2022年05月14日
おそらく多くの人たちがネット記事をみたり、
雑誌を見たりして情報を得ているはずなんですが、
燃費に関する誤解はかなり多い印象。
同僚が言ってることだったり、
運転のことを書いたツイートをTwitterのタイムラインで見かけたりして、、
けっこうモヤッとするんです。。
こう言われてるからこうだ、と。
ときどき考えるのですが
燃費というのはどこで1番に差がつくか。
それはエンジン動力(運動エネルギー)の使い方です。
(すでにデバイスが最適化されている)ハイブリッド車でも同様です。
1番時間が長くて、
割合が多いのは
「走行中に燃料をつかうこと(運動エネルギーを消費する)」
です。
(走行中は空気抵抗の影響を受けます)
「一定速度で走れば燃費がよい」
という説がありますが、
必ずしも正しいものではありません。
速度によって空気抵抗が大きく異なります。
一定速度 🔺
また、道路には勾配が必ずあって
それによってエンジンの負荷、
燃料の使い方が変化します。
アクセルペダルが、軽くて柔らかいのは
そのためです。
これを理解してないと
スムーズな走り、
燃費がよい走りはできません。
アクセルワーク ⭕
よく見かけるのが「上り坂での速度低下」
これも当たり前ですが、、
「負荷が増えたのにアクセルを踏まないと、
速度が低下」します。
休日に、運転感覚が不慣れな
サンデードライバーさんに多い気がします。
下りでアクセルを離したら、
それをどの段階で踏み戻すか。
10キロ速度が低下するまで
気づかないケースが多いです😱
だから速度が不安定になります。
「遅いクルマが発生」して
全体の流れが悪くなります。
アクセル一定 ❌
また、日本では「高速道路上で、
ブレーキを踏まないことが大切だ」
という価値観が広まっていますが、
それも間違った認識だと思っています。
スムーズに流れていたのに車間距離が詰まったとき
ただアクセルを離して速度を落としていると
ブレーキを踏んで合図をださないと
後続車には、速度を落としているかどうか
前方が詰まっているかどうか
(なぜなのか)が分かりにくいです。
ブレーキを踏まないことが原因で
全体の車間距離が詰まり、密度が高くなります。
渋滞がおこります。
つまり逆。
「ブレーキを踏んではいけない」という縛りは
正反対に、渋滞をつくる可能性があるんです。
クルマが好きそうな人でもこれを
誤解している節があります。
ブレーキを踏まずに減速をすることもできますが、
それが必ずしも正しいとは限りません。
密度を高めるきっかけを作ってしまっているからです。
密度が低いほうが安全かつ円滑 (変動が小さく、負荷が少ない) ⭕
「ブレーキを踏んではいけない」は、ほとんど間違い❗
無意味なブレーキを頻繁につけるのは別の話、良くないです😅
Posted at 2022/05/14 09:08:33 | |
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