
本日はアウディのディーラーに行きましたヽ(´▽`)/
新しいRS用意できましたんで良かったら乗ってって下さい~と営業から連絡きたので早速行ってきますた(*゚▽゚*)
新しいRSとは、3月に発表されたRSQ3です!!
まずは写真をどうぞ~!
フロントはアウディRSの流儀に倣ったもので、控えめながらもはっきりとベース車とは違う迫力を持たせています。
リアは専用の大経オーバルマフラーや特殊なリアスポイラーがRSの証です(*゚▽゚*)
リアにはRSQ3のエンブレムが付きます。
タイヤ&ホイールは255/35ZR20という超扁平サイズです。
ブレーキも最近のアウディRSが採用している花びら型のちょっと変わったローターと6ポッドキャリバーが主張してます。
内装は専用のレザーバケットシートやカーボンの装飾パネルなどで差別化されています。
スピードメーターはRSロゴ入りの310km/hスケールです!!( ´艸`)
この車はかねてから噂されていた、アウディQの高性能仕様で、Qシリーズ初のRSモデルとなりますヽ(*´∀`)ノ
エンジンはTTRSにも搭載されている、2.5リッター直列5気筒直噴ターボエンジンで、最高出力310psを5200~6700回転で、最大トルク42.8kgmを1500~5200(,,゚Д゚)回転で発生させ続けるものとなります。
最近発売されたゴルフR/S3の最新2リッター直4ターボは300psをマークするのに、何故世代遅れの5気筒ターボ?と思いましたが、これは「S」ではなく「RS」なので棲み分けを図っているようです。
エンジンを始動させると、キュキュルル...ブロォォォン!!!と割と元気に始動してくれます。
早速Dレンジに入れて発進させると、思いのほか重い...
ゴルフRでも味わったあの穏やかさがこの車にもありました。
最大トルクは1500回転から発生させるものの、車格に似合わず1.7トンオーバーの車重の影響かと思います。
でもそれは出足の一瞬だけで、走り出してしまえば低回転域でも怖いくらいに走ってくれます。
2000回転付近まで回せば、2.5リッターならではの余裕のあるパワフルな走りが体感できます(*´д`*)
感覚も2リッターTFSIのものとは違い、ターボでガンガン行ってます!というよりは排気量そのものの余裕感というか、優しいパワフルさです。
普通に街中の流れではDレンジでは2000回転も回らぬうちに変速していき、1200回転前後まで巡航では落ちます。
その時は本当に静かで、ホントにRSか?って思ってしまうくらいですが、そこからアクセルを踏み込めばやっぱりRSだ!と言わんばかりの気持ちのいい加速が来ますヽ(*´∀`)ノ
巡航状態でも元々が2.5りったーだからか、先日乗ったゴルフRよりも余裕感がある感じです。
何というかゴルフRは2000回転以上回さないと本気を出さない感じでしたが、これは1200回転前後でもかなりパワフルでアクセルにリンクした思い通りの加速をしてくれるので、かなりスイスイいけちゃいます。
これだけでもかなりパワフルなんですが、コンフォートモードでの話なんです...
これをダイナミックモードに入れると、RSの本性を出してきます...
静かだった排気音がかなりの音量で聴こえてくるようになり、シフトも高回転キープでスロットルレスポンスもかなり敏感になります。
この車、ダイナミックに入れるとホントにヤバイですヽ(´Д`;)ノ
エンジン回転も3000~4000回転前後キープになるんですが、そこから加速するときにアクセルをちょっと踏んだだけでフォアァァン!!という5気筒特有の多重奏サウンドが聞こえてきて、焦ってアクセルを戻してしまうほどのパワーが瞬時に襲いかかってきます...
アクセルを戻した時もバァン!バリバリ...といかにもな音がマフラーから聞こえます...
踏んだ時の回転フィーリングも4発とは違ってガツっとくるものではなく、スゥっとスムーズに回るものですヽ(*´∀`)ノ
なので上品さがちょっとありながらもメチャクチャ速い...といったものです。
かなりの高過給ターボなのに、ラグを感じさせないのもさすが!と言えるもので、踏んだ瞬間にアクセルにリンクしてターボトルクがスムーズに出てくるのでこれだけでも病みつきになりますね...
そしてサウンドと加速感を堪能すると、あっという間に言えない速度域に...(((゜Д゜;)))
背の高いSUVなのに、車の大きさなんてお構いなしにガンガン引っ張ってくれるので、ストレスフリーです(*´д`*)
高速の合流もダイナミックに入れておけば、アクセルを半分も踏めば十分過ぎる位のパワーを既に見せつけてきます...
車に慣れ、十分温まったのでフル加速も試みました。
ダイナミックモードで、ギアはSレンジの本気モードでのスタートです。
発進では一気に床まで踏み込んで、ギアが一瞬1500回転でクラッチを滑らせて繋がった直後には、(,,゚Д゚)ヒエェェェェェェ...と変な声が出てしまうほど暴力的な加速をぶつけて来ます...
TTRSに乗った時も思いましたが、やっぱりこの5気筒はバケモノですね...
SUVとは到底思えない加速Gで、シートに貼り付けられて身動きを取るのが難しい位、グイグイ加速していきます..体感的にはS4/S5を追い越し、4リッターV8ツインターボのS6並の加速感です((((;゚Д゚))))
そしてクワトロのトラクションも絶大で、踏んだ瞬間にロスすることなく100%のパワーを叩きつけるので不気味な勢いで加速するといった感じです...
中間加速も踏み込んだ瞬間にフォァアァァァァァァァン!!!!と5気筒特有のサウンドとともにワープしていくように、物凄い加速の仕方をします...
エンジンも今では珍しく、高回転まで全力で吹けるエンジンで特に4000~6500回転のパワーは凄まじいものがあり、ここのピックアップの良さとありえない加速Gは4.2リッターV8仕様のR8に食いついていけるんじゃないかな...とさえ思ってしまう加速なのです((((;゚Д゚))))
確実に4リッターV8ツインターボのS6よりも速い!!!と言えてしまうバカっ速さなのです...
試乗中に高速で、某ドイツの3.8リッターGTSモデルがべったり走ってきたので一瞬だけ全開で行ってカーブ2つほど超えたらまさかの引き離してしまうという...
いやぁ...ずんぐりむっくりしているちっちゃめなSUVがスポーツカーを蹴散らす加速をするんですから、アウディRSはやっぱり恐ろしいですなぁ...
中身は完全にR8 V10の血が流れてると言ってもいい直5ターボエンジンの威力はSUVでも完全にオーバースペックなパフォーマンスです...ヽ(´Д`;)ノ
この車にはツインクラッチ式セミATの7速Sトロニックとの組み合わせです。
高出力用横置きDSG/Sトロが湿式6速を用いるのが多いのですが、これは湿式7速になっているのがポイントで、これはTTRSとRSQ3にしか搭載されない贅沢なユニットです。
乗ってみると、やはりゴルフRやアウディS3よりも一歩進んだマナーの良さがありますね。
そしてTTRS用よりも街乗りや普段遣いに重点を置かれていることもあってか、TTRSで感じた極低速域でのクラッチ制御のジャダーなども感じませんでした。
普通にDレンジで走っていても、どこか特別なミッション感があったゴルフⅦRと比べて、これは弱いながらもクリープしますし変速するタイミングが最近のSトロに準じたトルコンっぽい感じが色濃くあるものです。
1速ごとの段数を細かくできるといった利点もあり、ゴルフRではDレンジ走行で1900回転まで回って1100回転まで一気にドロップ...なんてことがありますが、これは1600回転で変速しても1200~1300回転までしかドロップしないのでDレンジで街乗り走行では燃費も稼げるでしょう。
そしてシフトダウンしない程度に踏み込んでもやはりピックアップが鋭く感じるのはこちらの方です。
そしてSレンジ、もしくはドライブモードをダイナミックに入れた時の変わりっぷりも凄いもので、スロットルレスポンスが過敏とも言えてしまうぐらい反応が鋭いものになって実操作よりも車の勢いが先行しかねない程のレスポンスになりますヽ(´Д`;)ノ
でも扱いきれないってことは無く、慣れさえすればとても気持ちよく走れる制御に仕上がっていますヽ(´▽`)/
Sレンジでは普通に走っているだけなのに、いつでもワープするように加速しようとするし、変速スピードもこんなに体験したことがない!って位早いものです!!
そして7速化によってクロスレシオで吹けも鋭いので、踏み込んだ時の音とシフトフィーリングは最高!!の一言です(*´д`*)
意外なのが、ギアノイズをある程度伝えてくることでした。
かなり特殊なRトロニック時代のR8なども変速の度にガチャガチャ言ってましたが、これも変速するときにギアの音が聞こえてきます。
これは好き嫌い分かれそうですが、RSの演出として考えれば許容範囲ですね。
普通に走っててストレスに感じない音なので気にならないって言えば気にならないかと思います。
乗り心地に関しては、RSなので勿論かなり締め上げられてはいるのですが、元がQ3なのでRSにしちゃ乗り心地がかなりいい部類に入りますヽ(´▽`)/
試乗車は20インチの35タイヤを履く仕様でしたが、コンフォートモードでは当たり始めが若干硬めかな?と思うものの、すぐに振動が収まるので硬いなぁ...とまでは行かないものです。
乗り心地は重心の違いはあれど、街乗りではS4位の硬さでしょうか...
街中で工事中で更に砂利がボッコボコに敷かれているところも走りましたが、そこでもほんの僅かだけゴツゴツ...とおしりの下に来るだけでバタバタすることが一切ありませんでした(*゚▽゚*)
締め上げられているので、重心の高い車にありがちなフラフラ振られる感覚も全くありませんでした。
ダイナミックモードに入れるとそこそこ変わるかなぁ...と思うくらいでRS4のようにおっ!変わった!って言うほどの変化はありません。
そんなに変わんないとは言っても見た目から想像するよりもハード気味な脚になります(*´д`*)
とは言ってもぴょこぴょこ跳ねる脚ではないので、扱いにくいっていうことはありません。
この車の真骨頂は街中よりもワインディングや首都高のような高速カーブが連続するところです(*゚▽゚*)
地元のワインディング路っぽいを走ってみると、SUVのペースならこんなもんかな...位ではビクともしません...
なら割と本気で前にRS4で走ったペースで...まだ行けるのか!?ヽ(´Д`;)ノ
正直、この車では私如きの腕じゃ本気を窺い知るのはちょっと難しいかも知れないです....
RSQ3は横置きなので、電制式のクワトロになりますが中身はTTRSのそのままの中身...遅い訳がありません。
最新のクラウンセンターデフ+左右トルクベクタリング付のRS4のありえないコーナリング性能には流石に負けますが、それでもただのAWDシステムではない、踏めば踏むほどグイグイとイン側を刺していくようなアウディのスポーツモデル特有のコーナリング感覚はこのRSQ3でも健在ですヽ(・∀・)ノ
脚もSUVとは言え、アウディRSの名に恥じないものでスタビリティ性能や車の動き、グリップバランスはSUVのカテゴリーを遥かに超越した所にあります((((;゚Д゚))))
車の背の高さを全く意識させない、そして重さをも全く意識させない自由な感じというのはホントにあって、TTRSのようにクイックにいく感じはそこまでないもののそれでもアウディの中でも相当速い部類に入る反応スピードで、切り返しなどではRS4と比べて電子的な味付け感というのは僅かながらにも感じますが、それでもかなり自然ですっきりとした感覚で自分の思い描いた感覚よりも想像以上の安定感を持ってサラッとパスしてくれます(*´д`*)
鼻先も5気筒なのでそんなに重い感じはせず、切ったら素直に曲がってくれるものですね。
でも素早い切り返しなどでは若干振られて、それをクワトロが瞬時に助けに入る感覚はありますね。
それが電子的な味付け感に繋がってるのかなと思いました。
そしてコーナリングスピードもやはりSUVだとは到底思えないもので、大抵のスポーツカーはコーナリングでも置き去りに出来てしまうレベルのものです(((゜Д゜;)))
安定感が凄まじいので乗ってて飛ばしてないと錯覚してしまうもので、メーターをふと見ると恐ろしい速度でコーナーをパスしているのです...
コーナー出口もほかの車よりもワンテンポ早めにアクセルを開けても外側に膨らむことはなく、若干の曲がっていこうとする感覚であるヨーを感じながら切った方向に凄まじい勢いで曲がっていきます...
試乗から帰ってきて、乗る前は心配だった要素が全く問題になっていない素晴らしい完成度を持った車でびっくりしました(*゚▽゚*)
Qシリーズ初のRSなのですが、たしかにこれはRSとして堂々と胸を張れるクルマです!
でもただ一つ心配なのはヤケに強気な価格設定...
カタログ価格は718諭吉ですが、メタリックペイント+サンルーフのオプションで見積もってもらったら諸経費込みで820諭吉...
そうなるとパフォーマンス的には拮抗していて、全高以外はサイズも似ている新型ゴルフRや新型S3の方が遥かにリーズナブルなんですよねぇ...
専用の2.5リッター直5ターボや思いっきり強化された足回りとブレーキなどを考えれば決して高いとは思いませんが、強敵は意外にも同門にいたということですかね...
でもこれは乗ってみると上記の事を踏まえても欲しくなってしまうのは事実でありますヽ(*´∀`)ノ
メルセデスが早ければ来月、GLAクラスを日本発表します。
GLAにもA45と中身は全く同じGLA45AMGが存在します。
これからはバカっ速な小型SUVも人気カテゴリーになるのでしょうか...