SVX リヤスピーカー交換 (JBL GTO928)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
リヤスピーカーのサスペンション(いわゆるエッジ)の経年劣化のせいで、低音に歪みが発生していました。
仕方なく低音を絞ってせこい音量で聞いてましたが、てつ(有)さんの整備手帳に触発されて、一気にやる気がでてきましたので交換しました。
本当はてつ(有)さんのところにずうずうしくお邪魔させていただこうかと企んでましたが(苦笑)、写真で丁寧に教えていただいたので自分でチャレンジです。
購入したのは、JBL GTO928。ROCKFORD FOSGATEと迷いましたが、ピュアオーディオの世界ではやはり前者の圧倒的なブランド力が浸透しているので、気分的にこちらに決定。
2
とりあえず土曜日の夜中からちまちま内装バラしを開始。
てつ(有)さんにバラす手順を教えていただいたので、早速リアシートを外して、リヤクォータトリムにとりかかります。
自宅駐車場が狭いので、リアシートの取り出しに苦労しました。
リヤクォータトリムはプラスチック製のネジが赤丸の箇所2点だけで、これだけで止まっているのかと思っていたら、案の定クリップ多数でした。
パワーウインドウのカプラーを外して、とりあえず車外で清掃。
3
リヤクォータトリムのこのクリップ、やはり折れかかっているのがあります。
丸いネジ型のクリップならまだしも、こういうのが根本から折れたら、どうやって代替すればいいですかね?
4
リヤシェルフトリムを取り外します。
左右2箇所のネジを外して手前に引き抜きます。
5
トランクアッパトリムに到達。先人達の数々の苦労話のおかげで、エンクロージャーのネジを外すときに、ムカつかずに済みました(苦笑)
せっかくなので、リヤシェルフトリムは水洗い。
半乾きでも、どうせ車内はこの時期には自然乾燥機になるので、良しとします(笑)
6
配線に関しても、あらかじめてつ(有)さんにアドバイスいただいていたので、御助言通り配線を加工して半田付けすることに。
ここで驚いたことが一つ。スピーカーの配線の色と、マニュアルに記載の極性が逆になってます!
ジェームス・バロー・ランシング氏がアルテックを退社し、JBLを創業した時、それまでとは逆の方向にコイルを巻いたというのは昔の話と思ってましたが、未だにJBLのユニットは当時のまま赤がマイナス黒がプラスって本当だとは思いませんでした。
日本未発売版だったので、念のため検索し、"Reversed Polarity on JBL Speakers"という記載を発見して内容確認。
純正品よりも音が悪くなったと嘆いているユーザーの多くは、実はこの「結果的に逆相」で接続してしまっていることが原因とのこと。
7
クッションを貼っていきます。
新旧の比較。
純正(左)は、4Ω MAX30W、セパレート
JBLは4Ω MAX100W (PEAK300W) コアキシャル(同軸)2way
純正のエッジは触っただけで崩壊しました。
後部からも高音が欲しかったのでコアキシャル2wayにしましたが、デメリットはセパレートよりも低音が出ません。
しかしSVX純正オーディオのコンデンサを貼り替えて継続使用しているので、それ程高スペックなスピーカーも不要であります。
余談ですが、後期の純正オーディオ(Panasonic製)は特性が変更(改善)されている模様です。ついでにツイーターの形状も後期では変更されております。
8
元に戻して終了。
実はエンクロージャーのねじ穴の位置が微妙に合わなかったため、対角線2本だけで止めてます。残りのネジを無くさないようにまとめておかねば。
これで低音や音量を気にすることなく、音楽が聞けます。
フロントもJBLにするかな~。
てつ(有)さん、色々ご丁寧にありがとうございました。
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