
納車したユーロRで、一般道、ワインディング、高速道路、あたりを一週間ほど走ってみてのインプレッション。
最初の印象って、しばらく乗ってると変わることも多いので、メモ的に残しておく感じ。

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普通に乗ってれば普通のクルマ。
・乗り心地が良い。
ふわふわでは無く、それなりにしっかり感があるんだけど、強めのギャップでも嫌な突き上げにはならない。
実際、後席からの苦情も無かった。
・車内は充分静か。
・エンジンの音量とかも普通。
・挙動も変にシャープすぎたりしてない。どちらかと言えばマイルド。
・見た目も普通に見えるのか「ついに普通のクルマ買ったんだ」と言われたりもした。
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その気で走ると十分スポーティ。
・ペースを上げても、走る、曲がる、止まる、がどれも必要十分以上あるので、操作にちゃんとついてきてくれる感があって楽しい。
まさにスポーツセダンって感じ。
・スタビリティが高くて安心して攻められる感じがある。
ボディがしっかりしてるおかげか、脚が良く動いて路面をつかんでる感じがするし、ダブルウィッシュボーンならではのキャンバー角変化が少ないのもあって、タイヤに常に一定のグリップ感がある感じ。
●高速巡行も快適。
・高速道路での直進安定性は、思ってた以上に良かった。
FFだしホイールベース(2665mm)が、それなりに長いのも影響してるのかも。
多少重い車重(1330kg)も、高速道路を走る時には適度な安定感につながるので、プラス要素かも。
・高速道路でも十分静か。
・高速コーナーの安定感もなかなか良い。

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VTECは刺激的と言うよりは爽快。
・期待のVTECは、確かに上まで回せば速いし雰囲気もあるけど、ユーロR用はそこまで刺激的と言う感じでも無かった。
とは言え、5200回転からハイカムに切り替わった部分を使って走ると、やはり200PS以上あるエンジンなんだな、と感じる速さがあって楽しいし、何より回り方が爽快。音も良い。
ハイカムに切り替わる瞬間がちゃんとわかるのも面白さになってる。
・そして、ボンネットを開けると、この赤ヘッドのエンジンが入ってるというのは、何だか嬉しいものがある。
やはりエンジンは、こうして見えてた方が良いな。

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コーナーが楽しめる。
・装着されてたタイヤが、そこまでハイグリップじゃない「ファルケン ZIEX ZE914」だったので(純正は「ブリヂストン RE010」)、本来の走りは体感出来ていない気がするけど、その程度のタイヤでもそれなりに楽しいと思える走りが出来るところに素性の良さを感じた。
ジムカーナでノーマルのS2000やインテRよりもタイムが良かったと言う話もあったけど、それも納得出来そうな運動性を秘めてる感じはした。
・ロールが少ないのでステアリングの追従性も良いし、コーナーリング中の安定感もある。
・サーキット仕様の空色号(GOLF2)だと、跳ねたりハンドルを取られたりでペースダウンを余儀なくされるような荒れた路面のワインディングでも、脚が動いてショックを吸収してくれると同時に、路面追従性の良さでスタビリティを失わないので、路面状況をそこまで気にせずペースを維持出来るのはありがたい。
この脚はノーマルのままでも良さそう。
・タイヤのせいか、ペースを上げるとわりと早めにアンダー気味になるんだけど、そこから踏んでくとヘリカルLSDが効いて、アンダーが減ってインに入ってく。ちゃんとLSDが効いてる。
・ブレーキの効きは、一般道を走ってるだけならタッチも良いし十分満足。
・最小回転半径が大きいのもあって(5.6m)、小回りが利かないのは数少ないマイナスポイントかも。

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車内も快適。
・ベースが普通のセダンだけあって、小物入れとかもそれなりにあって、使い勝手は良かった。
・電動パワステは、常に一定に効く感じなのは良いんだけど、常に一定すぎるからかタイヤにどれくらい荷重がかかっているかが、わかりづらいような。
ただ、パワステにパワーを喰われる感は無いし、追従性も良い。
・EPSと言う、電動パワステの利き具合を、弱、普通、強、で変えられる機能が付いてたので試してみたけど、弱にすると結構ステアリングが軽くなるので、渋滞してる時とかは楽だった(弱にしてても速度が上がると普通に重くなるっぽい)。
・シートは純正でレカロだけど、このレカロのサポートはいまいちかな。肩はそれなりだけど、腰回りが足りない感じ。とは言え、普通に乗るならこれくらいが十分か。
・シフトの入りは問題ないけど、感触として「気持ち良い」までは行かないかな。
あと、アルミのシフトノブって、熱かったり冷たかったりするので、やっぱり苦手かも。
・アクセルペダルがブレーキペダルよりも低くて離れ気味なので、ヒール&トゥが少々しにくい(サーキットで強くブレーキ踏んだ時なら丁度良いかも?)。

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まとめると。
・とてもバランスの良いスポーツセダンと言う感じで、自分が漠然と思ってた「一般道で楽しく走れて便利に使えるクルマ」のポイントを、かなりの部分で押さえてくれてる感じだったのは、ある意味予想以上でした。
ホンダさんは、20年も前にこんなクルマを250万円程で売ってたんですね。
・最近のクルマが、電子制御やら安全装備やらエコやらが加わってくことで、この感じが失われているのだとしたら、これはこれで一つの到達点だったのでは、と思ってしまったりも(それは言い過ぎか)。
・あと、今となっては難しいであろう、このボンネットの低さがステキ。
以上。メモでした。
Posted at 2020/03/29 15:24:36 | |
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