
ってな訳で、今年の走り初めとしてチャレンジクラブグランプリに参加して来ました。
年末の走り納めでは1分34秒99が出ました。この時は2部山のタイヤ。今回は11月末のラストラーダカップで下ろしたかなり良い状態のタイヤでの挑戦なので、当然大幅なタイムアップに期待です。
内容は先回と同じで20分2本。やはり僕はBグループに配置。ゼッケンは嬉しい事に32番!しかし回りはS2000にシビックにインテばっかしです。端っから上位入賞は無理そうなので、4日前の自分との闘いとなりますね~(^^;
今回のゲストの道上龍選手の同乗権は外れてしまいましたが、合間の講習会では持参したNSXのミニカーにきっちりサインして貰いました♪
道上選手の印象は・・・う~ん・・・ちょっとせっかち?
まぁそれはそれとして・・・
まずは午前の1本目。タイヤとブレーキにじっくり熱を入れながら徐々にペースアップ。枠前半はクリアラップが取り放題だったんですが、後半では結構一杯絡んでしまい思うように走れず。1分37秒切るのがやっとと言うイマイチな結果。
今回はC2の大半がこのグループに居るので、グループ順位がほぼそのままクラス順位に。ひとまず10番手。9位のタイムは僕のベストより0.05秒先。2本目に期待がかかりますね~♪
1本目で感じたのはやはり130Rとデグナー1個目の通過速度の低下。
夏の頃とは車の仕様も環境も大きく違うのでそのまま当てはまらないのは判るんですが・・・130Rアクセル全開のまま行けた夏、その前の冬には100m看板アクセルオフだけで入れた事を考えると、軽くでもブレーキを当てないと飛び込めない自分にちょっと苛立ち。ベストを出した時のロガーデータで見ても、130Rとデグナー1個目の双方で10km近くボトムスピードが落ちてます。この2カ所を以前の水準に戻すだけで1秒くらい行けそう・・・なのに何故行けないかと考えると、実際の速度うんぬんでは無く減速感が安心感に繋がっている様に思えます。何キロの速度に調整したかでは無く、どれだけ減速した感じがするか・・・・心の問題が大きな鍵ですね。とにかくも、この2カ所を重点ポイントとして2本目に挑みます。
ノンビリ時間を過ごしての2本目の出走。
早くから強めにペースアップしていき、3周目に36秒台に入り、4周目に36秒フラット。ここまでは130Rはちょんブレで、デグナー1個目は多少改善。後でロガーデータを見ると5kmほど速度を乗せられてました。
一端引いてクールダウン。前後に間を見てクリアが取れた所でアタック開始。スプーン2個目をわざと大回りして脱出速度重視の立ち上がり、ヘッドライトオン。
力一杯加速して130Rへのアプローチ。TOPスピードはメーターで200kmに届きそう!ここで度胸一発!100m看板でアクセルオフだけで進入!・・・・そしてそのままオーバーラン!(爆)
コース外側のランオフエリアで立て直しながらコースに復帰。もちろんアタック失敗(^^;
次のラ2ップは他の車と絡みそうだったのでペースを落として間を取って・・・・同じくヘアピンを大きく立ち上がって再びライトオン!今度こそ行くで~~~!!!
やはり200kmに届きそうな130Rへのアプローチ!そのままアクセルオフだけで飛び込んで・・・お・・・ぉ・・・今度こそま~~が~~れ~~~!!!!
っと、ぎりぎり曲がりきれずに、立ち上がった所で縁石に右側を乗せてしまいリアがブレイク。慌ててカウンターを当てて内巻きは回避出来たけど、そのままおつりを貰って激しいスピンモード。
hansを買って僅か2ヶ月でお世話になるのか・・・と頭をよぎった瞬間!
ふと浮かんだ菅一乗選手の顔と言葉、「コントロール不能になったらとにかくブレーキを踏め!それが損傷を最も少なく出来る最善の選択です」
諦めたらあかん!っとブレーキを踏み、あとは必死でコースの形に沿って車体をコントロール・・・しようと悪あがき。結局ショートカット手前のスポンジバリアまであと僅かって所で辛うじて停止出来、なんとかクラッシュせずに済みました。
帰ってからログを見て、100m看板時点でおよそ192kmの速度からアクセルオフで180kmまで減速して飛び込んで、そのまま曲がりきれずに170kmでスピン。いやほんと、よくもまぁ何にもぶつからずに済んだものです(汗
直ぐにエンジン再始動して状態チェック。特に異常は無し・・・っと、右足のふくらはぎに激痛。足が激しく痙ったような感触。なんとかアクセルを踏むことは出来たのでそのままスロー走行でピットへ戻り、これにて走行終了となりました。
スピンした時不思議と激しい恐怖感は無く、ただ、あぁやっぱしダメだったか~とりあえずなんとかクラッシュだけは避けたいな~でもダメかもな~と、どこか冷めた意識で他人事の様に自分を見てるもう一人の自分。必死に立て直そうとあがいている自分をちょっと外から見てる自分も居るような気がして、なんか不思議な感覚でした。だから足の痛みが無ければもう1回くらいアタックする余裕は有ったのですが、サスガに力一杯踏ん張れないので諦めです。
痙っただけだと思った足が思いの外痛むので、念のためメディカルセンターに行って湿布して貰いました。サーキット走る様になってから3年ちょっと、初めて利用しましたね~
スピン中に筋肉の限界まで踏ん張ったので筋を痛めたか、もしかしたら軽い肉離れかもとの事。まぁ軽傷なので大事にしてれば大丈夫と。
結局は2回目前半に出た36秒フラットがそのまま記録タイムとなり、順位は10位のまま確定出来れば一桁にと思ったのですが、それはまた次回。他の仲間も含めて表彰は関係無いので、ご一緒したhide'sさんと一足早く着ろにつき、途中で夕ご飯して帰りました。
ご飯中、足に重みをかけていなかったお陰か足の痛みは随分引いて、もうゆっくりなら普通に歩ける様になりました。肉離れって程じゃ無くやっぱ筋をちょっと痛めただけだったみたいですね。もちろん、念のため明日の朝、いつもの接骨院に行って来ます。
ちょっとショックだったのは・・・
うちに帰り着いて今日のログと大晦日のログを比較確認してたら・・・・
大晦日に出した1分34秒99の時と今回の1分36秒07、この1秒ちょっとの差の大半がヘアピン立ち上がり~スプーン2個目までの間でついてました。130Rもデグナーもこの2本の間で大差は無く、ヘアピンのアプローチ~立ち上がりのラインの違い(少し奥目から鋭角に立ち上がり重視)、松ちゃんのライン(インベタの方が僅かに速い)、ヘアピン2個目のライン(早めにインについて小回り)・・・この3つのポイントで1秒。高速コーナー2個は頑張ったつもりで同じ程度の走りしか出来ていなかった訳です。もちろんこの先よりタイムを縮めて行くのにはやはり重要なポイントなんですが・・・それ以前にまだ走りを掌握出来て居ない所が沢山って訳ですね。ううむ。
と言う事で、まだまだ課題の多い西コース攻略でした。
最後におまけのビデオ。
130Rでのアトラクションを2発です(笑)
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