
沢山見学して、沢山話しを聞いて、沢山調べて、沢山勉強して、最終的に候補に残したHMさんが、百年住宅、ダイワハウス、一条工務店、大成パルコンの4社でした。
最初はもちろん何処とも大まかな話しをし、ざっくりとした予算と希望を伝え、参考となるプランと概算見積を提示してもらい、良さそうな所をピックアップしてより突っ込んだ話しをしていき・・・残ったのがこの4社。土地探しからローン相談から、あらゆる事でお世話にならなければならない。そういう意味では他にもきっと頼れるHMさん有るのでしょうが、最終的には担当営業さんとの相性が大きな決めてとなりました。
百年住宅と一条工務店は、ちょうと休みのタイミングが合った事も有って、工場見学もして来ました。
百年住宅、正確には百年住宅中部の工場は小牧にあり、実際にPCパネルを製造している工程や、負荷試験をしている所等を見学。
ここは元々はライバルのレスコハウスってHMの工場だったんですが、さらにその前は大成パルコンの工場だったそうです。大成からレスコハウスが譲渡を受け、そのレスコハウスを百年住宅が合併吸収する事で、今の百年住宅中部となったそうです。
見学終了後は、基礎現場、構造現場、完成現場と3箇所を巡って細かく見学して来ました。丸1日かけて充実した内容でした。(もっと写真撮っておけば良かった・・・)
一条工務店の工場見学は浜松工場。蟹江展示場からバスに乗り、浜松にある巨大な工場まで移動。お得意の免震システム体験から、加圧防蟻処理の鎌とか長期耐久試験棟とか、自社生産の内装や構造パネルの細かい部分まで、かなり突っ込んで見学させてくれました。浜松工場は確か創業の地だったかな。今は、生産の主体はフィリピンにある超巨大工場で、国内の工場はフィリピン工場から届いた部材をアッセンブルしてパッケージングして各地へ送り出す事が主な仕事みたい。
一条工務店の大きな売りの一つである超鋼気密。いわゆるHMではどこも実現出来て居ないレベルの気密性を量産住宅で実現してしまったその手法の一端を、この工場見学で見る事が出来ました。
事前にネット等で調べた情報では、一条の家は確かに気密性が凄いけど、木造の家で長期に渡りそれを維持出来るものなんだろうか?と言う疑問がありました。実際に一条で家を建てた人が、5年経って気密性を再計測した所、初期の値から随分落ちていて、それでも悪く無い数字は出ていたものの決して他では実現出来無いってレベルでは無くなっていたとの事・・・数年で劣化してしまう性能ではなぁ・・・と心配しいていたんですが、工場見学で見た最新の外壁パネルにびっくり。
外壁パネルの接合部等に全てパッキンが仕込まれていて、経年変化で木材が伸縮しても接合部に隙間が出来にくい様に工夫されています。聞けば、初期はパッキンがついていなかったが、改良して今は経年変化にもかなり強くなっているとの事。こんな面倒な事までこだわって常に改良を続けて居るのは凄いですねぇ。実物を見てちょっと感動してしまいました。
ダイワハウスの工場見学も出来たんですが、日程が丁度ユーロカップと被ってしまい、残念ながら参加出来ず。次は秋の予定との事で、もう、全て決まった後ですね〜・・・ううむ。
ただ、建設中の現地見学と町中Xevoって言う、要はちょっと豪華版建て売り住宅の見学はしてきました。現地見学では、黙々と仕事をする職人さんとにこやかに対応してくれる現場監督さんのギャップが面白かったですね。もちろん、完成したらもう見られない建物の裏側をあれこれ細かく解説して貰い、施工方法から施工業者の選定に至まで、どうやってダイワハウスの家が建って行くのか、一通り教えて貰いました。一応、実際に建てる際には現場監督さんを指名する事も可能だとか。案内してくれた方がやはり印象良かったので、夫婦二人とも契約するなら彼にお願いしたいねぇと感じてました。
町中Xevoは、既に買い手がついてるけどまだ引き渡し前ってのが丁度あったので、夜でしたが見せて貰いました。
市の東側にある丘陵地区の一角で、凄い擁壁の上に建ってましたが、建坪自体は40坪くらいだったかな。リアルな大きさの家でした。売りは1Fリビングに併設の防音ホームシアター。5畳ほどで、本気で鳴らすと室内にはちょっと音漏れしますが、野外には殆ど出ない結構しっかりしたレベルのHTでした。音響設備もダイワハウスプロデュースの7.1チャンネルサラウンド・・・これはまぁ、余り拘りの無い方には程よい感じの内容で、まぁいいんじゃ無いかと。
大成建設も結局スケジュールが合わずに工場見学出来ませんでした。
そうそう、セキスイハイムさんも実際の家を見学させて貰いました。駅近くの町中にあるリアルサイズの家で、見た目でなるほどハイムさんだと判る特徴的な家でした。冬場だった事も有って暖房が良く効いていて、しかも上からでは無く下から暖かさを感じる居心地の良い家でした。が。。。トータルで見るとイマイチ僕らの心にひっかからず、結局早い段階でゴメンなさいとなりました。
(続く・・・)
Posted at 2014/07/10 01:59:17 | |
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家を建てるぞ!顛末記 | 日記