エアコンシステム全交換　その1

去年の事ですが買い物に行こうと車を動かしエアコンスイッチを入れたらベルトのスキールー音と同時にコンプレッサーがロックしました。

幸いな事に完全にロックしていなかったのでコンプレッサーの交換だけで済むと思っていましたが一年程でガスが抜けている事と送風と同時に異臭がする事からエバポレーターも故障してると断定してエアコンシステム全交換しました。



実は自力でエアコン治してみたかったんです(爆)

まずは車外から作業を開始。

フロントバンパーを外してコンプレッサーやコンデンサーやエアコン配管を外します。

ちなみエアコンガスはほとんど抜けていました。

あとエバポレーターも交換するのでラジエターの冷却水を抜きヒーターホースも外します。

コンプレッサーを外して内部を見ると故障の原因が良くわかります。

ガス漏れと同時にコンプレッサーオイルも漏れてガスだけ補充した結果コンプレッサーオイル不良による焼き付きです。

外したコンデンサーも内部にオイルの感触は無く完全に乾いてました。

コンプレッサーとコンデンサーを外したらエアコンの配管は再使用しますので内部を完璧に洗浄します。

エアコン配管の洗浄に関しては何で洗浄すれば良いのか情報が無かったのでゴムを侵さないパーツクリーナーのBC9で徹底的に洗浄しました。

意外にも鉄粉や異物は出て来なかったです。

2本あるうちのもう1本のガス配管は外すのに手間がかかりそうだったので車載のままBC9で洗浄しました。

配管洗浄が完了したらラジエターとコンデンサーとの間に挟む隙間テープを貼りつけておきます。

そしてコンデンサーを取り付けたいのですが配管をパーツクリーナーで洗浄しているので乾燥させる為にこの状態で室内側に着手します。

室内側はまずバッテリーを外してから作業を行います。
そしてオーディオ(純正なら大丈夫)やETC等の後付けした物を外しステアリングコラム下のナットを外してステアリングを下げたら運転席足元のケーブル(画像の部分)を外してダッシュボードの横にあるボルトを外したらダッシュボードが外れます。

ちなみにこのワゴンRはマニュアル車なのでオートマ車だと少し違うかもしれません。

ダッシュボードが外れたらヒーターユニットに付いているナットを外すと取り外せます。

ヒーターユニット取り外し時はクーラントが漏れるのでヒーターホース取り付け口を上に向けて慎重に車外に出しましょう。

その2に続きます。