リアガーニッシュカーボンカバー取り付け最適化
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
他のテーマで使った画像の使い回しですが・・・
今日の主役は真ん中に見えていますカーボン柄のリアガーニッシュカバーです。
コレは純正品ではありませんで、ヤフオクでもよく売られているもので結構人気があり装着している人も結構おられます。
純正ではここは樹脂製のガーニッシュとなっており、パーツリストでの名称はバックウインドロアガーニッシュです。カプチ豆知識だとこのガーニッシュの左右端にポッチがないのが最初期型、ポッチがあるのはそれ以降となりますね。
このパーツですが、もろ外装パーツでしかも樹脂素材ですので経年劣化に苛まれる部分で、褪色やガサガサしてひび割れなどを起こしやすいので、この手のカバーは結構優秀な商品と思います。
2
またも過去画像ですが、自分の詰めが甘いせいか、このガーニッシュ取り付けがうまくいっていなくて、前から気になっていました・・・
このパーツは純正のガーニッシュに両面テープで貼り付ける構造なのですが、画像黄色囲み部分のように一部剥がれて浮いていました。強力タイプを使ったり、場所に応じて厚さ変えたり色々やってきたのですが、装着直後は良くてもすぐ剥がれてきます。
今回はこの解決を目指しました。
3
まず原因解明です。
結局のところ、構造的な問題である、というのが自分の結論です。このパーツは表面は美しいリアルカーボン仕上げですが、いわゆるウエットカーボンですし、裏側はFRP樹脂を固めた状態そのままですので、ガラス繊維とかで表面はガサガサで粘着テープでしっかり止めることが困難な状態です。ひょっとしたら接着剤などで(両面テープを)着けるものなのかもしれませんが、自分としてはそれは避けたかったため、色々考えた挙句、両面テープの乗りを改善する目的で塗装してしまうことにしました。そのため表側は見ての通り塗料付着防止で全面養生しました。
なおこの養生は終始作業性向上に役立ちました。
4
塗装の方は画像撮り忘れました(汗)
凸凹だからとパテ盛りスムージングまではしませんでしたが、脱脂→ミッチャクロン→本塗装と普通のプロセスで仕上げています。塗料はその辺に転がっていた外装塗装用スプレー缶で結構重ね塗りしておきました。
乾燥後両面テープをかなりべったり貼り付けました。この両面テープはカーブ部分のシワが貼り付け時の浮き上がりの要因になるので、細めの両面テープを緩くカーブさせつつ、要所でドライヤーで温めながらしっかり貼り付けました。
5
使用した両面テープはこれ、3Mのテープで幸い在庫していたものがあったので買い足さずに済みました・・・・
6
なお剥がした後の純正ガーニッシュはキレイに磨いておきました。
画像では撤去済みですが、周囲を養生した上でポリッシャーでコンパウンド処理しています。あれ、純正状態ってこんなに光ってたっけ?(汗)
7
ということで作業完了です。
剥がれていた部分もしっかり隙間無く貼れました。他の方には分からない、でもオーナーはずっと気になっていた部分が手直しできてひとまず安心です・・・
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク