準タイムは、登山:約6時間、下山:約3時間半、と言う感じなので、やはり下りでだいぶロスしてた(でも、負傷してた割には意外と早かった?)

何はともあれ無事に帰れて良かった。
今回はクルマのトラブルでは無くて、自分のトラブルだったけど、クルマのトラブルで精神的に鍛えられてたから凌げた部分もあったのかも。
と、最後に強引にクルマネタに繋げようとしても無理があるか。

と言うか、現在も疲労と筋肉痛に苦しめられていて、俺たちの戦いはまだ終わってない感。


そして、これが今回の目的!
富士山の山頂で貰える御朱印です!!
Posted at 2015/08/10 08:21:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記
2015年05月17日 イイね!

「RED BULL AIR RACE CHIBA 2015」の予選とか「静岡ホビーショー」とか

「RED BULL AIR RACE CHIBA 2015」の予選とか「静岡ホビーショー」とか「RED BULL AIR RACE CHIBA 2015」の予選を観てきました。

「エアレースって実際観たらどんな感じなのかなー」程度の興味で、「結果は関係なく飛んでるところが少し観れれば良いかな」と思って空いてそうな予選にしたのですが、思いのほか人が多くて驚きでした。
何でも6万人だったとか。

場所が幕張と言うアクセスしやすい場所だったのと、飛行機のレースと言う未知な物への好奇心がそれだけ多くの人を集めたのでしょうか。

行く前は「そんなに近くで観れないんだろうな」と思ってましたが、実際に観てみるとそれなりに近くに感じられて良かったです。


なんとかピンボケしすぎないで撮れた写真を拡大してようやくこれくらいの大きさ。


観客との距離感はこんな感じ。


で、これはXperiaで撮った動画。

「紅の豚」好きの自分としては、最後の一騎打ちの空戦のシーンで、島から観てた観客になったような感じがあって楽しかったです。
レシプロ機ならではなエンジン音がまた良い感じでした。


で、翌日は静岡のホビーショーを初めて観に行ってみました。
会社の同僚には毎年行ってる人もいて、話を聴いて一度観てみたいと思っていたのですが、今年ついに行くことにしました。
おもちゃショーとかに比べたら規模はボチボチですが、模型好きには楽しいショーでした。
久々にまた何か作りたくなった(素組み派です)

何となく興味を引かれたモデル その1

京商から出る予定の「サーキットの狼」フェラーリ ディノ レーシングスペシャルのモデルカー。
これは1:18だったかな。

何となく興味を引かれたモデル その2

トラクターとか働く乗り物ってカッコイイですよね。

何となく興味を引かれたモデル その3

タミヤのマスターワークコレクション。
プロが作るとやはり上手いです。
写真で観ると本物っぽいな。
そして、RS1000とかこの辺りの耐久レーサーはカッコイイ。

何となく興味を引かれたモデル その4

バンダイから発売してるストーム・トルーパー。
やっぱり、これくらい並べてみたいですよね。

あと印象的だったのは、ドローンが結構色々なメーカーから出品されてたことですかね。
Posted at 2015/05/18 23:15:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記

プロフィール

「最近は八ヶ岳を観ながら走るのが結構好き。」
何シテル?   02/28 22:48
「さぼいあ」です。よろしくお願いします。 そうです「紅の豚」が好きなのです(主人公のポルコが乗ってる飛行艇がサボイア S.21なんですよ)。
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