自作携帯型ジャンプスターター実証試験
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
当日の天気は雨。家の寒暖計では約9℃。ビールがおいしい温度なのか?(笑)
地元の高田測候所のデータによれば、気温4.4℃、気圧1010.8hPa、湿度93%…だそうです。寒冷前線の通過で、一気に気温が15℃程下がった朝でした。
2
ブログにも書きましたが、ヘッドライトを点けっぱなしでスーパーで買い物。その後、エンジンが掛らず困った…というのを再現するために、実際それをやってみました。当初、ラジオだけでとも思ったのですが、意外と電気を食わないので、ヘッドライトも点けての実験になりました。写真はその時の消費電力で、11A程消費しています。この状態で10分放置。弱っているバッテリーは、見事放電しきってエンジン始動不可状態に…。
3
その時の電圧です。実際何ボルトで始動不可になるのでしょう?これも今後の大科学実験の課題でしようか…。(笑)
本によれば、10Vがギリギリだったような記憶があります。
そうそう、このシエンタですが、寒冷地仕様だったりします。なので、通常よりも強力なセルモーターが使用されています。
♯標準0.8kw→寒冷地仕様1.0kw
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実験方法としては、エンジンが掛らない状態で、自作ジャンプスターターを接続し、始動。その後、すぐにエンジンを止め再度エンジン始動を試み、エンジンが掛らないことを確認後、スターターを接続しエンジン始動…を繰り返すというものです。
実は、10回目でエンジンが掛らないのを確認したところ、エンジン掛ってしまったんですよ。そこで、急遽ライトを点灯させてバッテリーを上げさせました。まっ、10回もエンジン始動をさせれば、瞬間的とはいえ、充電されるでしょうし、エンジンオイルも温まり始動しやすくなったのかなと思われます。
5
試験結果としては、16回の再始動に耐えました。最後はやっと掛った…という感じでしたが。
で、17回目は手持ちのセルスタート機能付きの充電器でトライしてみました。ところが、なんと始動しないではありませんか…?
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その時の充電電流値です。以前測定した、自作携帯型ジャンプスターター接続時とほぼ同じ値にもかかわらずダメなのは、やはり瞬発的なセルモーターの消費電力には追いつかないということなんでしょう。実際、取扱い説明書にも、通常充電をしばらくしてから、セルスタート始動をするようにとありましたし。
因みに、この写真を撮影直後セルスタートを試みたところエンジン掛りました!セルスタート状態だと、急速充電状態になっているのかと。
7
試験終了後のバッテリーは、少し暖かくなっていました。熱いという程ではなかったのは、冬の寒さ故なのかわかりませんが、バッテリーにとってはかなりの負担になったと思われます。写真の通り、一回程空回しをさせたところ、2回目には回らなくなってしまいました。壊れたのか…。(汗)
でも、充電器にセットしたらちゃんと充電してくれているようでしたので、大丈夫そうです。
因みに、バッテリーに接続したケーブルですが、これまた熱くなっているかと思いきや、少し暖かくなっている程度でした。始動時の電流値を測定してみたところ、52A程。瞬間的であれば、2スケ程度の太さでも十分耐久性はありそうです。
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結果として、エンジンが掛らないギリギリの状態でのバッテリー上がりであれば、この自作携帯型ジャンプスターターも、十分に余裕をもって実用になるということが証明されたかと思われます♪
♯写真は携帯ケースに入った状態。
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