LEDテールライトユニットに交換しました。
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HOWELL WE-RL0130B-LED-M という製品が未使用19,000円でヤフオクに出ていましたので落札しました。光り方がわからなくシーケンシャルウインカーが嫌だったので質問したところ、シーケンシャルではないが点けていないので分からないという返事でした。品物が到着し早速動作確認をすると光り方はテールは横バーの部分が赤色で、ブレーキは楕円の部分が、ウインカーは横バーの部分が黄色に点滅しました。そして球切れ警告はウインカー以外のブレーキ、テールで出てしまいます。
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配線を確認すると10Ωの抵抗が2つ裏ブタに取り付けられ、ウインカーとテールに配線されています。なんとブレーキには抵抗はありません。独自に計算するとウインカーとブレーキに6Ω、テールには16Ωが必要です。なぜテールに大きな抵抗が必要なのかといいますと。テール点灯時に右ウインカーを出すと右テールは同じ部分が光ってしまうのでウインカー入力があるとその間テールは減光する回路になっています。つまりウインカーを出している間はテールは0.5W程度しか消費せず球切れ状態になります。そのため電球が無くても警告灯が点かない状態にするにはこの大きさの抵抗が必要になります。(ただし本当の球切れでも警告はしません)
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仮配線で抵抗を取り付けてすべての警告は出ないようになりましたので本格的に取り付けていきます。問題は2つ増えた抵抗(10Ω+6Ω)をどこに配置するかということです。抵抗は発熱するので金属部分に取り付けなければなりません。テールを外して穴を除くと6ミリボルト元々付いているのが見えたので鉄板に抵抗を背負わせてこのボルトに固定しました。左右対称の左テールの物も作りました。←のちにこれは意味のないことだと分かります(-_-;)
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右側の取り付けが終わり動作確認も正常でしたので、今度は左テールに取り掛かります。要領は分かったし簡単だろうと思ってテールを外してみると、なんと変な鉄板が元々付いていて先ほど作った基台鉄板が入りません。まあメルセデスのあるあるですが左右対称でもなく右側にボルトがあったところは左はナットで深さは5ミリしかありません。今度は下の空間しか使えないのでアルミで基台を作成しました。
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よく見ると真下に水抜きの穴を見つけました。ここに床からカラーで10ミリ浮かして取り付ることにします。しかし当然ですが水抜きの穴にボルトとワッシャで基台と付けたら水がたまるのでステンのボルトの頭とワッシャを半分に切ってとめてあります。これで半円の水抜き穴は確保しました。そもそも新しい穴を開ければ済むのですができるだけボディを傷つけたくないからです。この状態でシリンジで水を少量流して排水を確認しました。
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これが最終的な配線です。一番左の黄色にウインカー入力と10Ω抵抗を接続、赤線にテールの入力と16Ω抵抗(10Ω+6Ωの直列)、白/赤線にブレーキ入力と6Ω抵抗、そして茶線はアースです。この抵抗への配線を半田付けしてしまうとランプユニットだけ外せなくなるのでギボシを多く使っています。そして動作確認後取り付けて終了です。
# 同じような製品でキャンセラー付きと書いてありながら抵抗が片側2つしかない物は間違いなくエラーが出ると思います。(最低でも3個は必要だからです)
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これは取り付け後に撮影した画像です。購入前にこのテールの装着写真をみて厚みが多いのかなと思っていましたがサイズは純正とまったく同じでした。新型の薄くてやや湾曲しているテールを見慣れてきたので多分そうなるのかなと思いました。ちょっと意外だったのがテールの楕円と横バーを除いた外枠の部分が反射鏡になっていました。クルマが少し今風になったし車検も問題はなさそうです。
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