2005年11月21日
「宇宙戦争」 でも誰も読まないやんか!
宇宙戦争 (2005)
WAR OF THE WORLDS
監督: スティーヴン・スピルバーグ
オーソン・ウェルズが1937年に原作をラジオ・ドラマ化して放送したが
しかしそのあまりにもリアルな演出ため、
全米がパニックに陥るという現象を巻き起こしたのがこの「宇宙戦争」
っつーのはみんな知ってるか。
つか、平和ですな。昔は。
じゃぁなくて、何でパニックに陥ったのかっつーのには
実はもう一個理由があって、
※こっから先はあまり知られていないと思うから薀蓄として使えるよ。
メディアとしてある程度普及していた媒体は
新聞とラジオぐらいっつーぐらいの状態で、
このドラマはCBSから
「ニュース形式」
で放送された。
よって、人々は信じてしまったワケよ。
当時の人々にとって見れば
今のインターネットやN○Kで「マジ話」として理解するしかなく
※検証する術さえなかったであろう。
家を出れば隣家も同じ放送を聞いて信じていた。
となれば、そりゃパニックになるでしょう。
それだけ「演出」が巧みだったと言える逸話です。
つー訳でびーすとさんから多分社交辞令でもらったリクエストに
わざと答えてみたりする(ワハハ
で、スピルバーグの宇宙戦争。
原作を知っていればオープニングでもうエンディングが予測できるので
まぁ、そんなもんだろうと。
逆にストーリーラインだけ追えばかなり忠実ではないかと。
ここに賛否両論の本質があるとワシは思っていて、
原作付きの映画の辛さもあるのかなと。
:原作に忠実
SF古典ゆえの過去と現在のインパクトに対する感覚にギャップが生じ、
エンディング等に疑問が残る。
:オリジナル要素を加える
熱心なオリジナルファンから酷評される。
のパターンからこの映画も抜けきれなかったのかなと。
ワシ的にはトライポッドの出現シーンは
映画史に残ってもいいのではないか?
ぐらいのインパクトがあったと思うし、
あのトライポッドの発する「音」は非常に精神的にキく。
とにかくトライポッドの「音」はヤヴァイ。
なのに、脚本が痛い。
もう少し整理できなかったのだろうか?
聞くところによると制作期間が短かったとかあるらしいが、
短いなら作るなよって感じ。ハリウッドでスピルバーグなのに。
センテンス/センテンスを見ればそれなりに意味も見出せるのに
一本につなげると意味がわかんなくなってしまうと言うもったいなさ。
主人公がうっすいのも気になる。
ダコタファニングはこの映画でワシはちょっと嫌いになった。
それだけ良い演技してたと言う逆説なのだが。
とりあえず前半1時間は見ごたえ充分。
あのまま押し切れば良かったのにね。
余談だが色々とスターウヲーズと比較されてますが
多分ナンセンスーだと思う。
シナリオ的にはワシはSWって最悪だと思ってるから。
評価 :5点(トライポッドに5点 ドラマとしては0点)
購入価値:大勢で鑑賞する用として買う?
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Posted at
2005/11/21 12:35:58
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