
みなさま、
今回の件で
コメント、メッセージを
たくさんいただき
ほんとうにありがとうございます。
以前も書きましたが、ホントに胸を熱くするお言葉をたくさんいただき、
ワタシの32が遺してくれたモノをヒシヒシと感じています。
家に帰るといつも置いてある場所に無い事が
こんなにつらいとは思ってもみませんでした。
ご心配いただいている方に何も伝えないのは
申し訳ないので現在の状況をご報告いたします。
みなさんにお気遣いいただいた身体の方は、
ムチウチのみで大きな怪我などはありません。
毎日変わり変わりにいろいろな箇所が痛くなりましたが、
本日は沈静化してきています。
32Rはフローバーさんに持ってきていただいた
ローダーに載せて引き上げました。
現在はフローバーさんの元で預かっていただいています。
ボンネットはロックが噛み込まれちゃって開けれなかったので
詳細はわからず外から見た限りの判断ですが、
コアサポートどころかフロントメンバーがだいぶ押し込まれています。
右フェンダーとAピラーが重なっている程ずれていて、
運転席側のドアはまともに閉まらず数cm上にずれています。
このことからAピラーが上にずれて
さらにフェンダー部が上にずれているとわかります。
バルクヘッドもルーフもストラットも歪んでるでしょう。
タワーバーも入っているので、
右がコレだけいってると左側も影響は出てるでしょう。
刺さって抜く時の牽引ダメージもあるかもしれません。
刺さってからコーススタッフが声をかけてきた時に自らドアを開けました。
その時だいぶドア落ちしたので
「ああ、コレはダメだ、、、」と感じました。
オフローダーで引張られても抜けません。
それほど喰い込む=ダメージがデカイと言う事なので、
牽引される頃には覚悟決めました。
周りの見解も一緒です。
直せるかもしれないけど、、、
「けど」なんですよね。
、、、
この32Rはワタシには興せない。
そう覚悟を決めたのに、、、
はっきりいって刺さった直後、当日の方が冷静でした。
いくぶん冷静にジャッジして覚悟できたのですから。
今は、、、
もう、ダメです、、、
どうにか興せないのか
と考えている自分がいます。
でも、
やはり現実的に興せる状態ではないので
潰すことになるでしょう。
中途半端な興し方だと前車のHCR32の二の舞です。
かなりの腕を持ったところじゃないと修復は難しいでしょう。
そしてそういうところは当然ながら対価が必要です。
ボディの修復の他にも、破損したパーツ代、、、
フェラーリやランボルギーニなんかでしたら
この状態から手を離れても誰かが興して再び走り出す事もあるでしょう。
ですがBNR32はいくら名車だからとはいえ
そこまでの価値が今はまだありません。
ということは、ワタシの32Rにとってワタシが手放す事は
この世界から抹消されることを意味します。
「車」である時間はもう残りわずかとなりました。
32Rはもちろん血の通わない物ですが、
忘れ去られるのが本当の死だとするならば、
思い出すトリガーとなるべきモノを出来るだけ遺したいと思っています。
なので目を背けたくなることも含めて最後まで書ききろうと思いました。
最後まで書ききらないと32Rの存在を浪費していると思えるのです。
これからしばらく読む方にとっては気分の滅入るブログが続くと思います。
ほんとうに申し訳ございません。
ですが
消えゆく32へのレクイエムだと思ってお付き合いいただけるとウレシいデス。
Posted at 2012/02/23 17:50:48 | |
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