値落ちがスゴイ

先日お客様に納品した某国産ワークステーション。

高クロックのマルチコアＣＰＵが２個載っていて、メモリも大量搭載。ＨＤＤも非常に高速高価な物が入って居て、当時の販売価格はおおよそ１００万円というヘビー級。

中古とは言え現在でも、３次元設計や映像コンテンツ制作等の仕事の最前線でばりばり使えるパワーが有ります。

これが僅か２年落ち中古の小売り価格１０万円程・・・

値落ちの激しさは車の比じゃ有りませんね（汗

納品直後にエラーが発生してすぐに引き取り修理。色々調べていくとどうもマザーボードっぽい。メモリスロットに障害があって、そこにメモリが刺さってると猛烈に不安定に。納品前はそんな兆候無かったのに！(;_;)

ワークステーションの類は３年保証がついている事多いけど、この商品は基本１年＋追い金で３年とか５年の保守に入る形式。つまり、残念ながら保証対応は期待出来ません。

元値が１００万円もする機械。マザーボードの様な主要部品を交換する場合、とてつもない額の修理代が請求されます。

仕方なし、お客様の了承を得て低スペック同型機の中古を探して部品を移植する事に。幸い、同業者さんでちょうど良い個体を持って居る所を発見。早速譲って貰い、組み替えして無事に修理完了。システム構成からＢＩＯＳバージョンからピッタリ合致してるので、安心して使って貰えます。

この際の余剰部品を組み直すと、メモリの増設を考えなければかなりのスペックのＷＳを１台でっちあげる事が出来ました。

使用頻度は少ないものの、丁度新ＯＳ検証用に使っていた在庫が売れて代わりの物が必要になった所だし、このまま売っても二束三文なのでうちで使う事に。

ＣＰＵスペックはＸｅｏｎ５２６０シングル。３，３ＧＨｚデュアルコア。今、仕事のサブで使ってるＷｉｎｄｏｗｓ機が初期Ｃｏｒｅ２の２．４ＧＨｚ。メインのＭａｃＢｏｏｋＰｒｏが初期のモバイルＣｏｒｅ２の２．３３ＧＨｚ。モニタチェック用のサブ機がＰ４の３ＧＨｚ。寝室に置いて有るネットサーフ用がＰ４の２．８ＧＨｚ・・・

うちで最も高性能なコンピューターが一番使用されないポジションか・・・(^^;

仕事用サブのＷｉｎｄｏｗｓ機は、確実に動作してくれないと困るのでＷｉｎｄｏｗｓＵｐＤａｔｅすら出来る限りしないで慎重にセットアップして有ります。可能な限りソフトの追加もしません。
（ハードウェアファイヤーウォールとセキュリティソフトの２段構えで、外部からの悪意に晒されないようにしてあります。）

今の状態で非常に安定稼働している機械なので簡単に入れ替え出来ないけど・・・ちょっと時間かけて入れ替えしてみようかな。