
古民家「かねや」、最後の朝です。
最初の頃は一日がとても長く感じたけれど、終わってみればあっという間の4泊でした。
岬さんの朝食もこれが最後。
本当にお世話になりました!
古民家での宿泊はなかなか貴重な体験になりました。
トイレとお風呂が離れの建物なので雨の日は面倒だったり、網戸がないので虫が入ってきたり、決して「快適」とは言えない部分もあるので、人によって好き嫌いはわかれるだろうなぁ、とは思います。
けれど我が家にとっては、子どもが「走り回れる」ほどの広さを使わせてもらえるのは何よりありがたかったし、子どもが泣き叫んでも周りへの迷惑を考えないで済むのが助かりました。
そして何より、沖縄の人が何十年も暮らしていた建物に泊まったことは、沖縄のことをより身近に感じさせてくれるきっかけにもなった気がします。
この建物の築年数を伺いそびれてしまいましたが、「沖縄戦の時もこの家はあったのだろうか?」飛行機が空を横切って行く音が聞こえるとそんな事も考えてしまいました。
父は、「沖縄まで来て東京にあるようなホテルに泊まっても仕方ないもんな。いい経験ができたよ。」と言っていました。
そう言ってもらえると、旅を計画したかいがあります。
さて、荷物をハイエースに積み込んで、忘れ物チェックをして、出発!
今日は那覇に戻ります。
まずは道の駅・許田へ。
往路にも立ち寄ったところですが、お土産探しタイムということで1時間のフリータイムに。
昼食の時間にはまだ早いので、みんなは「走っている車の中で食べる」と言ってお弁当を買っていましたが、私は運転があるので早めのお昼ご飯を食べてしまうことにしました。
沖縄に来てまだ食べていないものを…ということで、タコライスをチョイス。
ちなみに、タコライスの後ろに写っているかき氷のようなものは、「ぜんざい」です。
一瞬、「えっ?」って思いますよね。
沖縄で「ぜんざい」というと、甘く煮た豆(金時豆が主流)と白玉の上にかき氷が乗っているものが主流なんだそうです。
「豆好き」、「甘いもの好き」の長女は無言になってガッツイテいました。
さて、お腹を満たした後は、沖縄自動車道にのって一気に南下します。
高速を走ってしまえば早いもんで、1時間20分で那覇市内に到着。
OTSとまりん営業所でレンタカーの返却手続きを済ませると、そこから市内のホテルまでは無料で送迎してくれます。しかも、借りていた車をレンタカー会社の方が運転して送ってくれるので、荷物の移動もなく楽チンでした。
私はこの旅で初めての助手席を体験。運転をして下さった方には沖縄の話をいろいろ聞かせて頂きました。ちなみに、この冬の沖縄の暖かさはやっぱり「異常」らしいです。普通ならやっぱり冬は肌寒くて、ジャケットを着るのは当たり前なんだとか。
さてさて、今夜の宿、「ホテルアベスト那覇国際通り」に到着しましたぁ〜。
チェックイン時間まではまだ時間があったので、荷物だけ預かってもらい国際通りを散歩しました。
ホテルは国際通りに入り口(県庁前の交差点のすぐ近く)にあるので、ぷらっと出掛けられます。
なんでもすぐに触ろうとする長女。
「見るだけ〜だよ。手はうしろ。」
と何度も言い聞かせていたら、こんなポーズをとるようになりました。
後ろから見るとちょっとかわいいな。
「市場本通り」に到着。
この先の雰囲気が好きなんです。ここを歩くと、琉球王国は東アジアや東南アジアとの結びつきが強かったということがよくわかります。
あれもこれも食べたくなってしまって困るのですが…(笑)。
そして、牧志公設市場に到着。
おっ!
またエビ発見!
それにしても何もかもがデカイですね。
牧志公設市場は1階には肉や魚のお店が並び、2階には食堂が並んでいます。
1階で鮮魚を買うと、そのまま2階の食堂で調理をして食べさせてくれるというシステムがあり、ここで食事をしたいとも思っていたのですが、時間はまだ15時。食事にはちょっと早い…。かといって、一度ホテルに戻って夕食時に再びここまで歩いて来るのはちょっと遠い…。という訳で、ここは雰囲気を楽しんだということで食事は諦めることにしました。
また来る機会があるかな。
ホテルに戻りました。
ちなみに、ここは2年前にも泊まったホテルです。部屋が狭いのが難点なのだけれど、立地条件がよい(国際通りは目の前、ゆいレールの駅まで徒歩2分)、寝心地が最高にいいシモンズ製ベッド、朝食が美味しい!ということで、今回もまた利用することにしました。
夕食は「るるぶ」に載っていた、「なかや食堂」。ホテルから歩いて5分程のところにありました。
のれんをくぐり、「定食でもいいですか?」と聞くと、「ワンドリンンクはお願いします。お通しは出しませんので…。」と言って頂けました。
さてさて、まだ沖縄で食べていないものを!
という訳で、てびちを注文。
これは、作ってみようにも関東にはじゃなかなか肉が手に入らないですよね。
ホテルに戻って、お風呂に入って。しかし…
案の定、興奮して全く寝る気配のない2人。
おまけに飛び跳ねてベットから落ちそうになるし、こっちはハラハラヘトヘト…。
やっぱり「古民家」はよかったな…。なんて思ってしまいました。
さて、これが沖縄最後の夜です。
明日は飛行機に乗ってお家に帰るよぉ〜!
(つづく)
Posted at 2017/01/20 21:18:57 | |
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