スイングアームベアリング交換

スイングアームベアリング交換をしました。
それぞれ作業方法があると思いますが
どなたかの参考になればと思い公開することにいたします。
想像よりは難しくない作業だと思います。
スイングアームの取り外しは省略いたします。
表側のクリップをラジオペンチなどで外し裏側からダストシールの穴に入る1/2ソケットを当てて叩いてベアリングを抜きます。
比較的すんなりと抜けました。

ベアリングの圧入ですが
清掃して双方に少しグリスを塗りました。
裏側は建築金物を使いました。
今回は手持ちの物で作業いたしましたのでなんでもいいと思いますが
建築金物は激安です。

手持ちのM10のボルト、ナット、ワッシャーを使いダストシールを入れてベアリングを
嵌めて最初は外したベアリングと2個重ねてナットを締めて圧入して行きます。
割とすんなり入りました。
画像では新しいベアリングは入ってしまっています。
最後まで圧入すると古いベアリングが抜けなくなります。

ベアリングの外径よりも少し小さくベアリングの外枠を押せる物を探したら自転車部品のシマノのスプロケットのスペーサーが使えそうでした。
スペーサーは内側の穴が大きいのでニップル回しを当てて穴を小さくしました。
ベアリングをホームセンターに持って行って使えそうなワッシャーを購入してください。
押されて変形する可能性がありますのでワッシャーだと2枚重ねのほうがいいかもしれません。

スペーサーとニップル回しツバ付きナットなどで内径を小さくしてナットを締めて圧入します。
付き当たる感じがわかりますのでダストシールはそれほど強度がないので付き当たればOKでそんなに強く締めないほうがいいと思います。

外側のダストシールも同じように圧入します。

ラジオペンチなどでクリップをつければ完成です。
自分でタイヤ交換される方はついでにやっておくかベアリングを交換しなくてもクリップとダストシールを外してグリスアップしたほうがいいと思います。
ベアリングのグリスきれがベアリングの傷みの原因になると思いますので…
ダストシールを外すときに変形する可能性も高いですが…