PIRELLI - 憧れにして自分のNO1・ スコーピオン・S/T  

私のﾊﾟｰﾂﾚﾋﾞｭｰｺﾝｾﾌﾟﾄは、耐久性込の情報の伝達です。
故に、購入直後のレビューは余りないのです。

・自分にとって最高のＡ/Ｔ（名はS/Tだが）タイヤ

ピレリは、かつての若者の憧れのﾌﾞﾗﾝﾄﾞだった。だが、当時の国産タイヤの
二倍位の価格だったので、手が出せなかったのだ。

だが今や国産の方が、高い場合もある時代になった。
純正は、ＢＳ・ﾃﾞﾕｰﾗｰであり一流ブランドだった。
しかし、砂地では空転・小雪でもスリップと散々だった。これがＢＳかと疑った。
ﾄﾚｯﾄﾞﾊﾟﾀｰﾝだけは、ﾜｲﾙﾄﾞで勇ましかったが・・。
＊あくまでも初期型の話しだ。　

次に購入したのが、憧れのピレリのA/Tだった。かのﾚﾝｼﾞﾛｰﾊﾞｰ純正ﾀｲﾔである。
英国の濡れた牧草地を、安全に走ると言うのが開発ｺﾝｾﾌﾟﾄだった。

期待通りの性能だった。雪道や凍結路に強く、大抵の道なら走れた。音も静かだ。
正月の凍結した奥武蔵Ｇラインを、何回も走った。以後、３回連続でピレリを履いた。

左上が数千ｷﾛ走ったが、重いので部屋に保管中の215・70/16 だ。
左下が35千キロ走って、ｽﾍﾟｱに回した215・65/16 。

現在は、ﾀｲﾔ交換がｽｨﾌﾄと重なった為、コスト面からDUNLOP・205・70/16 を
履いている。*下・右写真　扁平率70％ﾀｲﾔは格安だ。
これも良いタイヤだが、色んな面でピレリには叶わない。

次期Ａ/Ｔタイヤを、お考えの方にお勧めです。
品質も素晴らしく、10年経ってもひび割れも出ない。

弱点は、新品時から溝が国産より数ミリ浅く、その分寿命が短い事か。
今年、中国ﾒｰｶｰに買収されたのには驚いたし残念な気もする。
＊スィフトの、歴代タイヤ比較は「整備手帳」にUPしました。