
メルセデスAMGパフォーマンスツアー2014後半、試乗編をお送りいたしますヽ(´▽`)/
今年のAMGパフォーマンスツアーはSLS生産終了、C63入れ替えの時期という事でいつもみたいな華やかな感じがないって、AMGモデルに囲まれていながらそんな事言うのもオカシイ話ですが寂しい感じがするのは確かでした。
でも試乗車で飛びっきり凄いのが来ていたのです...
「これがあるんだけど..」って鍵を渡されたクルマはS63 AMG4Maticでした((((;゚Д゚))))
昨年末にSクラスがフルモデルチェンジして、今回のツアーで試乗できる機会は初めてでした。
乗れる機会がなかなか無いので、乗ってきてしまいました。
まずは写真をどうぞ!!
フロントはかなり押し出しの強い物ですねぇ...( ̄◇ ̄;)
AMG専用大型ダクトのバンパーのせいか余計迫力出てます...
後ろ姿はかなりかっこよく決まっていて、AMG専用の4本だしマフラーもさりげないけどしっかり迫力のあるものですヽ(´▽`)/
ホイールは試乗車がオプションのAMGダイナミックパッケージ装着車だったので写真のマットブラック塗装20インチホイールがはかされます。
そして奥には巨大な対向6ポッドの赤いキャリパーが見えますねぇ...
試乗車は4Maticなのでリアにはエンブレムが付きます。
内装は豪華絢爛そのもので、前ブログで紹介したSクーペと同じ雰囲気で纏められています。
しかし、豪華すぎます...
リアシートも至れり尽くせりですよ...
シートの掛け心地は下手な高級ソファーよりも全然いいものです(´∀`*)
メーターは大型液晶のタイプで、AMGモデルは専用の330km/hフルスケールメーターですヽ(´▽`)/
新型のSには最新鋭レーダーセーフティに加え、ナイトビューアシストプラスも装備されています。
街灯のない暗い道で歩行者や障害物の早期発見が困難な場合は2機の赤外線カメラを照射してメーター内に表示してくれます。
いよいよ試乗です...
エンジンを始動させると、キュルル...バォン!!!!!と今までのM156ユニットのようなド派手さこそないものの、Sクラスでも迫力に満ちた始動音は健在でアイドリングもドロドドドドドドド...と低く響く周りを威嚇するようなAMGならではものでした。
今回、63シリーズといってもM157ユニットになってからは各クラス毎で出力やトルクが最適化されています。
そんな中でもこのS63 4Maticに搭載されるのは63シリーズ、M157ユニット史上最強のものとなります( ̄▽ ̄;)
最高出力585psを5500回転で、最大トルクは何と91.8kgmを2250回転から3750回転で発生させ続けるという途方も無いスペックの持ち主です...
そしてトルクは約1500~6000回転前後まで80kgm以上は常に出ているという恐ろしさです...
これはE63 S4Maticと出力は同じ、トルクは10.2kgm増しという想像もつかないものなのです...
戦々恐々としながらクルマを発進させて、道に出てアクセルを踏み込むと...意外にも普通だぞ(´Д`;)
スペックから想像する程の迫力はないというか、高性能な感じがしないのです。
とても乗りやすくてとても静かなのです。
出足もかなり穏やかで、ちょっと多めにアクセルを踏んでも暴れる事は一切なくマナーよくスムーズに速度を伸ばしていきます。
これ、先代よりもパワーが大幅に上がっているんですけど、大人しさも大幅に上がっているようでとっても快適な車ですヽ(*´∀`)ノ
昨年のE63 S4MaticもノーマルのE63以上にパワーはあるけど乗りやすさもノーマル以上といった感じでしたので、恐らくこのS63も同じようなチューニングになっているのでしょう。
でも乗りやすいとは言っても超高性能エンジンは伊達ではなく、なんというか余裕の塊というか排気量の概念とかパワーとトルクがどうのこうの...なんて言ってられる世界ではないのも確かです(´Д`;)
発進はかなり重い車重をものともせずに、ひょいっと動かしてくれるもので走り出してからも1500回転以下で全てのシーンを賄いきってしまうというものです。
アクセルの踏み込みは、踏むというよりもペダルに足を乗せてるだけに近い状態でシューン...と走ってしまいます。
そして回転の上がり方とスピードメーターの上がり方が普通の感性では通用しないというか、スピードメーターは確かに速度を上昇させていっているんですが、タコメーターは僅かに動いてるだけで遮音も途轍もないレベルのものなので、エンジンを回してる感覚が全くないというか普通のメルセデスとは勿論、他のハイパフォーマンスセダンなどとも全く違う異次元の世界なんですよねぇ...
モードをコンフォートからスポーツに入れてみると、AMGらしさが出てくるというか乗りやすさは変わらないけどあぁ...AMGだ...というあの超絶的な性能を嫌でも見せつけられます...
元のクルマがSクラスなのでがっつく感じというか、さらに4駆なのでAMGの暴れる感じこそ薄いもののアクセルを踏めば只者じゃない、生半可な気持ちで乗ったらいけないクルマだ...という雰囲気をバンバン出しています。
スロットルもコンフォートでは絞る制御でしたが、これはアクセルに連動したというか快適性よりも一体感重視のようなセッティングで、さっきの様にちょっとでもラフにアクセルを踏めば一瞬で頭を殴られるような凶暴な加速をしてきます...
でもC63みたいな直接的にガンガン来るというよりはスゥーっと間接的というかショックのようなものこそないけど、メチャクチャ速いのです...
そしてほぼ無音に近かった排気音も、マフラーの消音フラップが解放されることによりチューンドV8ならではのAMG特有のドロドロしたサウンドを響かせてくれます。
幹線道路の合流や、高速の料金所ダッシュの様なシーンでもSモードであれば足に力を入れることもなく、周りを引き離す加速をしてしまいます。
試しに半分ほど踏んでみるとその時点でもう言葉にならない加速が襲いかかってくるのです...
まだ半分弱しか踏んでいないのに、ドロロロロロロロ!....とV8の気持ちのいいサウンドを聴かせながらもシートに思いっきり貼り付けられてしまう...
もう十分過ぎるよ...とこっちがゲッソリする位速いのですが、メーターを目で追ってみるとまだ3500回転も回らず大体2500~3000付近でシフトアップしてつないでいる状況で、クルマからしてみればまだ実力の半分も出していないようなものなのです((((;゚Д゚))))
強い上り勾配でも、ペダルにかける力の入れ加減はホントに僅か...1ミリ踏み多したかどうかというレベルの踏み方で失速しない程度どころか徐々に速度を乗せていく怪力っぷりは乗ってて本当に心強くも恐いですよ....
上り坂だって1200回転のロックアップで普通に加速してしまうのです...
街乗りでは、このクルマの実力の10%も出していないようなものなのでもう何が何だかよくわからない...
一つ言えるのは、とても扱いやすいのですが本気を見たくても見ることが出来ないくらい極低回転からの鬼のようなトルクの太さとパワー、半分以上踏みたくても躊躇してしまう事、そして2.3トン弱ある重量級ボディが全く関係ないパワフルなんてもんじゃないパワー感でしょうか...
でもせっかくなので、フル加速も試しました。
ドライブモードはSモード、アクティブボディコントロールもSportでギアはDレンジのまま行きました。
Sクラスには他のAMGには搭載されているレーススタートモードが使えないので普通にゼロ発進をしました。
ブレーキを離してアクセルを床まで一気に踏み込んだ瞬間にはもう言葉にできない、有り得ない加速Gと圧倒的なパワーが束になって襲いかかってくる感覚、そして4駆であるのでトラクションが思いっきりかかるので一瞬たりともESPに絞られることのない猶予のないフルパワーで叩きつけられるこの感覚は、それはもう壮絶なものでした(゜ロ゜)
踏んだ瞬間にクルマが一瞬浮き上がって、すぐさまAMGライドコントロールシステムが体勢維持に働くのですがそんなことに感心している暇もなく、物凄い力でどう表現したら良いのかわからないほどメチャクチャな力でシートに貼り付けられ押し込まれ、あまりの暴力的な加速Gのせいか目眩を起こしそうになるほどのパワフルさ...
メーターだって、91.8kgmという化け物じみたトルクが2000回転前後から炸裂するので、物凄い勢いで回転を伸ばし、スピードメーターも普通じゃ考えられない勢いでどんどん速度を乗せて行っていきます...
車重2.3トン、5m20cmオーバーの超大柄ボディをまるで感じさせない、あのSLSよりも凄まじい勢いで加速させてしまう、そして実際に加速感の凄まじさだってSLSに匹敵するという訳のわからない性能を見せつけられてしまいました((((;゚Д゚))))
むしろこの滅茶苦茶でインチキみたいな加速力はSLSをも超えてしまっているかもしれない...と感じるほどなのです...( ゚д゚)ポカーン
中間加速も踏み込んだ瞬間に、一瞬たりともラグを感じさせる事なくあの有り得ない超が何個もつく暴力的な加速がどこの回転域からでも、上り坂だろうがなんだろうがお構いなしでこっちが気持ち悪くなってしまうほどの加速を引き出してきます...
これこそ加速ではなく、ワープと呼ぶにふさわしい感覚です...
そして90kgmオーバーというトルクのせいかこれは回転の吹け上がりも軽いなんてものではなく、一瞬でヒュン!!!と回りきってしまうこの感覚は他のM157ユニット車ではあまり感じられないもので、AMG謹製の珠玉M156,M159ユニットを体感したあとのM157は寂しさを感じざるを得ないものでしたが、これはM159の突き抜けるようにブン回る気持ちよさを知っていながらも、それでは決して体感できない不気味なほど迫力に満ちた吹け上がりとこれは危ない!!と思ってしまう速さは納得せざるを得ないものであります。
もう2000回転前後から6500回転のトップエンドまで何処から踏んでも一瞬でワープさせられる壮絶な加速感。
同じM157でもCLSやEが積んでるユニットとは別物と考えてもいいでしょう...
排気音は狂気に満ちたM159最終のSLS GTには負けてしまいますが、排気管フラップを全開にした時のS63も現行ラインナップの中では一番AMGらしいというかM156からM157に切り替わった時のあの静かであっさりした排気音の寂しさはなく、踏めばバラララララララ!!!!と迫力に満ちたV8サウンドを響かせてくれますヽ(*´∀`)ノ
これはSなのにこんな音させて良いのかって位のもので、下品なって言ったら変ですけどAMGチューンのV8エンジン特有の暴れる感じのサウンドは踏んでしまえばやはり病みつきになります(*´д`*)
この車にはAMGスピードシフト7GMCTが組み合わせられます。
先代まではクルマのキャラクターも考えられて完全なトルコンのスピードシフト7Gトロニック+でしたが、今回晴れてSクラスにも他のAMGモデルと同じ湿式多板クラッチのセミATとの組み合わせが実現しました。
でもこれって、セミATというよりはトルコンATの延長線上にある技術で、どちらかというと純粋なATに近い構造をしています。
なので、低速や通常走行時のマナーはノーマルの7Gトロニックと何ら変わらないジェントルでイージーさを持っています。
特にコンフォートモードで走ってる時には、通常のSやEが使っている7Gトロニック+よりもスムーズに変速できていて、ライバルたちの8速AT勢にすら勝てているかも...という位ショックもなく、変速そのものも気づかないかも...って位のスムーズさなのです...
でも走り出してからすぐにロックアップが始まるところなど、通常のATとは違うところもいくつかあるのですがアクセルを多めに踏み込めばトルクが押し上げるので加速の遅れる感じや場合によってはすぐにロックアップ解除をしてくれるので、巡航から踏み込んだときや僅かなアクセル操作が頻繁に起こるシーンでもスムーズに振舞ってくれます。
Sクラスには今までは7G MCTシフトがギクシャク感の軽減がちょっと消せないという事で見送られていましたが、今回のこのモデルに乗った感じではそんな印象は決してなくて、普通の7Gトロニック+並みにスムースに走れてるなと印象でした。
スポーツモードに入れた時にこのミッションの本当の実力が分かります。
今まではスムーズな7速ミッションという印象でしたが、スポーツモードに入れるとツインクラッチセミAT勢も真っ青な位レスポンスとシフトスピードの素早さが素晴らしいものなのですヽ(´▽`)/
そしてメルセデスのパドルシフト車全車の泣き所である、パドルシフトの反応の悪さも全くなく操作に対して遅れが全くなく変速してくれますヽ(*´∀`)ノ
今回は完全なシーケンシャルに入るMモードとスポーツ走行ながらも自動変速のSモード両方試しましたが、低速域でのマナーやアクセルのオン/オフに対するクラッチの繋がりのスムーズさ、踏み込んだ時のレスポンスの良さというか滑りのなさ、全てにおいて一級品と言えるものでスポーツモードでもこれ以上日常と飛ばしたい時に、ここまで両立できるトランスミッションはこの他ではあるのか?と言うほどレベルの高い仕上がりですヽ(´▽`)/
確かにスポーツに特化したミッションならポルシェPDKのスポクロPKG車のSportPlusは凄いです。でもそのまま日常域で使えるかと言われれば厳しいのです。
でもこのスピードシフトMCTならスポーツモードに入れっ放しで街中走っても全然気遣うことやギクシャクしてしまうこともなく、ふつうに走れるのもこのミッションの特徴ですね。
今思えばこのスピードシフト7GMCTも初搭載がR230型SL63で、その時はギクシャクするミッションでしたがどんどん熟成が進んだな...というものでした。
乗り心地の方はというと、もう衝撃でした。
今回のW222型S63の4MaticモデルにはAMGライドコントロールスポーツサスというAIRマチックDCサスをさらに進化させた超高性能サスが搭載されています。
これは1/1000秒単位で路面状況を監視し、それに応じて減衰力調整をかけて、さらには車の動きやスロットル開度、コーナリングスピードも監視して、電制エアスプリングと電制ショックアブソーバーを4輪独立で無段階可変調整させるという超ハイテクサスなのですがこの乗り心地の素晴らしさは今までに体験したことのない物で車というカテゴリーを超越したとんでもなく快適すぎる乗り心地の良さなのです!!!
まずコンフォートモードで走り出すと、もう店から出る段差の時点でタダ者じゃないぞ...と感じます。
というのも、コトコト...と段差を通過する音は聞こえるけど振動は全くない...道に出ても他のクルマやメルセデスの通常モデルならば多少揺すられたりキックバックを感じるところでも上下の揺れも左右の揺れも全くない...多少車体は揺すられるんじゃないかと思うのですが車体全体の揺れも全くない...フラットライドどころの騒ぎじゃないんです...
クルマが全く揺れなくて、ガタゴトともフワフワとも言わない。
本当に全く揺れず、これこそ絨毯の上を走るようだ...と言えるのかというものです。でもこれはもはや絨毯ではなく宙に浮いているか位の揺れなさで初めて乗ると、えぇ...何だよこれ...って気持ち悪いくらいの快適性でビビっちゃいます...
全く揺れないしキックバックもないというと、手応えゼロかと思われるかもしれませんが決してそうではなく、乗り心地は全く揺れないしハンドルにも全く伝わってこないのですが、ハンドルに伝わってこないのはあくまでも不快だと感じる部分だけで必要な情報はしっかりと伝えてくれるし、パワステのアシスト量や切り返し時の収まりの良さも絶品で先代Sクラスと比べてこの辺りも圧倒的に良くなっているし、個人的に素晴らしいと感じたE63 S4Maticと比べてもやはり容量とかライドコントロールとの協調制御などもありこちらの圧勝と言わざるを得ないでしょう...
スポーツモードに入れるとちょっと硬くなりますが、それでも快適すぎる乗り味でコンフォートではゴツゴツもふわふわも完全にシャットアウトした脚でしたが、これは気持ち硬くなっていてコンフォートのように行くと流石に無振動とは行かずに当たりの一瞬だけコトッと僅かに振動が伝わります。
でもその振動も一瞬で抑えてしまうので「いま僅かに来たかな?」位で済んでしまいます。
そして4Maticシステムも左右可変駆動とかそういった飛び道具はないのですが、前後33:67に調整させたこともありFRに慣れ親しんでいても全く違和感のない、クルマの動きも4駆とは思えない自然で上質なフィーリングですヽ(´▽`)/
こういったクルマの4駆というと、FRと比べてハンドルに引っかかり感があるというかFRと乗り比べをすると切り始めや切り返しにフリクションを感じるのがありますが、この4Maticにはそういったこともありませんでした。
少し走れるところで攻め込んでみるともうSクラス、しかもロングボディの動きではないのです((((;゚Д゚))))
車が俊敏ってわけじゃありませんが軽やかに走ってくれて、かなりのハイペースでもしっかり付いてくるんです(´∀`)
しかもライドコントロールも左右Gを計算して減衰力調整をかけてくるので無駄なロールや凸凹を拾う事もほとんどありません...
そしてびっくりすることが、コーナリングスピードが意外な程速いということです。
これは4駆の恩恵かと思いますが、今までではアクセルを踏むのが恐いようなところでもこれなら普通に踏めてしかもアンダーがズルズル出るってこともあまりないので、フルサイズサルーンなのに意のままに走れてしまいます((((;゚Д゚))))
そしてそのままコーナー出口でアクセルを踏めば怒涛の立ち上がりを見せてくれます.....
シートも左右のサポートがGに応じて可変で張り出すので体のサポートもばっちりです。
試乗から帰ってくるまでにメルセデスのフラッグシップであり、AMGのフラッグシップでもあるこの車の凄まじさと圧倒的な作り込みの良さにはただただ惘然とするしかないものでした...
何ていうか全てにおいて想像を越え、想像以上すぎる出来の良さでこんな車があっていいのか...とすら思えてしまうほどでした。
どう表現すればいいか分からないくらい圧倒的な出来の良さなのです...
W221型後期当時これ以上ラグジュアリーでスポーツも行けるサルーンは無いだろうと思っていました。
でもこのW222ではW221を全ての点で圧倒的に越える質感と、1クラスしたのスポーツサルーンを余裕で追っかけまわしさらには本職スポーツカーも蹴散らす速さと、4駆という新たな武器を手に入れたことによる圧倒的に乗りやすさと安定性...
全てにおいて私が乗った車の中で一番の出来だと思います。
つい先日、W222に頂点のS65AMGが追加されましたがこのS63 4Maticが物凄い性能とクルマそのもののラグジュアリー性を極めたことで、V12ツインターボとV8直噴ツインターボの違いはあれど、クルマの出来にほとんど差はないのだとか...
それどころかこちらの方が全般的に速いということです...
そして、圧倒的に速いけど「AMGとして物足りない」と昨年の試乗会でE63 Sに感じていた部分もこのS63ならしっかりと出ていました。
最近ではよくCクラスのCMでメルセデスの本気というフレーズを目にしますが、確かにCもあの価格帯の中であれほどの作り込みは驚愕的で本気を感じさせます。
でも個人的にはこの車こそ「メルセデスの本気」であり「メルセデスAMGの本気」でもあるような気がしました。
価格はS400ハイブリッド2台買ってもお釣りが来るというとんでもなく高額ですが、でも乗れる機会がありましたら是非実際に乗ってみて欲しい車であるのは間違いありません。
今までに体験したことのない、異次元の世界を垣間見ることができるでしょう。