サイドブレーキ調整

一昨年の夏の車検前に調整したサイドブレーキの引きしろ（ノッチ数）が多くなってきました。
調整した時は3ノッチにしていたのですが、8ノッチまで引かないとサイドブレーキの効きが甘いです。
ブレーキパッドの減り、ワイヤーの伸びによるものですが、タイヤ交換時にパッドをチェックしましたが使用限界までは全然余裕があります。

サイドブレーキの引きしろ（ノッチ数）調整は、サイドブレーキを下げた状態でレバー横（画像の○部）の10mmのアジャストナットを10mmのディープのソケットで緩めて、ブレーキペダルを数回踏み込む事でオートアジャヤストされます。後は好みのノッチ数になるようにサイドブレーキレバーを引いて調整しながら緩めたアジャストナットを締めこむだけです。

リヤキャリパーのサイドブレーキ用トグルシャフトの動作が渋くサイドブレーキの引きずりが発生している場合はトグルシャフト周辺の掃除と注油等をしておくと良いかも知れません。

私のカプチは、皆さんがされている様な引きずり対策のスプリングを取り付けてありますし、タイヤ交換時等にシリコンオイルスプレーをしています。

サイドブレーキの引きしろ調整時は、メーター内の警告灯が1ノッチで点灯することを確認した方が良いかと思います。

当然の事ですが、パッド残、ブレーキオイルの量、エアの混入、ブレーキペダルのストローク、オートアジャスト機能等に異常（問題）がない事が前提です。