梅雨入り(東京)
しちゃいましたね。。。
ついに緊急事態が解除され
さあ出かけよう!
のタイミングで...(涙
ところで今回この
タイトル画像に釣られた方も
いらっしゃるかと存じますが
Juliane Blasiさん
ご存じでしょうか?
ま、答えはもったいぶって最後にしますが
今回エントリーは、今さらのStay@Home企画?
カー・デザイン遍歴
といっても別にここでデザイン論をぶつわけではなく
ただ、自分が乗ってきたクルマのデザイナーを
振り返るだけの企画です。すいません
深堀りしたい方は、各デザイナー氏にリンク貼っときますので
そちらからどうぞ。。。
というわけで、さっそくコチラ
ご存じ、当時
▼ピニンファリナに在籍していた
▼エンリコ・フミア氏の代表作
GTV/スパイダー、カーマニアの言うところの916型
ワタクシが今のヘンタイ道?に足を踏み入れたのは、次↓の156なんですけど
最初に衝撃受けたアルファロメオはこちら。
というかこの頃はまだ155時代で、156は出てなかったし
ただ、当時は新車で高いし、まだ興味は輸入車<<国産車の頃で
現実的な購入対象ではなかったんですよね
ああ、なんてカッチョええんだろう、、、と
言わば初恋のイタ車ということでしょうか!?
その初恋を経て、最初に付き合ったイタリア娘が、
アルファ史上最大のヒット作
デザインはチェントロスティーレですが、その指揮をとったのは
▼ワルテル・ダ・シルヴァ
いやあ、このデザインも衝撃的でした、、、
このデザインじゃ無かったら、きっとワタシこっちの世界に来てなかったかも
それくらい罪作りなクルマというかデザインの魔力というか
このクルマで道踏み外した人は多かったのではないでしょうか??
もちろんデザインだけじゃなく
乗ればウワサに聞くV6エンジンが、評判以上の素晴らしさで
乗って良し、眺めて良しのクルマでした
実際2回買ったし。。。
さて、お次のご縁はこちら
こちらもチェントロスティーレですが、その指揮は
バルケッタやスバルR1・2でも知られた
▼ザパティナス氏
氏は後継147のリア周りもデザインしたそうですが
確かにV字のリアウィンドウに共通性が見られますよね
脱線して、ついでに145の元ネタ

当時このワンダーのロングルーフデザインはかなり話題で
アルファロメオもこれを参考にしたと認めていますね
でもただのパクリじゃなく、ちゃんとアルファになってるところはサスガだし
このロングルーフのおかげで、実用性がめちゃくちゃイイんですよね、
でもって乗ればTSが超絶痛快なザ★イタ車!
サイコーです!
そういや145も2回買いました。。。
というわけで当時も今も
ワタシがデザインにしびれるアルファロメオはこの3台
そしてその3台を実際に所有できたのはラッキーでした。
次の2台は、本来ワタシの嗜好からはちょっと外れたクルマ
つまり山道クネクネよりも、まっすぐ得意なGTカーで
まず巨匠
▼ガンディーニの作品
いや、どのデザイナーのクルマも作品に違いないんですが、
氏に関しては特に、作品と言わないといけない気が。。。
ただこれ、デビュー当時はワタシもまだ若かったし、
代表作のカウンタックや、ストラトスならピンとくるけど
このデザインは全くピンと来ないというか、
出た時から古くさい!と思ってたんですよね
というかセダンだし、自分にはカンケー無いクルマ
実際当時の批評でも
「マセラティである、ということ以外に買う意味のない車」©
故_徳大寺
と酷評されてたし(涙
けどデザインに関してはこのクルマ、要は写真映えしないだけで
実際目の前にすると
タダ物じゃない感というか、凄味があるというか
オーラを感じて買っちゃったんですよね、激レアなMTだったし
でもメカニカル的には噂通り色々あって、乗り換えたわけですが!涙
次も懲りずにそのまま同じGT系のこちら、ヒデキ号
これまた巨匠の
▼ジウジアーロ御大の作品
代名詞ブーメランテールが実は氏のオリジナルでは無いというのは有名ですが
内装デザインは、E.フミア氏というWネーム!
しかもこのクルマ、デザインがWネームだけじゃなく
最後のマセ純血ビトゥルボEgで、実は結構ヤクの揃ったクルマなんですよ
市場評価はイマイチのようですが。。。(涙
デザインはクラシカルな正統派クーペなので
特に衝撃を受けるような種類では無いですが
実際見ると、惚れ惚れする美しいラインは芸術的!
このデザインの流れを汲んで、このあと
クーペ→ グランスポーツ→ そして今のグランツリズモへと進化します
進化と共にいろいろ加飾され、カッコよくなっていくんですが
やはりこの元祖のプレーンなデザインほど大人っぽく、
素敵じゃないか!と思うオッサンなワタクシであります。
さて、
さすがに本来の嗜好と違うGT系が続き、ややうっ憤が溜まってきた頃
デビュー時の衝撃的なデザインにやられて以来
ずっと頭から離れなかったこのクルマに踏み切ることに
ワタクシにとっての初おフランス
デザイン界に物議をかもした
▼ルケマンデザイン
このヘンテコお尻の元祖は、ご存じアヴァンタイムですが、
メガⅡは、それをもう少し分かりやすくした民生版でしょうか!?
それでもやはり家族には理解不能だったようで
『ナニこれ変なの』と言われ続け
ついたあだ名が「ゴミ箱号」(嗚咽
や、
ワタクシの中ではメガーヌといえばこのメガⅡしかない!
くらい、今も大好きなデザインですが。。。
でも乗るとね。。。
確かに速いは速いんだけど、
アルファみたいな楽しさには欠けたかも知れません。
この辺がクルマ選びの難しいところでしょうか
そしてお次はコアラ号(デルタⅢ)のデザイナーを探したんですが
チェントロスティーレということしか分らず、残念ながら今回は割愛
ご存じの方いらっしゃったらお教え下さい!
で、
お待たせしました、最後は答え合わせ
というか、実はこのエントリー
彼女のことを書こうと思ったのがきっかけだったんですよね、
というわけで
タイトル画像の謎の美女は
こ
ち
ら
↓
↓
Juliane Blasiさん
E89型Z4のデザイナーであります。
こうやって重鎮デザイナーと並べてしまうと
「は、誰?」
て感じで、ワタクシも全然知りませんでした。
でも、このE89型Z4は、いわゆるドイツ車的じゃなく
イタリアンっぽくてイイデザインだなあ、と
デビュー時から思ってたんですよね
オープン/クローズともデザイン破綻も無いし
上に居並ぶ巨匠たちの中では
ややW.シルヴァ氏や、E.フミア氏のデザイン傾向も感じるし
ま、トーシロの、しかも所有者のワタクシが
いくらイイ!と騒いだところで説得力ゼロですが
実際、
世界的に有名なデザイン賞『IDEA賞』も受賞しております。
今回エントリーで、彼女について色々調べてみたんですが
残念ながらこのZ4以外、特に他のカーデザインは見つかりませんでした。
せっかくこれだけの才能があるのにもったいない、
彼女は今どこで何をデザインしているのでしょうか。。。
というわけで、
最後はZ4(E89)乗り以外の方は全く興味無いと思われるこちら
結局最後は、E89型Z4乗りの人だけが満足するという
非常に自己満なエンディングになってしまい申し訳ございません!
いやしかし、
こうして自分の愛車遍歴というかデザイナー遍歴?を振り返ると
実に錚々たる顔ぶれでビツクーリ!
うち3名は
▼カーデザイナー of the センチェリーにも選出されてますが
全員選ばれたって不思議じゃない顔ぶれであります。
いや、日頃より『クルマはまずカッコでしょ!』
をモットーとするワタクシとしては
たまたまとは言え、我が意を得た遍歴
これら錚々たる巨匠の作品を所有できたことは誠に幸せです!
が!!!
巨匠はちょっと畏れ多過ぎなため
ワタシは紅一点のジュリアンちゃんがイイかな!
そいじゃ皆さま、積極的に
Stay HomeじゃなくてそろそろLeave Home !!
ですぜ