ジャイロ搭載

今どき、ラジコン用のジャイロがあると知り、「ものは試し」と、導入してみました。ステキな時代ですねぇ。

部品はGWS (Grand Wing Servo-tech)の「PG-03 ピエゾジャイロ」です。Amazonで2,380円でした。
台湾製で、取説は英語と中国語（？）です。しかし、日本国内の「エアクラフト」さんが日本語訳のページを公開してくださっています。
http://www.aircraft-japan.com/Datasheet/ja/gws/gyro/PG-03.htm

接続はいたって簡単で、受信機とステアリングサーボとの間にこのジャイロを割り込ませるだけです。

英語の説明に「ジャイロは同梱のスポンジテープで設置せよ」と書いてありますが、同梱されていません（笑）。要は、ただの両面テープだと振動でジャイロにノイズがのるので、振動吸収性のあるもので固定せよ、ということのようです。私は面ファスナー（いわゆるマジックテープ）で固定しました。

設置場所は、シャーシのほぼ中央付近としました。ニュートラルの位置は、静止状態で赤と緑のLEDが両方点灯するようにトリマーで調整しました。
ゲインは出荷時は50％に設定されているそうです。

動画は動作テストの様子です。
実車で言うところの「セルフステア」に相当する作用が得られます。リアが滑った場合に、瞬時にカウンターをあててくれます。プロポのステアリング信号に上乗せしているだけのようなので、プロポの操作で足りない量をサポートしてくれる感じです。プロポの操作を無視して（オーバーライドして）しまうわけではありません。

今日は外が暑すぎるので、走ったインプレは後日とします。

＜2016/07/03 追記＞
走らせてきました。
まずはグリップ走行。これは…なんだか急にうまくなった気がしてしまいます(^^)　荒っぽくスロットルを入れても、クイクイと補正してくれて、まっすぐまっすぐ走ろうとします。試しにジャイロを外して同じ走り方をしたら、簡単にスピンしました（汗）。頼り続けると上達しなさそうなので、グリップの時は外したほうがむしろ楽しいかもしれません。
続いてドリフト。キッカケの一発目でクイっとカウンターを当てているのが見て取れます。キッカケでスピンすると非常に萎えるので、これはとても助けになります。スロットルをクイクイとやっていればそこそこ回ってくれて、あとはアングルをステアリングで微調整してやればいい感じです。難易度を下げてくれるので、私のような修行中の身には、モチベーションが保ててよいかもしれません。