2023年12月13日
繁忙期に入っているけど、思ったほど荷物が少なくて忙しくないたまやんです。
先週、私が仕事で毎日行っている某大手運輸のベースで死亡事故が発生した。
荷物を積み終えたセミトレーラーがバースから切り離して出ようとしたところ、前方の安全確認不足、無灯火での発進で前方に居た誘導員を轢いてしまう事態に。
聞いた話によると即死だったとの事。
バースからの切り離しで低速であっても人を死なせてしまうのだと、それだけ大型トラックというのは凶器足りえる存在なのだと。
無くなった誘導員の方は仕事上でだが話をする人で、最初訃報を聞いても誰が亡くなったのかわからなかったのだが後に聞かされると愕然とし、精神的に辛かった。
この事故を受けて様々な対応策が即日実施され、面倒になった一面もあれば逆に仕事がやり易くなった一面もあり少々複雑ではあるが、私も安全対策として発進前のライト点灯は言うまでもなく、発進前のミラーの展開、そしてそのミラーと前方の目視と指差し確認を行うようになった。
この死亡事故についてネット上でニュース記事として取り上げられてはいるのだが、某大手運輸に忖度しているのか(スポンサーなのか?)物流会社敷地内としか書かれておらず、記事の書き方にも誤解を招くような書き方をしていた。
「トレーラーが敷地内から道路に出ようとした際、男性がひかれたとみられる。」
確かに間違ってはいない、バースから切り離して出口に向かおうとしていたのだから。
だけどね、この書き方だと出口から歩道を跨いで道路に出ようとしたという風に誤解されないか?実際はそのバースから出ても建物を半周、距離にして500mは走らないと敷地外には出られないのだ。
当然その記事に対してのコメント欄でも全く的外れな解釈をして誘導員にも非がある様な事を書く輩もいて胸糞悪くなった。
亡くなった誘導員さんの死を無駄にしない為にも、何より自分が加害者にならない為にも、この事を胸の内に刻んでおこうと思います。
Posted at 2023/12/13 04:13:56 | |
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