メルヘン街道 再び 2-1 起点ー麦草峠
投稿日 : 2016年04月12日
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メルヘン街道とは国道299号線の一部である。
長野県茅野市の蓼科高原から麦草峠を越え
て佐久穂町に至る38Kmの山岳道路を指す。
本場ドイツのメルヘン街道にも似た景色の中を
走るのでこう呼ばれる。*独には行った事が
ないので、本場と似ているかは不明だが。
上は、茅野市方面から北八ヶ岳を望む。
下は、いく度お世話になる常宿。八ヶ岳山麓
標高1200mに位置する。鉄分豊富な温泉は
足腰の痛みに良く効く。広い敷地にテニスコート20
面・陶芸工房・体育館等もあり、豪華ではない
が、at homeな宿である。
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広ーい快適な山道が始まる。
しかし、広くて快適すぎるきらいもある。
ここは湯みち街道。麦草峠手前まで並行して
走る古道で、味わいのある道だ。この湯みち
街道を使う事も多い。
メルヘン街道より遥かに急勾配を登る事になる。
奥蓼科温泉郷が、奥深くにある。
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上記の湯みち街道ではなく、メルヘン街道の
坂道を登って行くと、横谷観音展望台看板
がある。本道から少し入った所にPKがある。
PKから歩いて5分程で、展望台に到着する。
森の中に滝が、見える場所が横谷渓谷だ。
横谷渓谷は、以前のフォトギャラにUPしてある。
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ここで野生のカモシカに遭遇した時は驚いた。
イメージとはまるで違う猪のような動物だった。
*上記横谷渓谷の中にUP済。
坂道を再び走りコーナーを越えると展望台が
ある。蓼科展望台である。
高所に生える熊笹が周囲を覆っている。
下は展望台からの景色。
上のみ初春。
他は、全て初秋の写真である。
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坂道を更に上って行くと画像2の湯みち街道
への分岐路がある。
これは、その湯みち街道にある分岐路の標識。
下はみしゃか池だ。
鎌北湖でも述べたが昭和初期の大恐慌対策と
して全国に造られた灌漑用の溜池である。
自然と調和した美しい姿は、高名画家の絵にも
なった池である。奥蓼科の有名スポットだ。
*みしゃか 池 ➡ 御射鹿 池
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上記・分岐点からメルヘン街道に至る道。
舗装はされているが、整地もせずに段差のまま
に舗装したような道だ。
スイフトで走った時は下回りをガンガンと打った事
もあった。相当な凹凸がある場所もあり注意。
道の名が不明なので、かつてに奥蓼科林道と
自分では、呼んでいる。
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国道の峠では1位の渋峠に僅かの差で2位
の麦草峠・標高2127m。
峠とは言え、眺望は殆どない。
峠開は来週か再来週だろう。
現在は雪原の雪かきをしている最中であろう。
峠の定義とは、稜線沿いに登り続けた坂道が
下りに変る場所とされている。山頂ではない。
つまり、1つの坂道の最高所の意味なので、
峠の見晴が良いとは限らないのだ。
再びここを走りたいと願いながら、書いている。
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上記表示板の横の麦草峠広場。
宿泊施設が写真の横にある。
秋風にそよぐ麦草が爽やかであった。
今回、写真は常宿に泊まった最後の秋の
2013.9のものである。撮影後まもなくご臨終
になった2006年式ペンタックスコンデジの遺作だ。
再びメルヘン街道を走りたい。
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