大変ご無沙汰をいたしました。

　みなさん、お久しぶりでございます。この2ヶ月近く、PCすらろくすっぽ開かず、放置してしまいました。


　前回のブログに書きましたように、年明けから胃腸の調子を崩し、産業医の診察を受け処方薬をきちんと飲んでいたのですが、周期的に吐き気が強まり、仕事にも大いに支障を来しておりました。医師も首をひねり、最初は胃カメラを飲みましたが、暴飲暴食の半世紀にもかかわらず、食道から十二指腸まできれいなものでした。

　次にMRIを受診しました。膵臓がんの肝転移でもとドキドキしたんですが、そちらも真っ白。腸にポリープすらありません。


　事ここに及び、私にはあり得ないだろうと思っていた心療内科に回されたところ、自律神経失調症の診断をうけ、1ヶ月の病気休職を命じられる羽目となりました。


　いままで、この薬を飲んで熱が下がったら出勤しなさいとか、湿布で腫れが引いたら出勤ねなどというわかりやすい病気しかしなかった本人が一番呆然としていますが、薬が胃腸薬から抗うつ剤に変わってから吐き気がほぼ収まったのは事実なので、医者の診断は確かなのでしょうね。


　吐き気のひどいときは、スイスポで出勤すると帰宅したとたん、吐いてしまい、スイスポの足の硬さを実感させられ、ほとんどレガシィに乗っていなきゃなんないほどでしたが、いまではまたスイスポに気持ちよく乗っていられるまで回復しました。


　というか、実は優雅に療養に日々を過ごすどころではなく、私の体調不良と時期を同じくして肺炎で入院した老父が末期の大腸がんでなおかつ肝臓や肺に転移がある末期ということで、休職に入ってからはそちらの始末でバタバタしていました。


　結局、肺炎が治まった時点で緩和ケア；ホスピスへの転院を指示され、その手続きや移送に追われ、横浜に住む兄と手分けしてじたばたする日々でありました。

　結局、今月6日未明に父は物故し、そうなればなったで葬儀の手配その他で駆け回り、昨日火葬を終えて、父を帰宅させ自分の病気のことなどどっかにいっちまうような状況でございました。

　先月までは、1日1回レトルトのおかゆを食べるのがやっとで、中世の餓鬼草紙という絵巻物に書かれた餓鬼そのものの体型、ライザップ並みの激やせでしたが、親父のことで気が張ったためも有り食欲も戻り、酒はやめていますが、たばこも再開し体調も戻ってきています（薬だけは飲んでますが）。


　考えようによっては、生前さほど折り合いがよくなかった親父のおかげかなどと、多少殊勝な気持ちにもなっております。（苦笑）

　今回の一連の検査で、血糖値が若干高めの他はまあまあのちょうしですので、年度末大穴を開けた仕事の挽回と、残ったお袋のできる範囲の面倒と、車道楽で気持ちのバランスを保ってがんばって参りますので、皆様よろしくお願いいたしますね。