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夕方、ちとお出かけついでにＴＫさんに寄ってみました。

駄目になったクラッチはこんな感じ。

レリーズベアリングは崩壊してて、ベアリングボールが溶けてくっ付いてしまってます。

カバーのバネは、崩壊したレリーズベアリングで無理やり押さえつけられてたせいで、先端が全部内側に曲がってしまっています。

そんな状態で強引に動かしてた為、レリーズフォークの先端も削れ…ガリガリ。

やれやれです（汗

突き詰めて考えれば、結局はレリーズベアリングの耐久力不足が全ての原因。

これはこのクラッチキットに限らず、普通の強化品にも共通の、いや下手したらノーマルクラッチでも起きてる問題点。

じっくり見聞する余裕があれば、国産車向けのしっかりしたものを探す方法も有るのですが・・・

とにかくも、ここがミニの深刻なウィークポイントです。

早速ミッションを下ろしてもらい、クラッチの交換自体は問題無く出来ました。

しかし・・・やはりというか、レリーズシリンダーからのオイル滲みもみつかり、さらにレリーズフォークもかなり摩耗が進んでいる事が判りました。

今交換しておかないと、近い将来やはり大きなトラブルに発展しそうですので、そちらも交換。

部品は週明けにならないと入荷しないので、完全に明日のレースは出走断念です。


さてさて取り外したツインクラッチですが・・・

崩壊したレリーズベアリングの破片がカバーのスプリングに噛み込んでしまい、破損してしまっていました。

クラッチプレートやフライホイールは大丈夫だったので、カバーさえ交換すればまた使えますが・・・部品を購入するだけでもかなり苦労しそうな上、そうまでして直してまたこんな扱いにくいクラッチを使うのか？と考えると・・・無意味ですね（汗

まぁ見た目はカッコ良いパーツなので、何処かに飾っておく事にします(^^;