アイストランプ点滅の考察

先日、またしてもアイドリングストップランプが点滅。

その、傾向と対策が読めてきたので考察です。

まず、スキャンツールで表示させるＥＣＵですが、必ず２の方に原因があります。

確証はありませんが、こちらがサブバッテリーを制御してるのかと。

こちらのスキャンツールには、リアルタイムで電圧表示できる機能があるので、常時接続し、変化を観察することに。

で、こちらを選び…

ココにチェックを入れます。

すると…

こんな感じで表示されます。

これは、ちょうどアイストランプ点滅開始直後、サービスエリアに入って撮影したものです。

電圧が高いままキープされ、エラーがでました。

正常に動作中は、いわゆるアイドリングストップバッテリーの説明にあるような挙動をします。

つまり、電圧は徐々に下がって、ブレーキを踏むなり、アクセルを離すなどをすると充電開始されるという凸凹なグラフになります。

それが、高速道路のように一定な速度ですと、徐々に電圧が上がって、高止まってエラーが出る…。

思うんですけど、ボルテージレギュレーターが動作してないんじゃないかな？

途中で気づいて、ＥＣＵの１の電圧も確認することに…。

こちらにチェックを入れてみますと…。

このような感じになります。

ほぼ中央をキープしてまして、アイスト後、エンジン再スタートの際は、ご覧のように電圧がかなり下がります。

エンジン始動はメインバッテリーがやっている…のが判ります。

こちらにエラーが出ることはありませんでした。

電圧も、上がり過ぎず、下がり過ぎずで、波型を描き、ボルテージレギュレーターがきちんと機能してるのが見てとれます。

症状が出た時の空調の状態です。

暑いのでリヤもエアコンが入ってます。

途中アイストしないので変だなぁと思ったら、リヤの風量が最大になってました。

後ろは暑がりの集まりなんです。(苦笑)

これから涼しくなってエアコン使わなくなると、アイストランプ点滅しなくなるかもしれません。

昨年もそうでしたし…。

電圧上昇と暑さ。コレらがエラーの原因なのかなと考えます。

最後に、アイストと始動を３０秒間隔で繰り返す症状が出たので動画をアップしてみました。

これぐらいであれば、それほど気にならないかもしれませんね。

動画では判りにくいですが、電圧降下でエンジン始動。電圧上昇でエンジン停止してるのが見て取れるかと。

リチウムイオンバッテリーに搭載されている、BMS(バッテリーマネジメントシステム)と、セレナの充電制御のマッチングが悪いのか、原因はまだまだ不明ですが、電圧上昇固定でアイストランプ点滅が確認できたのは収穫でした。

この結果をもとに、そのうち時間があるときにでも、日産ディーラーに相談してみたいと思います。