
今年も、私達の大好きな「曽原湖オートキャンプ場」にやってきました。
これまで5月(GW)、8月(夏休み)、9月(シルバーウィーク)、10月(3連休)に来た事があったけれど、6月は初めての訪問です。
東北の6月は新緑が美しい最高の季節だろうなぁ、と思ってはいたのですが、連休が全くない6月に神奈川からここまでやって来るのは流石に厳しくてね…。
けれど!
この週末は(木)(金)と休んで4連休を作ることができました!
新トレーラーで初の裏磐梯、新トレーラーで初の300km越えのドライブ、そして、平日にキャンプができる!ってことで、ここ数週間は頭の中がこのキャンプのことでいっぱいいっぱいだったのでした。
水曜日の夜中に到着してP泊。そして、朝一でチェックイン!
今日の予約はゼロ。貸し切りだそうです。
長女(3歳1ヶ月)は車を降りるなり、
「わぁ〜、きれい〜!」
と歓声をあげていました。この景色を眺めて「綺麗」と感じられるなんて、なかなかいい感受性が育ってるじゃありませんか。(笑)
よしっ!
早速、設営を始めますか!
テーブルはどうやって組み立てるんだっけ?
よいしょ、よししょ。
次女(1歳7ヶ月)も一丁前に手伝ってくれるようになりました。
しかし、なぜスタイを付けているのだろう…???
設営完了!
そして、朝ご飯です。
メニューはグラノーラとバナナと牛乳。
簡単なメニューだけれど、この景色を目の前にしたらなんでもご馳走ですよ!
本当に贅沢な朝ご飯。
朝ご飯が終わってまったりしていると雨が降って来ました。予報では午後からだったんだけどな…。
今日は一日、雨が降るみたいです。残念ではあるけれど、3泊もできるから、「一日くらい、いっか。」ってちょっと余裕な気分でもありました。
とりあえず、カヌーを組み立てることにしました。
長女は、「ふね、のる!」と上機嫌。
いろいろとお手伝いもしれくれました。
それにしても、何をやるにも楽しそう。そんな娘を見ているだけで、「連れて来てあげてよかった。」と嬉しくなってしまいまった親ばかパパでした。
次女はと言えば…
雨に打たれて楽しんでいました。
この日は一日に何度着替えをしたことか…。
けれど、「濡れることを楽しめる」というのは、アウトドアの必須項目ですから、これまた親ばかパパには嬉しい光景でした。
さて、「やることがない」という最高に幸せな状態となり、タープの下でまったり。
そして、お昼ご飯の時間。
メニューはチキンラーメンです。
「カップに麺を入れ、生卵を落とし、お湯をかける」
奥さんが、基本に沿った「正しいチキンラーメン」を作ってくれました。
キャンプで食べるインスタントラーメンって、なんでこんなに美味しいんだろう?
お腹が満たされた後は…
トレーラーのベッドで爆睡。
昨夜は1時までデリカD:5+アビバ472を走らせたので、やっぱり疲れが残っていました。
若い頃は朝までぶっ通しで走っても全然平気だったのにね。横浜から宮崎までオールした道で2晩かけて走ったこともあったけれど…今じゃ、とても考えられません。
さて、15時になったのでお風呂に行きました。
行った先は、「裏磐梯レイクリゾートホテル」。
通常なら日帰り入浴¥1200というとても手が出ないお値段のお風呂ですが、半額で入れる割引チケットをキャンプ場でもらえます。
¥600でこんなに立派なホテルのお風呂に入れるのは嬉しい話なのですが…「キャンプの格好」で行ってしまうと、ホテルに入ってからちょっと恥ずかしい思いをしてしまうところでもあります。
さっぱりしてキャンプ場に戻り、焚き火を開始。
ところで、このキャンプ場はサイトから少し上がったところに事務所があり、炊事場もその中にあります。
あの建物は元々ラーメン屋さんだったそうで、その厨房だったところを炊事場として使えるようになっているんです。暖房が効いてて暖かいし、建物の中なので雨の日なんかは特に助かります。冷蔵庫も自由に使えます。
炊事場からサイトを見るとこんな感じ。キャンプ場のオーナーはいつもこの建物からキャンパーを見守ってくれています。
んで、この時、私は次女をエルゴでおんぶして洗い物をしていたのですが、次女がサイトを指差して、
なんと、
「トレーラー!」
って、言ったんです!!!
1歳7ヶ月になりながらも、なかなか言葉が出て来ない次女。今、彼女が言えるのは「ママ、パパ、○ーちゃん(姉)、ばーば、にゃんにゃん、ぞう、おちゃ、ぱん、てぃっしゅ」くらいだと思うのですが、10くらいの語彙の中で「トレーラー」が言えるようになったとは!
サイトに戻って、トレーラーを指差して「これ、何?」って聞いたら、やっぱり「トレーラー」って、言っていました。間違いありません!奥さんも驚いていました。
パパは嬉しくて嬉しくて、小躍りしてしまいましたよっ!(笑)
「18時にはやむよ」とオーナーは言っていましたが、その通りの時間に雨はやんでくれました。さすが、地元の方の天気の読みは違いますね。
標高800mとあって、この後もガスが出たり青空が顔を見せたりを繰り返してはいましたが、雨はもう降らないでくれました。
よかった、よかった。
ところで、奥さんがテーブルにポピーと矢車草を飾っていました。
先週、平塚・馬入ふれあい公園で摘んで来た花々ですが、キャンプの4日間、家に置いておいても枯れてしまうだけだから、と持って来きたとのこと。よく気づくね。
このキャンプの間ずっとテーブルに飾っておきましたが、花があると雰囲気が随分と和みますね。初夏の香りをたっぷりと楽しませてもらいました。
さて、備長炭がいい色になったので夕食です。
今夜のメインは焼きとり。
長女は焼き鳥を見るなり、
「一度、食べてみたかったんだぁ〜!」と大喜びでした。
それにしても、焼き鳥はGWのキャンプで“おきあんりょ”ファミリーからお裾分けを頂いたので覚えていたのかもしれませんが、「一度、食べてみたかった」なんてフレーズ、どこで覚えたんだ???
って、思いましたが、後日、長女のお気に入りの絵本「100かいだてのいえ」の中に似たような言葉があったことに気がつきました。
よく覚えてるね、と感心すると同時に、ちゃんとニュアンスを理解して使っているようだったから、さらに驚きでした。子どもって、こやって言葉を習得していくんですね。
焼き鳥を食べた後の串にソーセージを刺して第二弾。
次女も器用に串のまま食べていました。
そして、夜のお楽しみです!
長女は随分と前から「キャンプに行ったら花火したい!」と言っていたんですよ。やっと念願が叶ったね!
それにしても、昨年は怖くて一人では花火を持てなかったというのに…この喜びようにはビックリです。
さてさて、お腹いっぱい食べて花火もしたので、「ねんね」の時間です。
やはり、疲れていたようで2人の娘はあっさりと布団に入ってくれ、あっさりと眠りについてくれました。
そして、この後は大人の時間。焚き火でまったり、としたかったのですが…
風が強くて寒くて、とても外にいられない!
という訳で…トレーラーに避難。
ビールを飲みながら、奥さんと「五並べ」をして、まったりとした夜の時間を楽しみました。
キャンプに来てまで!?という気もしなくもないですが、家でこんなにのんびりする時間なんてとてもとれないから、これはこれで、有意義なキャンプの過ごし方かな、なんて思ったのでした。
勝敗の方は…0勝2敗。う〜ん、、、もっと技術を身につけなければ!
(つづく)