Ka 内外気切り替えサーボ修理 #1 原因追求編
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Kaは、内外気切り替えの時にバタンと音がするはずです。
ところが音がせず、どうも内気循環モードにならない場合、内外気切り替えサーボを疑う事になります。
内外気切り替えサーボ(エア・りサーキュレーション・バルブ・コントロール・モーターユニット)は、だいたいこの位置にあります。助手席の足置きの当たりに頭を突っ込んで上を見ると見えます。
故障しているパターンとしては、ブロワユニット本体へつながるギアシャフトが折損していることが多いようです。
切り分けは、キースイッチonの状態で内外気切り替えスイッチを押すと、モーター音がしているのにバタンという音がしない場合はシャフトが折れてます。
折損している場合は交換か無理やりシャフトをつくり直すかになります。(対策品ではない場合)
今回はその音すらしませんでした。とにかく外して確認してみます。
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下からのぞいたところです。右側(ドア側)にコネクタが見えますがコレがそのユニットです。コネクタを抜いて作業します。
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これがユニットです。ネジは下からではなく横からドライバーを入れてとります。(整備マニュアルによると本来はヒーター&ブロワユニットをごっそりとってからやるのだそうです:笑)ネジはプラスネジ3箇所です。ネジが見えないのでやりにくいのと、けっこうキツメに止まってますので力を入れてゆっくり回してとってください。回す方向&ネジ穴をなめないように注意!
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今回は横からドライバーを入れるため、極短タイプのスタビドライバー必須です。かつ回す腕力&指力がいります(笑)コレよりちょっとでも長いスタビドライバーはNGだと思ってください。安い道具ですしホームセンターで売ってますので是非(自信が無い方はDで修理お願いしましょう)。
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コレが取り外したユニットです。
注:今回は対策品でした。
後述:インターネットで調べるとコレと違うユニットのほうが多いようですが、これはあとから出たパーツ(対策品)のようです。一回りほど小さくなっているようです。
また、写真右上の位置のブロワユニット本体に繋がっているシャフトの色で判別するようです(従来品は白、対策品は黒)。
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実際の大きさをご理解いただくために、ラジコン用タイヤ(1/10のドリフト用)と比較してみました。
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分解してみました。分解は6,7箇所の爪を外します。折らないように慎重に、根気よくやりましょう。
で、対策品の理由がここにありました。シャフトが黒いタイプ(写真では外して左上に転がってます:笑)はシャフトの形状が単純化しており、軸自体も太くなって折れにくくなっています。
外すときには必ず、シャフトの取付向きは必ず覚えておきましょう。これあとで忘れると大変なことになります(笑)
目印でマスキングテープとかを貼っておくのも手ですね。
写真を見てわかるとおり、シャフトは折れていませんでした。実際にこれで仮動作も問題なし。ではなんで?
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コレが実際のコントロール基板です。パッと見全然怪しく有りません。
コレでわからなかったら・・完全に迷宮入りというかDのお世話になるしか無いんですが・・・この後急展開を見せますよ(笑)
#2で謎は解けます!^^
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