ホーン動作正常化

実はNARDIのGARA3（TYPE-3）に換装以来、ずっとホーンの動作不安定に悩まされて居ました。
一度Ｄラーでも診て貰った事もあるのですが、その時はタイミング悪く正常動作して原因究明には至りませんでした。っで、行き着いたのが「BOSSの伝導不良（不安定）」じゃないかと自己分析に至った次第です。

僕の見立てが正解ならば、ステアリング・シャフトから直にホーン･ボタンを通線すれば、ホーンは正常動作するハズです。という事で、平型端子とクワ型端子を用意して、手持ちリード線を使って配線してみる事に。

用意したクワ型端子は、その店で一番大きいサイズ＝φ10だったのですが、ステアリング・シャフトはソレよりも少し太い「Ｍ12」のようなので、先ずクワ型端子の穴をリーマーを使って拡げました。

次にホーン・ボタンをバラして、BOSSに通線させるバネ部分にリード線を繋ぎ（ハンダ付）ます。バネにハンダ付する時は、本体からバネを外して施工しました。

っで、各リード線に端子を付け終えた所です。
端子部はカシメて留めはしましたが、接触不良を起こさないように、念の為にハンダ付も施しました。
※後日バネへの配線の取回しを変更しました。

コードが出来上がったので、車両に装着します。画像のように作成したコード（黒）のクワ型端子をステアリングシャフトに通して、BOSSと共締めして留めます。（赤いコードは、元々のホーンの配線です。）

そして各端子をホーン･ボタンに繋ぎ（通線）ます。もうこの段階で、ホーン・ボタンを押すと、当然の事ながらホーンが鳴ります。（笑

最後にコードをBOSS内に収めて、ホーン・ボタンをステアリングにセットして完了です。その後、周囲に迷惑にならない所で、何度と無く動作確認を行いましたが、常にホーンが鳴る事を確認できました。随分と長い間（≒3年弱）悩まされて来ましたが、ようやく解決したようです。これで嫁からも「ホーンが鳴らない！」ってクレームからも、解放されそうです。(^ ^ゞ

－追記－
その後、経過を見ましたが、結局 ↑ の内容で、解決に至りませんでした。やっぱりまだ鳴ったり鳴らなかったりを繰り返します。そして更にAIRBAG警告灯も点灯する事がたまに。この事からホーンの配線関係の問題だけでは無さそうです。疑わしきはエアバック用のスパイラル･ケーブル。っと言う事で、そのまた後日に、一旦ハンドルやボスをバラして、スパイラル･ケーブルの状態を確認してみました。っで、診たところ特別おかしい所は見受けませんでした。しかしスパイラル･ケーブルに記載されてる注意書きに目が留まりました。「あっ…」そうです、僕はスパイラル･ケーブルのセットアップを、まったく無視（ほぼ見てなかった）して社外ボス＆ハンドルを取付けていたのでした。それでスパイラル･ケーブルを注意書きに習ってセットアップして、ボスやハンドル、ホーンなどを取付け直したら、ホーンは以前のようにレスポンス良く鳴るように戻りました。勿論、以降はAIRBAG警告灯も点灯しません。結局、僕の施工不備が原因でした。エアバック付ハンドルの初交換が招いた、凡ミスですネ。(^ ^ゞ