
昼食後、といっても時計は15時に近づいている頃でしたが、やっと雨が上がり青空が見えて来ましたぁ〜!
という訳で、子ども達が楽しみにしていた「牧場巡り」をするべく、デリカD:5を走らせました。
まずはじめにやって来たのは、「ゆり高原ゆれあい牧場」です。
しかし到着してみると、どこに動物と触れ合えるような所があるのか…???
隣接されていた乗馬クラブの方に伺ってみると、「放牧された牛を眺めることができるだけなんです。」とのことでした。
確かに道沿いには牛が放牧されているのですが、子どもが「ふれあえるか?」というと、ちょっと…な感じです。
「高原」という場所で、「ふれあい牧場」と名が付いていたもんだから、朝霧高原の「まかいの牧場」のようなところをイメージしていたのですが、様子は大分違うようでした。
仕方なく、すぐに退散…。
鳥海さ〜ん!
どこに行ったら、動物と触れ合えますか?
この後、たまたま見つけた観光案内所で伺ってみると、「こどもの国に行けば、ウサギとクジャクがいます。」とのことでした。
という訳でやって来たのは、「立花牧場公園こどもの国」です。
こちらは、宿泊のできるコテージ、ゴーカート場、パークゴルフ、動物とのふれあい広場、アスレチック等があるという施設でした。
入場料・駐車場は無料です。
それにしても…芝生は綺麗に刈られ、とても手入れのされている施設なのですが、なんせ人がいない。お客さんはもちろん、施設の方も見当たらない。
なんだか、「千と千尋の神隠し」のオープニングを思い出させる光景でした。店頭には美味しそうな料理が並んでいるのに、お店の人も他のお客もいないシーン、あったじゃないですか。
閑散期の旅行は空いていて快適な反面、こういった寂しさを感じる部分もあるんですね。
ウサギ小屋に到着してみると、予想以上にたくさんのウサギがいてビックリ。
しかも、生後2〜3か月?
って、くらい小さなウサギもいました。
「かわいぃ〜♪」
って、子どもより奥さんの方が大喜び。
ウサギがどんな草を好んで食べるかよく分かっている娘達、何度も小屋の外を往復して草をむしっては、
ウサギさん達にあげていました。
それにしても、人懐っこいウサギさん達だこと。
随分と長い時間、ここで楽しむことができてしまいました。
さてお次は、ウサギ小屋の隣りにあるアスレチックへ。
やっぱり、子ども達はこれが楽しいみたい。
パパとしては、
「せっかく、由利高原に来たのになぁ…」
なんて、思いがしなくもなかったのですが、
子ども達は大満足な様子だったから、これで良しとしましょう。
子ども達の笑顔がパパにとって何よりの宝物ですから。
アスレチックで満足した後は、もう一度ウサギさんと遊んで、そして、こどもの国を後にしました。
この後、もう一カ所の牧場に立ち寄ってみました。
(牧場の名称は忘れてしまいました…)
のどかな光景ですね。
夕日に照らされて、余計にいい絵になっています。
牛を見に来たつもりだったけれど、
なんだか、牛に見られてた感じです。
キャンプ場に戻る手前で、もう一企画。
キャンプ場の西側、道路とサイクリングロードが隣接しているポイントで3人を降ろし、私は1人でキャンプ場へ。そして、サイトにデリカD:5を置いて、サイクリングロードを早歩きで西へ向かいました。
そして、間もなく3人に合流。
最後にこれを眺めて散歩をしたかったんです。
できれば、このサイクリングロードを歩いて大谷地池をグルッと回ってみたいと思ったのですが、1周約6kmもあるとのことで断念しました。
そこで考えたのが、「車で少し離れたところまで行って3人を降ろし、鳥海山の眺めが一番いい部分だけを歩いてみよう!」という企画でした。
子ども達がもう少し大きくなったら、家族全員分の自転車を積んで来てサイクリングを楽しんでみたいもんです。
あと、鳥海山周辺には湿原の中のハイキングコースがいくつかあるようだから、それも歩いてみたいな。。
子どもの成長に合わせて旅のスタイルは変わってくるものだと思います。
だから今回は今回で、子ども達が楽しめる遊び方ができたのだから良かったな、なんて思いました。
午前中は雨だったなんてとても信じられない、晴天となりました。
夕日に照らされて、鳥海山はさらに美しさを増しています。
最後にこの風景を眺めながら歩くことができて、パパも満足。
2泊3日の由利高原、満喫できました!
ただいまぁ〜!
あず君、今日は涼しかったからゆっくり休めたかな?
今日は昼のうちにお風呂に入ってしまったから、その分、夜の時間は余裕がありました。
なので、子ども達が楽しみにしていた花火をすることに。
今年の夏は「長岡」と「大曲」という日本三大花火のうち二つを見てしまいました。子ども達はどちらの花火もよく覚えているようで、突然思い出話をすることがあります。
けれど、やっぱり手持ち花火の方が楽しいみたいですね。
「花火しようよ!おっきいのじゃなくてぇ、手で持つヤツ。」とよく言っていました。
どちらの花火も満喫できてよかったよ。
さて、明日はP泊の予定なので、この夜が今回の旅での最後のキャンプとなります。
焚き火を見つめながら今回の旅を振り返ってみましたが、大曲の花火を見に行ったことなど、随分と昔の出来事のように感じてしまいます。さすがに「お腹いっぱい」な気分になりました。
思い返してみても、結婚後の旅としては国内旅行では今回は最長期間だったようです。奥さんと2人でテントで旅をしていた頃、「秋田・青森」、「青森・岩手」と2回ほどレグナムで東北を回ったことがありましたが、どちらも1週間程度でした。
ちなみに結婚後の海外旅行では、ギリシャ・トルコの旅が確か19日間でした。往復チケットを取っただけのフリースタイルの旅行で、現地でバスを探して夜中に陸路国境越えもしました。おまけに英語が全然通じない(私も奥さんも英語は得意ではありませんが、ギリシャでは、「バス」が通じなくて困り果てたのを覚えています…)。なので、「予定通り帰れるだろうか。」と不安がつきまとう旅でした。無職で放浪していた時代は、「ビザの発給待ちで1週間」とか、「日本からの荷物待ちで1か月」とか足止めを食らってもノンビリと待っていられましたが、仕事をしていると予定の飛行機で帰らない訳にはいきません。なので、放浪の旅とはちょっと違う緊張感がありましたね…。
まぁ、思い出してみると色々なことがありましたが、今、こんなに小さい子ども(3歳と1歳)がいても10日間も旅ができたのは、やっぱりトレーラーのお陰です。今回は「トレーラーの本領発揮の旅!」でした。
さて、明日は子ども達のお楽しみ(!?)、「世界一のクラゲ水族館」を見てから新潟県まで南下する予定です!
(つづく)
<備忘録>
キャンプ場14:40 → 14:50ゆり高原ふれあい牧場15:00 → 15:20立花牧場公園こどもの国16:20 → 牧場 → 16:50キャンプ場
本日の走行距離:82km(牽引あり0km、牽引なし82km)
この旅の走行距離:1141km(牽引あり786km、牽引なし355km)