2007年10月17日
ドエスな拘束具
ウチのヨメの携帯が壊れた(物を大事にしないわけではないが、機械に関しては壊れるような扱いをするのだ)そうで、買い換えるといっていた。
「くそう、なら俺も(そんなヨメごときに端末であろうとも負けたくない)」、ということで、秋葉の携帯屋に走った。私はPHSユーザなのだが、ちょうど代替えキャンペーンだそうで、今なら安いらしい。
Y「端末変えたいんだけどー」
店「どれになさいますかー?」
対応してくれたオネイ、ちょっとカワイイ。
ヤクルトのピッチャーのヨメになったアナみたいで、性格良さそう。
昔はツリ目でキツい女の子にいたぶられるのがブルブルくるほど快感だったのに、こーいう娘がよくなったとは、歳とったもんだ。
それが油断だったかもしれん。
Y「えーとね、実はよくわからんので、君のおすすめとか」
店「じゃあ、これとかどーですかぁ」
そんな感じでオネイが出してきたのは、やたらでかい端末。スライドしてキーボードまで出てくるではないか。
「ずいぶんと、でかいな…」
これは今話題の端末で、いろいろな機能が付いているんですよ」
はっきり言って端末ごときはシムプルなのが最適なのだ。電話とメール、それからそこそこ解像度の高いカメラがあればいい。
だいたい、小さい中にゴチャゴチャつけてもマトモに使える機能は限られるし、電池ももたない。それに壊れるのだから本末転倒でR。
Y「…はぁ、君のオススメがソレだというのかね」
店「ええ。」
大概、売り子が勧めてくるものってのは、利幅が大きいとか在庫処分品なのだ。(たぶん)このくそデカイ端末も、あまりにkakaku.comとかじゃひどい評価にちがいない。このオネイも心の中じゃすまないと懺悔しながら、なにも知らない私に売りつけようとしているのだ。そういう指示がマネージャーからあったのだろう。1台売ればいくらかのバックもある。いやまてよ。このオネイ、25歳位に見えるが実は2人の子をもつシングルマザーかもしれない。DVの元亭主は養育費もろくに入れず、かといって駆け落ち同然で飛び出した福島に帰れないし、戻ったところで子供たちを養えるだけの収入のある仕事が見つかるという保証はないのだ。
それならまだ東京でがんばっている方がいい。私もまだ女としては若いから、連れ子であっても愛してくれる男性と巡り会って再婚できるかもしれない。今度は前の暴力夫みたいな男に引っかからないよう、目を養うために接客業についたのではないか。今のところ気になる人はいないが、一人、気をつけなきゃいけない奴がいる。油断してるとガマガエルみたいなイヤラシイ視線で私の肢体を毎日毎日なめ回すように見てくる、あの気持ち悪いマネージャー、「御法川清彦」だ。実家はそこそこ金持ちの次男。32歳独身。性格もおとなしいし、仕事もそこそこできる。けれど、あの粘っこくまとわりつくようなような気味の悪い視線がイヤだ。それに、クルマの鍵についている、ロリコンキャラのマスコットに虫ずが走る。この間の歓迎会でも、2次会のカラオケで変なアニメの歌をすごいテンションで歌ってた。靖子(同僚)の話だと、夜の西船橋あたりでウロウロしてるのをよく見かけたとか、ロリコン写真集が部屋の棚に整然と並んでいたとか、新人の女の子が一人暮らしを始めたら家の周りをウロウロしていたとか、とにかくちょっとこの男だけは勘弁だ。
Y「じゃぁ、ソレください。」
あれ?
さんざんケナしまくった端末、即買いしてるし、俺。
(つづく)
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機械いぢり | 日記
Posted at
2007/10/17 22:44:35
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