先週、福岡を延長の末3-0で破って準々決勝進出を果たした浦和ですが、
ワシントンが心臓の検査のためにブラジルへ帰国し、
リーグ終盤ケガを押して強行出場した闘莉王もケガが治らずブラジルへ里帰り
さらにアレは移籍が決まり、オーストリアからそのままブラジルへ同じく里帰り
ということで、これからの天皇杯は攻守の要抜きでの戦いに(汗)
そんな状況に焦ったのか、闘莉王がネネ残留を直訴したからなのかはわかりませんが
急きょ残留となったものの結局ネネはドタキャン的にメンバーから外れる始末

試合は最初から磐田ペースで浦和はほとんど攻撃するシーンすら見られず、
ボールを持っても周囲の積極的な動きがほとんどなく、みんな孤立し、
囲まれて苦し紛れのパスを出しては奪われ攻め込まれることの繰り返し。。。
前半31分に前田にヘッドでやられましたが
何で中央であんなにドフリーにさせてしまったのか???
闘莉王がいなくなると早速こういう部分でボロが出たような気がしました(汗)
前半は0-1で折り返し、前半に足を痛めた平川に代わって(戦術的な交替かも?!)
後半開始から小野伸二を投入するも、後半1分で再び失点し0-2
ここまでやる気がないというか集中力がないなら負けてしまえと。。。
正直この時点で天皇杯終わったなと内心では思ってましたw
(「さらばギド」と思ってカメラを向けたのは本当だwww)
しかし、2点目を奪われた数分後に、やっと浦和に決定的なチャンスが訪れ、
永井のシュートがGK佐藤の手を弾いてサイドネットに入った…ように見えたのですが
佐藤に慌てて掻き出されたボールはインプレー(ノーゴール判定)
ここで永井やポンテがキレました (-_-;)
特にこの試合のバック側の線審は当初から判定が曖昧でした(怒)
(ジャスティス岡田にビビってるのか微妙な判定はすべてオドオド)
このプレーが導火線となったのが明白なほどに浦和の動きに大きな変化が(・∀・)
特に永井は前半ほとんど消えていたのに、積極的に前に出るようになり、
プレーの1つ1つに感情をあらわにして闘志をムキだし、
ついに後半9分、右サイドに入った山田のクロスをGKと競り合いながらも
気迫で勝ってボールをゴールに押し込んでやっと反撃開始!
そして後半開始から入ったこの日の小野伸二はおいら的にはMVPかと(^o^)
後半18分には相馬からのクロスに体ごと飛び込んで豪快なダイビングヘッドを決めて
同点に追いつき、さらに後半35分にはポンテの浮き球に勢いよく飛び出し、
向かってくるGK佐藤より一瞬早くつま先で触れてループ気味にシュート
必死に戻った磐田DFがヘッドでクリアを試みるもボールもろともゴールへ吸い込まれ
ついに0-2から怒濤の3ゴールで逆転に成功!!!!!!

この時点で参戦ブログは「小野伸二MVP」で決まったと思ってたんですが、
まさか喜んでる間(ゴールの1分後)に同点ゴールを許すとは。。。(-_-;)
ということでそのまま90分が経過し、福岡戦に続いてまたも延長戦に突入し
この日3度目の円陣
(まさか4度目の円陣があるとはこのときは思いもせずw)
延長戦は一進一退のカウンター合戦になるも、両チームとも疲れのためか
どちらもシュートに正確性がなく、延長戦終了しPK戦へ。。。

PK戦は2004年のナビスコ決勝、そしてチャンピオンシップ以来ですが、
あの2年前の嫌な思い出がどうしても記憶にあって不安でした(汗)
PK戦になると、大旗を最前列中央に一斉に集めて相手チームに対して
できる限りプレッシャーをかけるこの光景は独特です(笑)
PK戦は浦和が先攻、磐田が後攻となり、
浦和の1人目は今日2ゴールの伸二ですがキッチリと決めて先制
その後はポンテ、ヤマと問題なく決めるも磐田もミスなく3-3

そして迎えた4人目の酒井
助走をつけて右隅へ蹴ったものの、GKに読まれて弾かれたボールはポストに…
あ~あ、と思ったその時、ジャスティス岡田はGKの動きが早すぎたとやり直し!
今度はそれをきっちりと決めました(笑)

その後はお互い譲らず、なんと10人目まで勝負が続くも
浦和は細貝がキッチリ決めて10-9
一方、ほぼ全員が左へ蹴っていた磐田ですが、
10人目の犬塚も同様に左へ蹴るも、狙いすぎたのかポストの左へ外れ
その瞬間に10-9で浦和の勝利が確定しました♪

15時に終わるはずが結局16時までかかったため、日も傾いて最後は寒かった(>_<)
この日は埼スタで当日抽選で朝の日の出を見て、帰り際に沈む夕日を見ましたw
他会場は鹿島が清水に0-2からの逆転勝ちしたことで、
29日の準決勝は浦和vs鹿島が国立で15時キックオフと決定し、
おいらもその発表を受けてすぐにファミマへ直行しチケット(σ´∀`)σゲッツ!!
29日と元旦
(鹿島に勝ったらねw)に試合があるのは家庭的にはちょっとよくないんですが
それでもやっぱり行かずにはいられません(奥様ごめんなさい・汗)
フォトギャラリーもよかったらご覧下さい
参戦フォトギャラ ~その1~
参戦フォトギャラ ~その2~
参戦フォトギャラ ~その3~
参戦フォトギャラ ~その4~
最後に、ちょっと個人的な感想なぞを書きたいと思います
平川・相馬の両サイドはあまりにも多く破られすぎで大きな課題かと…
相馬に至ってはクロスの精度がアレに劣るだけでも痛手な上に、
守備がうまくはないアレよりも簡単に突破されるのはかなり問題です
サイドの選手だけに延長で足が攣ってしまうのは仕方ないとしても、
相手との間合いが中途半端でプレスも効かずパスコースも塞げずではちょっと…
まぁ、相馬はまだまだこれからの選手ですから期待したいのも本音です(笑)
一方平川ですが、前半で退いて山田が右サイドに入ってからはグンと安定し、
磐田も山田のサイドを避けるようになったと思いました(気のせい?)
シーズン後半あたりから山田の偉大さを本当に実感していますw
ヒラのクロス(シュートなのか?)はまったく得点の匂いがしません(汗)
また守備陣ですが、坪井はもちろんいいですが、
ネネに代わって急きょ入った細貝もそこそこ良かったんじゃないでしょうか?
相手のパスを判断良く飛び出してインターセプトする場面も多かったです
一方内舘…正直もうカンベンしてくださいm(__)m
競り合いに負けて地面にひれ伏す姿はもう見飽きました(汗)
ただでさえサイドが弱いのに後ろがウッチーでは
前年度の天皇杯同様、徹底的にそのサイドを攻められます。。。
ウッチー使うなら若くして代表で頑張ってる堤でも使えないもんでしょうかね?!
そして、高額年俸なこともあって何かと批判の的になっていた小野伸二ですが
頭痛でダウンしたとか聞いて、もういい加減にしろ!と思ってましたw
でも後半から出てきた小野は磐田戦では久々に輝いていたと思えました
大げさかも知れませんが、おいら的には小野が磐田戦のMVPじゃないかと♪
もちろん2ゴールともに体を張った上に技術の伴う素晴らしいゴールでしたが
それだけじゃなく、攻撃に意識をおいたという本人の発言通り、
味方がボールを持つと何度も相手のマークを外そうと動き回ってました
そして、さらに前線から積極的にプレスもよくかけていたと思います
その証拠にオシム(また来てたんかよw)も初めて小野を認める発言をしましたね♪
準決勝は長谷部が累積警告で出場停止となりますが、
昨日の後半以降の試合ができれば十分行けると思います!
さぁ!あと1つ勝てば2年連続の元旦国立が待っている!