2015.12　二宮・吾妻山

　ここのところ、秋のような暖かさになったり、冬らしい寒さになったり…天気予報もあまり当たらず、なかなか遊びの予定が立てられない今日この頃、といった感じであります。

　が…、今日は起きてみるととってもいい天気！

　という訳で、またまた「超低山登山」に出掛けてきました。

　行き先は二宮町にある吾妻山（１３６M）です。



　吾妻山への登山道は東西南北に４本あります。

　一番人気なのは、南東側にあり二宮駅前から登れる「役場口」です。こちらは３００段の階段を登って山頂を目指すコースです。
　
　ただ、そちらのコースはこれまでに何度も歩いたことがあったので、今回は南西側から登る「梅沢口」を歩いてみることにしました。

　こちらは、うっそうとした雑木林の中を歩くことになり、一番「登山」の雰囲気を味わえるコースとのことです。



　梅沢口は二宮駅北口から線路に沿って１０分程歩いたところにあります。



　鳥居の右側から登山道が始まります。



　一番人気の「役場口」コースは人だらけだった印象がありますが、こちらは貸し切りでした。

　登山道に一歩入ると日常とは切り離された別世界となり、十分、山の雰囲気を味わえます。

　下界（？）から東海道線の電車の音が聞こえて来るのは、先週に登った高麗山（湘南平）と同じで、これまた電車好きにはたまらない（？）山登りが楽しめます。



　少し登るだけで、眼下には相模湾。

　写真では逆光で写っていませんが、木々の間にある白い光は全てが青い海です。



　登山口からわずか１５分。吾妻神社に到着。

　そして、神社の左に伸びる道をさらに登ること、１〜２分…



　山頂に到着です！



　あまりにも、あっさりと到着してしまって拍子抜け…



　菜の花は７分咲とのことでしたが、もう満開に近いような感じでした。



　富士山、またまたこんにちは！　

　富士山の手前に見えるオムスビ山は、先日、登山口の下見に行った矢倉岳。あそこからの眺めも最高だろうなぁ〜。



　ところで、長女が食べているのはイワシ煎餅です。

　彼女は、背負子から降りるなり、「クッキー！」と言っていました。山に連れてってもらえれば、いつもよりたくさんお菓子を食べさせてもらえる、と誤学習してしまったようです。

　それ、クッキーじゃないんだけどね。ダブルで誤学習です。



　「吾妻山菜の花ウォッチング」は１月９日からとのことですが、もう十分楽しめる感じでした。

　しかも、祭りがまだだからか、観光客が全然いなくてガラガラ。



　いやぁ〜、最高の眺めです！



　こちらは、山の裾に広がる二宮の海岸。

　ちなみに、海にちょんと突き出ている堤防は釣りの人気ポイントです。エギングでイカが釣れるらしいですよ！



　山頂にはこんなに気持ちのいい芝生が広がっているので、長女は走ったり葉っぱを拾ったり、思う存分楽しんでいました。

　私はチラチラと長女に目をやりながらも、まぶたが上がったり下がったり…このままお昼寝したくて仕方なかったです。

　それにしても、暖かくて本当に気持ちのいい時間でした。



　さて、そろそろ帰りますか。

　長女は背負子に乗ると、「パパ、ここ」と言って、背負子のハーネス部分を指差し、私に背負うよう指示を出していました。よくわかってるね〜。（笑）



　４つある登山道の中から、帰りは「中里口」を選びました。

　こちらは北東側の登山道で、距離は長くなりますが緩やかな傾斜を歩いていくことができます。（長いといっても大した距離ではないですけれどね…）



　背中に暖かい日差しを浴びながら、昼下がりの気持ちいいハイキングを楽しむことができました。

　う〜ん、歩き慣れてくると、もっと長い距離を高い山を歩きたくなってきてしまいました。これからの季節、歩いている身にとってはちょうどいい気温なのだけど、背負われている身には寒いよな…悩ましいところです。