2018.3 HONDA FG201 プチな

　買っちゃいましたぁ〜！

　HONDAの耕運機　FG２０１「プチな」です。

　我が家で昨年から借りている畑。地主さんからは「草刈りさえしてくれれば、いくらでも使っていいよ。」と言っていただけたので、張り切って開墾をしてきました。

　時代は平成だというのに、神奈川西部には未だに「墾田永年私財法」が残っていたんですね！

　※墾田永年私財法：奈良時代に聖武天皇が発布した命令。「自分で新しく開墾した耕地は永久に自分のものにできる」というもの。

　しかしながら…

　鍬１本で開墾するには限界がありました。汗ダラダラ全身ヘトヘト頭クラクラになるまで体を酷使したって、半日で畝１本作るのが限界です。ここ２年程放置されていた畑なので、雑草の根っこが深くまで潜り込んでいるし、土もガチガチに硬くなってしまっていたんで、人力でそれを耕すのは偉い苦労でした。

　時間が無限にあるならともかく、畑に貼り付けるのは土日だけなんだから、このペースじゃキャンプに行くこともできなくなっちゃいます。



　と言う訳で、とうとう決断してしまった訳です！

　いろいろと調べてみると、家庭菜園で使う耕運機としてはHONDAが人気なようでした。その中で、能力&価格的に候補にあがったのはF220「こまめ」。耕運機の種類は耕作面積を参考に選ぶことができるのですが、F220「こまめ」は100坪が目安とのことでした。敷地面積約50坪の我が家の畑には十分な能力がありそうです。しかしながら、30kgという重量がネックとなりました。

　我が家と畑の間には高さ60cmの段差があり、耕運機を家で保管するためにはその段差を上げ下ろししなければいけません。畑に置いたままにしてしまう手もありますが、盗難されることがあるようだし、湿気で錆びやすくなるんだとか。そんな話をきくとやっぱり家で保管したいです。

　30kgという重さは持ち上げられなくはないけれど、かなり厳しいウエイトです。それで腰をやってしまったら洒落にならないし、上げ下ろしが億劫になって畑に持っていかなくなってしまったらそれこそ意味がありません。

　そこで目をつけたのが、ワンランク下のFG201「プチな」でした。こいつの重量は20kgとのことで、それなら片手で持ち上げられます。参考耕作面積は30坪なので作業効率は落ちますが、それは仕方ないか。安全第一で小型の「プチな」を選ぶことにしたのでした。



　「プチな」の燃料はレギュラーガソリンです。なので、５Lの携行缶を用意しました。

　今回、初めて知ったのですが、セルフのガソリンスタンドでは、例え店員さんに頼んでも携行缶への給油はしてくれないんです。行き着けのスタンドでそのことを教えられ、フルサービスのスタンドを探すことになりました。

　しかしながら、時間がまだ朝の７時前だったもんで、フルサービスのスタンドはどこもまだ閉まっていまして…５Lのガソリンを手に入れるのに、１時間近くも走り回ることになってしまったのでした。



　さて、エンジン始動です！

　すごい！すごい！！すごい！！！

　小型なので畑を往復する回数は増えますが、鍬とは比にならない楽チンさです。。

　「あの苦労はなんだったの？」

　って、もう笑いが止まらない！



　長女がバケツに入れた苦土石灰を畑に撒いてくれたので、



　そこを耕運機でガンガンと耕していきます。

　うぉ〜！

　畑がますます楽しくなってきました。

　それにしても…

　何年、野菜を作り続けたら、耕運機の代金を回収できるんだろう…。まぁ、それ言っちゃおしまいですか？



　早速、興味津々な様子で耕運機を眺める二人。

　早く、君たちもそいつを操れるようになってね！



　秋のうちに植え付けてあった玉ねぎがやっと大きくなってきました。

　ところで、お隣の畑でも玉ねぎが育てられていおり、私たちの玉ねぎの苗はその畑の方から分けて頂きました。しかしながら、同じ苗を同じ時期に植え付けたとうのに、成長が全然違うんですよねぇ…おそらく、あちらは土作りがしっかりされていたのでしょう。

　う〜ん、やっぱり畑は奥が深い。

　さてさて、夏野菜の準備が始まりますよ！

　FG２０１「プチな」、ガンガン働いてもらうからねぇ〜♪