ラジエター液お漏らし事件の巻
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
「メカ著しく好き男子」は計器がびっしり並んだコックピットに憧れるもの。
例えば航空機とか松本零士のSFメカとかー。
けれど最近は「あんなもん絶対、見てるわけねーヨ」などとヒネくれる老眼が進む今日この頃。
実際にメカと対峙するには、計器の数値よりも、外から得られる視覚や音、振動などの情報を、素早く的確に分析→判断する能力や、霊感ヤマ勘第六感が大切でR。
航空機よりもはるかに少ないクルマの計器であっても、これを注視しすぎると事故につながるのだー。
はい、言い訳が済んだところで、なーんかエンジンの調子がおかしいな、と思ったら、水温系の針が降り切れててこのザマ。
ボンネットを開けると、ラジエター後方のサブタンクあたりに、日本じゃフレンドリーだけど白人文化じゃフキツな色の液体が。
2
冷えてからメインとセパレーター(写真)のキャップを開けると、どっちも全然入ってない。
しかし、リザーバータンクにはソコソコの量が入っているのよねー。
つまりラジエターとエンジン間に虎舞竜が…
♬何でもないようなことが幸せだったと思う~
…と、半泣きで原因を探る。
3
“こんなこともあろうかと“ラジエターのストックはあるのだが(あるのかよ)交換は超面倒くさいからヤダなーと思ってた。
しかし幸いなことに、漏れはラジエター本体ではなく、セパレーターと呼ばれるタンクだったので、これをホースといっしょに注文。
でも幸いじゃないんだよね。
毎度の高杉晋作で福沢諭吉の即死コース。
たかがエンプラの容器とゴムホースなのに。
4
はい、やってきました!新品のセパレーター・タンク!!
これはユーノス500のセパレーター以外には、何ーンも使い道がないッ!!という超★ゼータクな一品でございますデスヨ===!!!!
と、高田社長のようなハイテンションで作業スタート。
5
左ライト後ろのバッテリを取っ外してサッサと交換。
毎度のことながら狭いが、下には潜らなくても交換できた。
えっ?ECUの記憶が飛ぶ??
こちとら、今朝食ったモンだって覚えてないからええんじゃぁ!
(それどころではない)
6
ラジエター液を突っ込んだらエンジン回してエア抜き開始。
セパレータ・タンクの1/700位で買える2Lの飲料をイッキ飲みし、底をカッターで切って、口の所にビニテを巻いてエア抜き用の道具の出来上がり。
ゲフ=333
あと、スロットル・バルブにも通ってるのでココも。
…やったっけ?
うん、やったっやった、多分メイビー。
婆さん飯ゃあマダかね?
7
壊セパタン「許してくだせぇ、お代官様ァ~」
大岡ユキ前「許さん!下手人は水攻めに処す!!」
で、ゴムで片方を塞いでエアで加圧してみると、真ん中の太っといトコの根本がひび割れてた。
ここが結構な直角。もっとRがついてた方が割れにくくなると思うのだがね。
これじゃパチモンのパピコの方が折れにくいと思うのだがね。
8
最後にリザーバータンクを点検…って、減ってなかったんだよな。
いや、ソレってどーいう事だ?
セパレータからの冷却水は、こんな感じで奇ッ怪なUターン(若手の設計が近くにタンクを置こうとしたら、すでに上司がウォッシャータンクをココに置くと書き置きしてゴルフに行っちゃったので泣く泣く反対側に通した的な)をした後にラジエターの上を通ってリザーバにつながっている。
ためしにホースを口で吹いてみたら…見事ツマリ気味。
上から外せるかと思ったら、やっぱりそうはイカの金的。右フェンダー裏をハガしてご対面。
底が20年モノの沼地と化したタンクとホース内をテッテー的に洗って終了。
さぁみんなも吹いて沼地チェックをしよう♬
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