震災による中断から約1ヶ月半、やっとJリーグが再開となり、最高の天気のなか、
公式戦として4ヶ月半以上ぶりとなる埼スタにて、2011シーズン・ホーム開幕戦が行われました。

▲JCOMのレッズ番組の進行役のオネーチャンです。スラッとした美人です(*^o^*)
元浦和の阿部敏之氏も隣にいましたが、それはフォトアルバムでご覧下さいw
スタジアムに到着し、みんカラレッズサポのメンバーさんたちとバッタリお会いし、
久しぶりのご挨拶をしてから息子とともに通い慣れた北ゴール裏のスタンドへ到着!
日射しが強く、汗ばむほどの陽気ですっかり日焼けしてしまいました。
ウォームアップを済ませ、スタメン発表⇒改めて選手入場となるのですが、
ホーム開幕戦ということもあり、久しぶりのレッズトリコロールのビジュアルを披露。
震災で亡くなった方々を想い、黙祷の後、ついにキックオフ!

▲スタメンです。
試合は前半早々に素晴らしいパス回しから達也のシュート⇒楢崎が弾いたところにマルシオが詰め、
楢崎の位置を見極め、浮かしたシュートでゴール左上隅に突き刺しで浦和が先制!!!
さらには相手の裏へ抜け出したマルシオが飛び出してきた楢崎より早くボールに追いつき、
中に折り返したところにドンピシャのタイミングで達也が飛び込んでシュートをゴール中央に蹴りこみ追加点!
ザッケローニも見守るなか、正直予想外の2-0とリードして前半が終了!
15分のハーフタイムを終え、選手たちが再びピッチへ。
後半が始まると、5~10分程度は名古屋にペースを握られ、ちょっとヤバイ雰囲気でしたが、
前半からの激しいプレスはずっと緩めることなく、相手を追い込んで名古屋のCBへのパスを元気が狙い、
CBの甘いトラップをスライディングで奪うとスピード溢れるドリブルでゴール前に持ち込み、
GK楢崎の脇を狙ったシュートは一度は弾かれるも、こぼれ球を元気自ら押し込んでトドメの3点目!

▲ゴールを決め、看板を乗り越えサポーターの前に駆け寄る元気

▲そしてペトロ監督の元へ走っていき、飛びついて大喜びする元気&ペトロ。
昨年、すっかり冷めていた自分が、このシーンにジーンと来てしまいました(涙)
それにしても元気の名古屋キラーっぷりはスゴイですよね(*´艸`)
3点目を失い、闘莉王はもう上がることもなく、明らかに心が折れていましたね( ̄ー ̄)
さぁ、ここでペトロはどんな采配をするのかが非常に気になっていたのですが、
ここでペトロはさらにマゾーラを入れ、トドメを刺しに行きました!!!
小さいリードを守ろうとして消極的になって終盤やられたこの2年にウンザリしていたので、
この采配にもう明らかに興奮している自分がいましたwwww
後半38分に出てきたマゾーラですが、疲れ切った名古屋のDFには最高の起用で、
残念ながら楢崎に止められ初ゴールはならずも、裏へ飛び出し1vs1の見せ場を作るなど、
久しぶりの怪物級FWの登場にスタジアムはもう最高に盛り上がりました!!
ただ、短時間にも関わらずすぐにバテてたので、スタメン起用するには難しいのかな(汗)
その後、セルもガンガン攻め上がり決定的な場面を作るも、
これまた楢崎に阻まれゴールならずで、結局3-0でタイムアップ。
あと1~2点取れるチャンスはありましたが、そこは楢崎のスーパーGKっぷりを褒めるしかないですねw
でも、こんなにワクワクドキドキした試合は本当に久しぶりでした。
こんなレッズを見せ続けることができれば、思いのほか早く埼スタに客が帰ってくるでしょう♪
そして、今日とっても良かったと思ったのが右SBの高橋峻希。
浦和のオファーを断って名古屋入りした超大物快足ルーキーFWの永井の存在を忘れるほど完璧に抑え、
そしてボールを持てば素晴らしいキープ力で右サイドを切り裂く素晴らしい大活躍でした。
(名古屋目当てで来た?ザッケローニも峻希を見て驚いてたりしてww)
ケガがなければ起用されたであろう副主将の平川はこのままサブに転じるのではないでしょうかw
そしてとっても心強かったのがケガから復帰したスピラと新加入の永田の長身CBコンビ。
スピラは同じオーストラリア代表のケネディとの空中戦もほぼ完璧に抑えてましたし、
闘莉王の攻め上がりなど後ろから飛び出してくる選手については永田がキッチリとマークし、
これまで浦和がもっとも苦戦する&名古屋の得意なゴール前へのハイボールを
スピラ&永田がほぼ完璧に潰してくれたことで、ハイボールという弱点は完全に消えたと実感しましたので、
今後、峻希&宇賀神がCBとの連携をもっと深めていければ、2006年のような強固な守備も夢じゃなさそうです。
ただし、スピラも永田も峻希もケガに泣くことが多いので、一番の心配は彼らの負傷でしょうね(汗)
そして攻撃面では、シセのような風貌になった9のワントップについては、
まぁ攻撃面は相変わらずですが、とりあえず守備ではまずます貢献した…かなww
(でもマルシオと組むようになって、全体的に多少は良くなったような気もしなくはないかなw)
また元気・達也の両サイドハーフとマルシオ(+柏木)のコンビネーションは確実に良くなってますね。
そしてアンカーの位置には35歳にして今年コンバートされた暢久が入りましたが、
時々年齢による(?)軽いプレーによるミスは目についたものの、相変わらずの健在っぷりでしたw
ただ、不正確なパントキックの多かった山岸についてはイマイチな気がしました(-_-;)
GKもそろそろ加藤クンの台頭に期待したい気もするのですが・・・^^;
あ、最後に・・・
後味の悪い移籍で浦和を去ってから初めて埼スタに現れた闘莉王ですが、
試合中はボールを持つだけで地鳴りのような大ブーイングが最後まで続きましたが、
それでも試合終了の整列ではメインスタンドではなく北スタンドに向いて頭を下げ、
浦和の選手とは試合後に抱擁し、去り際にはメインの浦和サポにも挨拶をするなど、
クラブとの確執はあったものの、選手やサポーターに対しては名残惜しかったのかな、と思いました。
それと、前半終了時に0-2で負けてるにも関わらずハーフタイムで下がる際には、
元浦和のアレックスがエじとニコニコで抱擁して下がる姿や、
それどころか試合終了後もアレがエジや暢久と肩を組んで満面の笑みだったのが印象的でしたww
また、マルシオ・エジ・永田・千代反田の元新潟組が懐かしそうにしてる姿が、
敵同士が試合が終わって旧友に戻るような、良い意味でスポーツらしい清々しさを感じました♪
さぁ、次は5日後、ユアスタに乗り込んでのアウェイ・ベガルタ仙台戦です!
仙台も復興パワーで川崎に逆転勝利とめちゃくちゃモチベーション高いので、
名古屋戦より楽な試合になるとはとても思えませんが、再び強豪としてのし上がるためにも、
仙台を破り、過密日程となるゴールデンウィークの初戦に弾みをつけたいところです!!
あまりに嬉しくて今回はかなり大量の写真をアップしてしまいましたが、
よろしければスライドショー(▼クリックで大きな画面でも見られます)でご覧下さい。